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放射能と動植物フェーズ1 (日本ざる、うぐいす、 ヤマトシジミの過去ログ)
放射能と動植物フェーズ2 (2013年5月30日 モーニングバード)
東電の原発事故から2年2ヶ月あまりたちますが、福島県民は、いまだに15万2199人の方が避難をされてます。(2013年5月29日現在)そこにい続ければ、健康に被害があるかもしれない心配があるからです。http://t.co/flBcvMjhBa モーニングバード2013/5/30
2013-05-31 05:11:57放射能が、人間だけでなく、動物や植物にどんな影響をあたえるのか、琉球大の大瀧丈二せんせい。北海道大学の秋元信一せんせいに、お話をうかがいました。二人とも、放射能が昆虫に与える影響を調べておられます。http://t.co/flBcvMjhBa モーニングバード2013/5/30
2013-05-31 05:17:43琉球大の大瀧先生はヤマトシジミというチョウの調査をしています。原発事故直後、チョウは冬越しの幼虫状態でした。これが2011年5月ごろ、始めてチョウとなって飛び出し、これが最初に事故の影響を受けた。まずはそのチョウの採集から始めました。http://t.co/flBcvMjhBa
2013-05-31 05:29:56福島県での2011年サンプリングは5月と9月の2回でした。福島のヤマトシジミの成虫を沖縄で飼育し子ども世代、孫世代に放射能による影響がどうであるか調べた。調査した結果、他では見られない異常が見られた。http://t.co/flBcvMjhBa モーニングバード2013/5/30
2013-05-31 05:38:51福島県で採取したヤマトシジミには、触覚が普通1本のはずが二本に分かれているなど触角の異常。足先の形成不全、複眼、また羽の模様や形の異常。腫瘍ができているなど、他では見られない異常が観察された。http://t.co/flBcvMjhBa モーニングバード2013/5/30
2013-05-31 05:46:39ヤマトシジミの一生は1ヶ月と非常に短い。4ヶ月後は4世代目となる。一回目は2011年5月の採取。その4ヶ月後9月採取ぶんは4世代目となり、人間にすれば、100年間の影響調査したと同じことになるという。http://t.co/flBcvMjhBa モーニングバード2013/5/30
2013-05-31 05:52:182011年9月に、つくば市で採取のヤマトシジミの異常率は6.7%だったが、福島市や本宮市で採取のヤマトシジミは、35%を超える高い異常率だった。また放射線量が高くなると、異常固体の発生率も上がる傾向が明らかになった。http://t.co/flBcvMjhBa モーニングバード
2013-05-31 05:58:32福島県で採集してきた個体どうしを交配して、生まれた子どもへの影響を調べると、子世代では、異常率や死亡率が上昇する結果になった。神戸で採集したヤマトシジミにくらべて、いわき、広野、本宮、福島市周辺の固体は、明らかに異常率が高くなっていた。http://t.co/flBcvMjhBa
2013-05-31 06:04:15ヤマトシジミの内部被ばく状況を調べるため、汚染レベルの異なる地域でチョウのえさカタバミを採集し、沖縄のヤマトシジミに食べさせる実験をした(子世代の異常率、内部被ばく実験)結果は放射能汚染の量につれ、異常率が上がった。http://t.co/flBcvMjhBa モーニングバード
2013-05-31 06:10:59山口県宇部市で採集のえさをヤマトシジミに与えた場合、子世代のチョウの異常率は6.2%だけだったが、福島市や飯館村で採集のえさをチョウに与えた場合、子世代の異常率が、70%を超えることが明らかになった。http://t.co/flBcvMjhBa モーニングバード2013/5/30
2013-05-31 06:16:22福島県で採集したヤマトシジミ、その子孫世代に異常が観察された。そして汚染の高い地域で採集したえさを食べた沖縄のヤマトシジミに、かなりの健康被害がでることがわかった。これが人間や他の昆虫にあたえる影響は今後さらに研究続けないとわからない。http://t.co/flBcvMjhBa
2013-05-31 06:27:48今後はヤマトシジミの遺伝子配列(ゲノム)をすべて読んでゆき、汚染地域のゲノムとの違いの比較を行ってゆく。実際にゲノムの傷を特定して証明して始めて、低線量で遺伝子に傷が入るのかどうか、わかることになる。http://t.co/flBcvMjhBa モーニングバード2013/5/30
2013-05-31 06:35:09コールドショック(低温刺激)による羽の変異と、規則性のない羽の異常は、全くちがう
琉球大の大瀧先生は原発事故前からずっと、ヤマトシジミの研究をしてきた専門家だ。ヤマトシジミは寒冷地で一部の固体にコールドショック(低温刺激)により、羽の模様に変異がでることがあるが、今回のものは全く違う。http://t.co/flBcvMjhBa モーニングバード2013/5
2013-05-31 06:42:21コールドショック(低温刺激)によるヤマトシジミの羽の変異と、今回明らかになったような規則性のない異常は、全く異なる。チョウの羽の模様の異常は、人間でゆえば「あるべきものがない。あるべきでないものがある」という異常だ。http://t.co/flBcvMjhBa モーニングバード
2013-05-31 06:50:01アブラムシ
北海道大の秋元先生はアブラムシの形態を詳しく調べた。卵から孵化したばかりの幼虫は全体で、13%くらいの固体が異常をもっていた。他地域と比較しても統計的に意味のある高い割合で、福島のアブラムシには異常がでた。http://t.co/flBcvMjhBa モーニングバード2013/5
2013-05-31 07:05:29アブラムシの一齢の幼虫には、たとえばお腹が二つに分かれてしまうという異常が見られた。これはまだ誰も見たことがないくらい、非常に稀な変異です。北海道大の秋元先生は、もう30年以上も研究を続けている。http://t.co/flBcvMjhBa モーニングバード2013/5/30
2013-05-31 07:10:05アブラムシの研究をしている日本の研究者アメリカの研究者また30年研究を続けている秋元先生も、これまで見たことがないような異常が、福島で採集したアブラムシから観察された。通常ではまず起こらない変化です。http://t.co/flBcvMjhBa モーニングバード2013/5/30
2013-05-31 07:15:20福島県川俣町で2012年に採集したアブラムシの異常率は、13%という結果がでたが、北海道や福岡県など他の地域では、およそ5%だった。統計的にも意味のある数字だと秋元先生は語った。http://t.co/flBcvMjhBa モーニングバード2013/5/30
2013-05-31 07:21:50