春の企画展〈反芻 篠原有司男〉関連講座 篠原有司男を反芻する

高橋　裕人 @seibishou

川口市立アートギャラリー・アトリアにタッチ！ http://t.co/CSijZaAxXo

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講演会までアリオで休憩～

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「篠原有司男を反芻する 」第2回「日本の前衛 マンガ、ウキヨエ、チョウジ ューギガ」山下裕二氏、はじまり

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「普段質問って受けないんですよね。講演て気持ちよく終わりたいんですけど、古美術なんか変な質問する人がいてね。」（山下先生）

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篠原さんとの出合いの話。赤瀬川源平さんがきっかけ。先日の椿会内覧の豪華な写真も。

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ジャックダニエルが好きだった篠原さん。60年当時の豪華な顔ぶれの写真がぞくぞくと。

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近年再評価されるネオダダ。98年には大分でネオダダ・ジャパン展。

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赤瀬川さんなくして再評価はなかった。前衛から入って文筆にシフトしたのは他にいないのでは。講演は千円札事件の解説に。

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篠原さんの「雪舟対決」繋がりそうにないものが繋がった嬉しさ。そして岡本太郎を通じての接点へ。『今日の芸術』アジテーション。

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密度の濃い講演会。演題の漫画や鳥獣戯画の内容に入らず一端休憩。

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講演会前半戦は美術出版社の篠原有司男対談集「早く、美しく、そしてリズミカルであれ」が主にベースになっています。後半戦、岡本太郎の話題から再開。山下先生の運命の関わり。

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雪舟に手厳しかった太郎。アカデミックな美術の世界に対する太郎の態度にしびれた山下先生。篠原さんら世代もそうした文章に触れた。

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「僕と椹木野衣は、太郎を復活させるために敏子さんの手のひらの上で転がされてたと思いますよ。」（山下先生）w

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辻惟雄先生とギュウチャンは確か同い年→！

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「エドワード・ホッパーは俳句」篠原有司男

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やっと鳥獣戯画へ。ギャラリーから与えられたテーマなので…w 会場でわかるが、ギュウチャンは鳥獣戯画を意識している。

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日本美術は世界の中でも高度に洗練され、大陸から刺激を受けながら成熟していった。外来の強い刺激があった時には美しい奇形を生み出す。

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ギュウチャンが鳥獣戯画的なものにひかれた心情もわかる。日本人は昔からキャラクター好きで、ギュウチャンにも通じる。

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奇想でいうと、蕭白に影響を受けたのは横尾忠則さん。少年マガジンの表紙の紹介、ぶっ飛んでます。

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日本万国博覧会せんい館ポスター。岡本太郎や横尾忠則さんと深く関わる一方で、万国に行かなかった赤瀬川さんやギュウチャンと関わる。つくづく縁を感じる、と。

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横尾さんデザインの芳年画集、見てみたいなあ。

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美術手帳98年の漫画特集で山下先生の文章。マンガはマンガとして面白い。ギュウチャンもマンガやホッパーや雪舟もフラットに見ている。

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山下先生の一番好きな漫画家→つげ義春。ねじ式の原画は僕にとって国宝、とまで。ギュウチャンが読んでいるかは微妙。20世紀後半の漫画は江戸時代の浮世絵と同じくらいの位置付けになるはず。

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ネオダダが具体との違いは、作品として残ることを意識して行っていないということ。

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篠原さんの映画が作られサンダンスで賞をとったとのこと。今はカンヌへ出展。ちなみにそのカンヌで話題の福山雅治とは10年前にポカリスエットのCMで共演していた。