「藝術の宗教学」への路

《近代的な宗教概念が担ってきた期待や願望や欲望》に乗っかって　それを水路づけるのがこれまでの宗教学／宗教論だったわけだが　ボク自身は「宗教と政治」とか「宗教と紛争」とかを対象にすることで　そうした本流へのカウンターをねらってきた

2013-05-23 15:07:43

そういう傍流気取りなボクであるけれど　では《近代的な宗教概念が担ってきた期待や願望や欲望》を宗教学が対象化しなくてよい、と考えているかというと　決してそうではない　《近代的な宗教概念が担ってきた期待や願望や欲望》こそが宗教学の命である　ただし、

2013-05-23 15:43:56

KONDO Mitsuhiro 近藤光博 @mittsko

ただし、それはナイーヴではありえない　批判的な考察を経なければ　現代の思想的、哲学的要請には　とてもじゃないけど応えられない、と確信している　じゃ、ボク自身はどうするか…？

2013-05-23 15:44:57

KONDO Mitsuhiro 近藤光博 @mittsko

そこで至りついたのが　《世俗の宗教学》ということ　①宗教概念＝制度を析出する独立変数としての《世俗》の構成と力学を解明すること　②そうして《世俗》の深部をつかまえること

2013-05-23 15:46:12

KONDO Mitsuhiro 近藤光博 @mittsko

《近代的な宗教概念が担ってきた期待や願望や欲望》を　旧来は排他的、二項対立的に定められきた《世俗》の側へと探しもとめること　すなわち、《世俗》と《宗教》が共有するヒトの可能性そのものにアプローチすること

2013-05-23 15:47:40

KONDO Mitsuhiro 近藤光博 @mittsko

そのアプローチの一つとして「藝術の宗教学」に至ったんです（ホントは「芸術人類学」が一番いいと思うんだが…残念なことに…）　そして、「藝術」のひとつとして映画に注目している、と　まぁそういうことになります

2013-05-23 15:49:05