masanorinaito氏によるトルコ騒乱の解説

masanorinaito @masanorinaito

新聞記者諸君。私に、IOCはどういう反応ですかね？と聞くのはやめてくれないか。私はスポーツにもオリンピックにも疎いし、トルコの騒乱をオリンピックと結びつけるのは日本だけで、トルコの人たちは、目下オリンピックなんて眼中にない。スポーツ担当相は別だけどね。

masanorinaito @masanorinaito

BBCニュースでイスタンブール騒乱の解説、でたらめ。過去30年にはなかった様々な層の抗議が今回の騒乱と。当然だろう。10年前に公正・発展党が政権を取るまで、トルコ民族主義と世俗主義に反する声は、それこそ軍のクーデタという反民主的方法で弾圧したから、市民の抗議にならなかった

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イスタンブールでの騒乱を支持する側の野党、共和人民党CHPは、クルド政党を罵倒し、PKKとの和解を国民への裏切りと非難し、シリア反政府勢力を支援する政府を殺人者呼ばわりしていた。

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反政府騒乱は確かに多様な市民の抗議だが、その「多様な声」には、反イスラーム感情や、トルコ民族主義の極右的な立場からの「抗議」が含まれている。それほど胸を張って、現政権の非民主的態度を非難できる人々ではない。過去半世紀、抑圧の対象だったのは本物の左派ぐらいだろう。

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この写真みると分かるが、プロテスト側にはトルコ共産党の旗とトルコ国旗の両方が。共産党支持者は数の上ではごく少数だろうが、左派と右派が呉越同舟。どっちもイスラーム主義者は嫌いだからね。 http://t.co/wDgiIbf5kE

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クルド政党まで抗議運動に参加。他の参加者から敵意も。 カオスだな、もはや。http://t.co/51IaRNXpwZ

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@shamilsh AKP政権自体は大丈夫でしょう。いまさら右翼のCHPが政権になえるとは思えません。

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トルコ国内の反政府側の主張をみていると、何をどう変えてほしいのかが、判然としない。何をしたいのか？ただただイスラーム主義政党の政権が嫌だというなら、選挙で戦え

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トルコ全土に拡大した騒乱。組織的に暴れているのはトルコ共産党などの極左。エルドアン政権に不満を持つ若者たちやケマリストがそれに参加。妙に共産党の旗が多いが、彼らには政治的影響力はない。

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参加者の多様性が増したのは、SNSで警察の横暴が情報共有されたことと、誇張されたことによるのではないか。野党は多様な層が結集と言うが、エルドアン首相を嫌う人たちが多様だということで、あんた(CHP)の支持者が増えたということではない。

masanorinaito @masanorinaito

新自由主義による市場経済の暴力に対抗する世界各地のoccupy運動と今回のトルコの騒乱を同根とみなすのは当たっていない。反対派は反イスラーム主義、反エルドアンでは一致しているが、あとは全く親和性のない共産主義者や世俗者、国家主義者の寄せ集め。

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エルドアン政権には、市場経済の中でのし上がろうとする力と格差拡大の抑止を図ろうとする力が混在。公正・発展党が勝利したのは、財閥支配のトルコ経済に風穴を開け、貧困層への具体的支援策が功を奏したため。元々イスラーム主義は新自由主義と合わない。

masanorinaito @masanorinaito

トルコでの騒乱は、エルドアン首相が私服を肥やしているという反発が背景。アルコール規制への反発は世俗主義支持派、クルドとの和解への反発はトルコ民族主義派、そして私服を肥やすかつての貧困層出身の首相に対する反発は、敬虔なムスリム保守層から。

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発端となった公園の跡地にショッピングモールをつくるそうだが、そういうプロジェクトがしばしば首相の取り巻きの政商たちに発注されていることは、かつてから問題とされてきた。今回もそれが背景にある。

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「トルコの春」？いくらエルドアン首相を独裁者呼ばわりしたいからって、それはないだろ。http://t.co/7CNwQd8jMm

masanorinaito @masanorinaito

昔なら(公正・発展党政権が成立する2002年以前)トルコ国旗やアタテュルクの顔入り旗を降ってる人を放水銃で吹き飛ばしたりしなかった。吹き飛ばされるのは、イスラームの旗を持った保守派と赤旗もってる左翼。 http://t.co/PAzwUIsZc1

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Fotoğraflarla: Türkiye'de protesto gösterileri http://t.co/KMAsncs5H3どうでもいいが、この男が持ってる国旗とアタテュルクの絵からして、どうみたってトルコ民族主義の支持派。

masanorinaito @masanorinaito

一寸前までEU諸国は、こういう人物をしばしばEU諸国のメディアや政治家は、トルコ民族主義の「ファシスト」呼ばわりしてたはずだ。それが今度は、イスラーム主義と闘う自由を求めるプロテスト、か？

masanorinaito @masanorinaito

Oraya sivil bir yurttaş olarak gittim @anadoluajansi http://t.co/zz78yIc3xE世俗主義＋トルコ民族主義政党の共和人民党CHP党首「私は一市民として騒乱の場に赴いた」もう守りに入ったか。

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トルコのギュル大統領が水と油の世俗主義野党の党首を官邸に迎えた。嫌われ首相がモロッコ行ってる隙に… http://t.co/twmsfRmVJ3

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2007年、今のギュル大統領が選出されようとしていた時、およそ民主的とは思えない方法で妨害し、議会では未来永劫選出できないように画策したのがCHP共和人民党。

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そのころも、タクシム広場で大規模な集会が開かれて（暴徒化はしなかったが）、アタテュルク・コールで気勢を上げたが、あっという間に、選挙で公正・発展党AKPに敗れたのが、共和人民党CHP。

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そしてこの共和人民党は建国の父アタテュルクの衣鉢を継いできたことを正統性の根拠とし、建国の父の遺産を無残にも食い潰してしまった。前の党首は、優秀な参謀たちを次々と切り捨て党首の座にしがみつき、最後は不倫現場の動画をばらまかれて退陣に至った。

masanorinaito @masanorinaito

エルドアンも変わってしまった。たかが詩の一節を演説につかったことで、詩がイスラームを賛美するものだとして訴追され、公民権をはく奪された。2002年の総選挙で公正・発展党が勝利したときに首相になれなかったのはそのため。復権した彼は、世俗主義を背後から力で支えた軍を嫌悪した。