2013年6月11日

バチカン「現代のカトリック教会はまるで博物館や美術館のようだ」

カトリックの総本山のバチカンが現代のカトリック教会建築を批判した。
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伝統 vs モダン

ArchDaily @ArchDaily

The Traditional versus the Modern in Church Design http://t.co/sp83yyzeUo #architecture

2013-06-10 01:46:02
未発育都市 @mihatsuikutoshi

現代のモダン様式の教会は昔ながらの伝統様式の教会とかなり異なる。そのことに対してカトリックの総本山のバチカンが「現代のカトリック教会はまるで博物館や美術館のようだ」と批判した、というニュースを元に書かれている。>RT http://t.co/sXWpWQapon

2013-06-10 09:11:23
モダン様式とは?

 モダン様式(modernism)は、19世紀以前の様式建築を批判し、市民革命と産業革命以降の社会の現実に合った建築をつくろうとする近代建築運動により生まれた建築様式。

 モダニズム建築の多くは装飾のない直線的構成を持つ立方体を特徴とし、俗に「豆腐のような」「白い箱」と形容される。機能的・合理的で、地域性や民族性を超えた普遍的なデザインとされた。(Wikipediaの「モダニズム建築」の項より)

未発育都市 @mihatsuikutoshi

Modern Catholic churches resemble museums, says Vatican via http://t.co/y2b2buQDF1 バチカン「現代のカトリック教会はまるで博物館や美術館のようだ」 http://t.co/3M4S58puOm

2013-06-10 09:14:19
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未発育都市 @mihatsuikutoshi

伝統様式の教会(例)。/ サン・ピエトロ大聖堂 http://t.co/5V2qtJ3vzq http://t.co/EfTsiog3fk

2013-06-11 10:34:54
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未発育都市 @mihatsuikutoshi

モダン様式の教会(例)。/ New Church in Foligno – Doriana e Massimiliano Fuksas http://t.co/A8q0Ezwv5D http://t.co/OiycQ78wCN

2013-06-11 10:30:54
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未発育都市 @mihatsuikutoshi

ArchDailyの記事に戻ると、昔ながらの伝統様式の教会は装飾や壁画などによって宗教的世界が造られているのに対してモダン様式の教会では瞑想と沈思(meditation and contemplation)に基づく宗教的体験によって宗教的世界が造られていると鮮やかに分析している。

2013-06-10 09:26:10

イコノクラスム

Oricquen @oricquen

“マリの世界遺産「被害は予想以上」 NHKニュース” http://t.co/wb8R4C2UXV

2013-06-10 08:30:51
未発育都市 @mihatsuikutoshi

破壊される「マリの世界遺産」(写真)。 http://t.co/aSmVXpiCz2

2013-06-11 10:06:41
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新宿次郎 @shinjukujiro

イスラム原理エリアでは、世界遺産に指定することが「偶像であり、破壊すべきアイコン」と言う真逆の役目を果たすことになる。世界遺産に指定しない方が襲撃ターゲットにならず、結果的に文化遺産は守られる / “マリの世界遺産「被害は予想以上…” http://t.co/WcHLwj5714

2013-06-10 06:55:44
イコノクラスムとは?

 イコノクラスム(iconoclasm)は、宗教的に敬われる画像を破壊する行為。

 キリスト教で有名なイコノクラスムには、東ローマ帝国におけるイコノクラスムと宗教改革時(ルターカルヴァンなどの宗教改革)に西ヨーロッパで起こったビルダーシュトゥルムがある。(Wikipediaより)

未発育都市 @mihatsuikutoshi

イコノクラスム(聖像破壊運動)。16世紀の宗教改革で破壊された教会の彫刻(写真)。 http://t.co/9rcaJyZY8V

2013-06-11 09:21:33
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未発育都市 @mihatsuikutoshi

ま、20世紀初頭のモダニズムも「聖像破壊運動」だっけどな。ちなみに、モダニズムを牽引した建築家のル・コルビュジエは、カルヴァン派教徒の末裔である。カルヴァン派は偶像崇拝を排除して「聖像破壊運動」を行った。モダニズムとは、単なる合理主義や機能主義ではなく、一つの宗教だった。

2013-06-10 08:55:28
未発育都市 @mihatsuikutoshi

建築家の磯崎新は「新建築2009年3月号」の「〈建築〉/建築(物)/アーキテクチャー」の小論で、「プロテスタンティズムもモダニズムもその運動の始まりは、アイコンの破壊だった」と述べている。 http://t.co/0yAsackCXu

2013-06-11 09:20:45
未発育都市 @mihatsuikutoshi

だから現代の建築家が「アイコン」的な建築をキッチュだとみなして嫌うのも、そういう歴史的経緯があるからだ。カルヴァン派なんだよな。それは宗教ゆえに強固なのだ。

2013-06-10 09:00:46
未発育都市 @mihatsuikutoshi

ま、いずれにせよ、この「伝統様式の建築」vs「モダン様式の建築」の図式は、僕が『ニコちく』に寄せた拙稿『形態はアイコンに従』の問題提起の一つでもある。というわけで、僕のブログにその拙稿のプロローグを載せているので興味がある方はぜひ。 http://t.co/GEtHfhFETx

2013-06-10 09:35:52

(僕のブログ「未発育都市」の「【お知らせ】同人雑誌「ニコちく―「ニコニコ建築」の幻像学」に寄稿しました」の記事に、その拙稿のプロローグのところを載せています。)

おまけ

「fabricated myth」 (eau.、「FRENZ 2010」出展作品)。

「偶像崇拝」をテーマにしたモーショングラフィクス。奇跡を起こせなかった人形(偶像)の儚く悲しい物語。3分20~30秒頃に「iconoclasm」の文字。


作品解説

「fabricated myth」 = 「でっち上げられた神話」

・第0シーン : オープニング

 あるところに、一神教を信仰する少数民族がいた。彼等は、目に見えるような「神」の像は作らずに、一神教に端を発する自然崇拝のような信仰を行っていた。

・第1シーン : 偶像の創造と崇拝

 ある彫刻師が、その信仰心ゆえに「神」の像=偶像としての「人形」を制作。その「神」のシンボルを人々は強く受け入れた。

・第2シーン : 偶像の受命、奇跡の実現

 崇拝者達の熱烈な信奉によって、「人形」は遂に神より意識と生命が与えられる。生命を与えられた「人形」は数々の奇跡を行う。街は色鮮やかな光に包まれる。

・第3シーン : 偶像への懐疑

「奇跡」が、狂信によって肥大化。彼らの肥大化した「奇跡」と、実際に「人形」が行った「奇跡」とのギャップが埋め切れず、反動として次第に「人形」への不信が募っていく。

・第4シーン : 偶像破壊

「人形」に「釘」を打ち付ける。彼らは遂に「人形」を破壊するようになる。「人形」は「釘」によって両手両脚を板に打ち付けられ、やがて胸に「釘」を打たれて絶命する。

・第5シーン : エンディング

「人形」の首は刈り取られ、晒し首として台の上に置かれる。血が切断面から垂れ落ちる。人々は「人形」の首を捧げ、輪になって踊る。

(作者の解説(プロット)より抜粋。)


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