百合論:しん・「むげんのみなもに」考察
- amamiya1yuuki
- 3922
- 0
- 0
- 0
導入部
・・・ある相互フォロワーさんの考察を見てなぜかやって見ようと思ってしました
黒霧操先生や井村瑛先生、大北紘子先生とかは裏世界的な所がかいま見れるけど、高崎ゆうき先生のむげんのみなもにの方がなぜかはるかに上を言っている感じ
2013-05-22 00:06:39それでも幸せです むげんのみなもに考察 http://t.co/2oFNd0WZlB ここの最後らへんでも言っているけど多分僕が知っている中で百合姫作品屈指の違和感があるんだよねー
2013-05-22 00:15:11違うかもしれないのは承知で言うとむげんのみなもには何度も「当たり前」の「幸せ」のことを言っている。ゆりゆりしたところふんだんにあるのに所々目に付く
2013-05-22 00:24:29そして、彼女ら(登場人物のカギリとみなも)に襲いかかる出来事はなぜか百合に対してじゃなくて人と違う事に対する差異である。作中はそれは何度も伺える
2013-05-22 00:33:25むげんのみなもに自体を読んだことがある人が少ないかもしれないけど、他の百合作品と線引きしてしまうくらいおかしなことをしている気がしてしょうがない
2013-05-22 00:39:57第1話
んじゃ、1話目に入ります。カギリが車に轢かれるシーンで物語は始まります。この時カギリがぼやいていたことは作品を語る上で大事な部分を担っています。この話で注目する点はカギリとみなもはどうして「普通」にこだわっているかが後になって分かる点です
2013-05-22 01:09:31「死ねる」こと。それは僕ら人間では当たり前のこと。それがカギリには当たり前ではありません。カギリは不老不死だったからです。 「老いる」こと。それも僕ら人間では一定の早さで起きること。それがみなもには一定の早さではありません。みなもは齢9歳で体は成人同然だったからです
2013-05-22 01:14:53僕らはもしかしたら「非日常」を求めている傾向があるかもしれない。 恐らく一般人であろう数々のサブキャラ達は「非日常」に手を染めようとしたがる。 けれど、カギリとみなもは「日常」を手に入れようとする。僕らがそれは当たり前だろとため息をつきかねないことを欲しがる
2013-05-22 01:23:15ふと、彼女らはテレビに映し出された「普通」のデートをしたいと言って休みの日にデートに行ったりと楽しんでいました。しかし、そこから彼女らにとある現実が襲いかかります。みなもは9歳の子供として見てもらえずそれどころか大人扱い。カギリはそんなみなもを救う為、人の悪意を買って生きる
2013-05-22 01:37:48それらは彼女らが「普通」として見られていないことを十分に示してしまう出来事です。「どうして、私たちはみんなと違うの?」そう言っても不思議ではないことをこの1話で分かります。「みんなと違う」。その部分が恋愛感情ではなく人間という誰にでも当てはまりそうな所にあるのがこの物語の特徴です
2013-05-22 01:43:07