渡邊芳之先生ynabe39の「素朴な正義感というのはだいたい反近代である。」
千の風になって。
渡邊 芳之(わたなべ よしゆき、1962年4月22日 - )は日本の心理学者。帯広畜産大学人間科学研究部門(人文社会・体育学分野)教授。博士(心理学・東京国際大学)。 佐藤達哉、尾見康博との共同研究を中心に心理学論、心理学史、人格心理学や血液型性格分類の批判的検討などの分野に論文・著作を持つ。趣味はレコード蒐集。
http://ja.wikipedia.org/wiki/渡邊芳之
渡邊 芳之 -帯広畜産大学-
http://www.obihiro.ac.jp/ichiran/watanabe_yoshiyuki.html
「やっていいことと悪いこと」もまず相手が「いいもの」なのか「わるもの」なのかによっていくらでも変わる。「わるもの」に対してであれば何をやっても許される。
2013-06-08 06:40:28「法によって権利が制限される」ことと「権利がない」ことは違う。制限される権利は「あるけど制限される」んだし、そもそもないものは制限できない。
2013-06-08 06:47:44近代の法律というのは「悪人を減らすため」よりも「誰かに悪人だと思われただけでどんどん殺されてしまわないため」に整備されてきたのではないか。
2013-06-08 06:55:31それは正義という言葉が、西洋ではfairnessを意味しているのに対して、日本では勧善懲悪を意味しているから。悪人もfairに扱わなければならないという意識が乏しい。
2013-06-08 07:02:18素朴な道徳や正義を主張しているけど,どんどん突き詰めていくと「北斗の拳」みたいな世界を待望していることになってしまう,という例は多い。
2013-06-08 07:06:01まあわが国においては学者知識人というのは基本的に「欧米的思考と価値観のエージェント」なのでそれと日本本来の思考や価値観とは相性が悪いよ。
2013-06-08 07:08:54まあ「すで社会的制裁を受けている」みたいなことがとくに問題なく前提になるわけだし。そこで「おいおい裁判の前に社会的に制裁なんかしていいのかよぉ」と感じる人は少ない。
2013-06-08 07:11:15「裁判になる前に退学など厳しい処分をしておくと裁判での情状酌量の根拠になってけっきょく本人のためになる」みたいなことが真顔で言われるしなあ。
2013-06-08 07:12:15
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