大島さん（@kenichioshima）の大阪府市エネルギー戦略の提言関連tweet

大島堅一 @kenichioshima

大阪府市エネルギー戦略会議終了。「大阪府市エネルギー戦略の提言」をまとめた。報道されるかどうかわからないので説明するが、直近の再稼働問題でも非常に重要な内容を含んでいる。特に、原発の安全基準が世界最高のものとは到底言えず、アメリカに追いつくだけで数年かかること、

大島堅一 @kenichioshima

さらに安全基準ができても、各原発を審査するための審査指針をつくり、さらにそれをマニュアル化し、検査する人を講習するなどが必要であることも書かれている。そのようなことをやってはじめて真っ当な安全規制体制ができる。今、報道では、7月に安全基準ができたら、すぐに申請でき、審査も

大島堅一 @kenichioshima

簡単にできるかのように伝えられているが、全く無理だということが書かれている。佐藤委員が今日の記者会見でも言っていたが、アメリカはこういう安全規制を10年かけて作ってきた。さらに、実際に申請をだしても、4000人の人員を要するNRCですら安全審査に何年もかかる。

大島堅一 @kenichioshima

大阪府市エネルギー戦略会議の報告書は、そのようなリアルな現実を踏まえた提言になっている。せめて、再稼働との関連だけでも報道では伝えてほしいと思っていたが、毎日新聞の報道をみていると、どうやら記者には理解できていなかったようだ。

大島堅一 @kenichioshima

朝日や日経の記者が熱心に質問していたけれど、分かってくれてるんだろうか、と心配。再稼働を容認するという意見を持っている人にとってすら、世界最高の安全基準にしなければならないとは思っているはずだが、報道はいったいどう伝えるんだろうか。

大島堅一 @kenichioshima

「原子力ルネッサンス」が喧伝されたアメリカ（NRCの人員は4000人と日本の規制委員会・規制庁の数倍いる）においてすら、審査に何年もかかっているのに、まだろくな基準もなく、審査した上に、改造が必要になる日本で、どうやって数ヶ月で再稼働などできようか、というのが今日の議論。

大島堅一 @kenichioshima

なんで、報道はこれを伝えないんだろう。電力会社の再稼働の移行は、すぐそのまま流しているのに、いったい何故なのか、理解に苦しむ。

大島堅一 @kenichioshima

佐藤委員は、実際にアメリカの原発のコンサルタントをやっている実務家で、アメリカの規制を具体的に知っている非常に貴重な人物だ。その人が、具体的に提言し、今日は「安全な原発は絶対に出来ない」「原発をやるということは原発のリスクを理解した上で受け入れるということだ」と言っていた。

大島堅一 @kenichioshima

真っ当な安全審査体制ができたとしても、仮に再稼働しようとすれば乗り越えなければならないことはいくつもある。安全規制も何も全てすっとばして、再稼働していいと国民は考えているんだろうか。現時点での、毎日、共同通信の大阪府市エネルギー戦略会議に関する報道は、全く的を外している。

大島堅一 @kenichioshima

このまま安全規制体制が不備なまま、電力会社がいうように再稼働につなげていったら、その責任の一端はマスメディアにもあるように思う。

大島堅一 @kenichioshima

国民も、また騙された、ということになるのでは。RT @Hitsuji1919: 本当に。また、騙されていたと言い訳するのでしょうか。RT “@kenichioshima: このまま安全規制体制が不備なまま、電力会社がいうように再稼働につなげていったら、その責任の一端はマスメディア

大島堅一 @kenichioshima

もしかしたら佐藤委員の言っていることの重大性が伝わっていないかも、と思って、何度か佐藤委員の発言の意義について補足説明をしたのだが、メディアは分かってなかったようだ。朝日、日経や、テレビ局はどう報道するんだろう。