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丸山天寿先生の「私の好きな信長公の登場する漫画」

「戦国を舞台にした物語では、信長公を外して書くのは難しい。それほど強烈な性格で、歴史上絶対に必要な存在である」
マンガ 丸山天寿 織田信長
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丸山天寿 @tenjumaruyama
さて日曜日のお遊び。1582年6月2日、「本能寺の変」。織田信長公が、家臣の明智光秀公の謀反により、本能寺で自害。信長公は日本史上、最もカリスマ性のある政治家と言われる。そこで本日のお題「私の好きな信長公の登場する漫画」全ての叱責、異論、追加を認めます。文中敬称略。→
丸山天寿 @tenjumaruyama
「織田信長」-横山光輝。山岡荘八の歴史小説が原作。信長を覇気ある強い戦国人として描く。弱小の織田家を結束させ、尾張美濃統一を果たし、天下統一目前まで、常に戦い続けた革命児の生涯を原作に忠実に描いた作品。教科書を読んでいる感じがするが、信長の入門書としては最適かも知れない。→
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「夢幻の如く」-本宮ひろ志。本能寺の変で自害した筈の信長は「天からの一筋の光」で命を救われる。信長は偽名を使い、秀吉の天下取りに協力し、日本統一を成し遂げた後、その野望を海外に向ける。世界統一を目指す信長の果てなき野望。壮大なホラ話である。「もし」の世界で活躍する信長は魅力的。→
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「信長公記」-小島剛夕。海外の新たな事物に強い好奇心を燃やし、当時の感覚とはかけ離れた自由な経済交流を図り、それを阻害する人物や思想と戦い続けた英雄。信長公記を元に、現代の鬼才画師が奔放に描いた秀作。迫力ある時代劇を描かせたら、平田弘史とこの作者の右に出る者はないと思う。→
丸山天寿 @tenjumaruyama
「信長」-池上遼一。工藤かずやの緻密な時代考証を踏まえた原作と、池上の細密な画力のマッチした傑作。信長は怜悧だが、人間味のある人物として描かれ、奇矯な言動にはあまり触れていない。お市に対する愛情等も興味深い。一時期事情があり発行が止まっていたが、現在では全巻読める。→
丸山天寿 @tenjumaruyama
「内閣総理大臣織田信長」-志野靖史。もしも、信長が現代の政治家だとしたら、という発想で描かれる風刺ギャグ漫画。非常に高い支持率とともに政権をスタートさせ、持ち前の型破りな行動で日本中に旋風と混乱を巻き起こす。この作品は黙って読んで下さい。笑いの中に現代の真実が見えて来る。→
丸山天寿 @tenjumaruyama
「タイムスキップ真央ちゃん」-北崎拓。小学生の真央ちゃんは、謎の携帯電話で戦国時代にスキップしてしまう。しかも、信長の小姓・森蘭丸に乗り移っていた。戦国時代をエンジョイ光秀とも親しくなるが、刻々と迫って来る本能寺の変。掲載誌は小学五年生だったが、大人も充分に楽しめる。→
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「ミスタージパング」-椎名高志。金も力もない日吉は、ある日若き日の信長と家康に出会う。少ない元手で商売を始めて成功を目指す日吉の運命は、二人に出会って次第に変わって行く。半分はSFだから、登場人物の出自や行動は異なるが、何となく納得がいく。こんな信長がいても良いと思う。→
丸山天寿 @tenjumaruyama
戦国を舞台にした物語では、信長公を外して書くのは難しい。それほど強烈な性格で、歴史上絶対に必要な存在である。漫画、小説、映画様々な信長公が登場するが、まだまだ書きつくされていないと思う。私ならもっと怪しげな伝説や言い伝えを織り込んで書くのに…。いつか、その機会が来れば良いな。了

コメント

吟剣詩舞人 @ginkenshibu 2013年10月1日
「信長協奏曲」も「信長の忍び」も「信長のシェフ」も「劇画信長公記」も「信長戦記」も無いのか・・・。
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