【論争編】「限定正社員」は「論外」なのか?

「限定正社員」は「論外」なのか?(『ブラック企業』著者・今野晴貴氏) http://togetter.com/li/518777 の続編です。 「限定正社員」についての『ブラック企業』著者・今野晴貴氏の議論に対して、全日本金属情報機器労働組合(JMIU)の書記長・三木陵一氏の論争。※難しいです。 続きを読む
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*「限定正社員」は「論外」なのか?(『ブラック企業』著者・今野晴貴氏)

まとめ 「限定正社員」は「論外」なのか?(『ブラック企業』著者・今野晴貴氏) 賛否両論の限定正社員論について、『ブラック企業』著者の今野晴貴氏が連続ツイート。 論争編に続きます。 http://togetter.com/li/518845 7943 pv 110 4 users 35

三木陵一 @ryouitimiki
@konno_haruki @magazine_posse 正確に言うと、勤務地や業務を限定することでなく、そのことを口実に解雇しやすくしたり、賃金労働条件を「無限定正社員」と格差をつけ均等待遇原則を否定したりする議論を肯定することが「論外」なのだと思います。
今野晴貴 @konno_haruki
@ryouitimiki ありがとうございます。限定することで、解雇の要件や待遇はどうなるかは、労使の力関係できまることのはずです。限定正社員だから不合理になる、というわけではないことに留意した議論を展開すべきではないでしょうか。相手の意図はそのわざと誤解を広げることなのですから
今野晴貴 @konno_haruki
「限定」されていれば、従来の日本型雇用との間で処遇が異なったものになる。この点を全否定すると、議論が混乱する「全部どり」を経営側に飲ませるだけの力関係は存在しないのだから。例えば、一般職の賃金上の待遇を、総合職と全く同じにはできないだろう。格差がどの程度になるのかは、運動次第。
今野晴貴 @konno_haruki
先日の新福祉国家構想研究会での木下武男先生の報告では、非正規雇用については限定正社員化をめざし、日本型正社員は流動化政策に対抗し、徹底して雇用を守る闘いを行う。この二つの方向性を示されていたと、私は理解した。この方向性に、基本的な違和感はない。
今野晴貴 @konno_haruki
この議論が、誰の、どれを指すのかの整理が、重要ですね。@ryouitimiki 勤務地や業務を限定することでなく、そのことを口実に解雇しやすくしたり、賃金労働条件を「無限定正社員」と格差をつけ均等待遇原則を否定したりする議論を肯定することが「論外」なのだと思います。
三木陵一 @ryouitimiki
@konno_haruki コース別管理でいう「一般職」「総合職」は通常、仕事(職務)が異なる。これは事実上、男女間の仕事差別、昇格差別にもつながっていくのだが、「職務限定」の場合は、同一労働でも賃金・処遇に差をつける分、もっと悪質といえると思います。
三木陵一 @ryouitimiki
@konno_haruki 運動上の経験でも、派遣・偽装請負から、直接雇用(有期)へ、有期から無期へ、そして、賃金改善へと段階を踏んで一歩一歩前進させていくことが大切。「限定正社員」論を認める(肯定する)ことは、その道をみずから塞ぐことにつながらないか心配です
今野晴貴 @konno_haruki
なるほど。確かに日本型正社員が、職務給であれば、格差がおかしいとしか言いようがありません。しかし、日本型の方に、仕事と処遇の連続性がないために、別扱いせざるを得ないと思うのです@ryouitimiki 「職務限定」の場合は、同一労働でも賃金・処遇に差をつける分、もっと悪質といえる
今野晴貴 @konno_haruki
@ryouitimiki そこが、議論すべき処ですよね。私は逆に、限定正社員が新しい労働運動戦線の構築の足掛かりになると思っています。ただし、限定正社員が、「無限定社員との比較」のロジックで持ち出されてしまうと、逆効果だという認識です。その場合、ただ「二流社員」を作られるだけです
今野晴貴 @konno_haruki
@ryouitimiki 間接雇用から直接雇用。有期から無期。ここまでは、まったく同じ考えです。ただ、無期になったあとに、どのように待遇の改善を図るのか。これがポイントですね。ここで「無限定との比較で限定」となると、最悪です。しかし、日本型との均等待遇を求める戦略にも懐疑的です
今野晴貴 @konno_haruki
@ryouitimiki 連投で失礼します(笑)。格差を容認するという意味ではもちろありません。そうではなく、待遇改善の戦略として正しいのか、という問題提起です。経営側は、「義務も均等にせよ」という動きをとるでしょうから、そこで争うことが長期的に有利なのか、ということですね。
今野晴貴 @konno_haruki
私見であるが、非正規雇用の待遇改善において、日本型正社員との「均衡処遇」を求めてきたことは、非常に理解できるのだが、弱点を含んでいた。なぜなら、日本には求めるべき「均衡(この言葉自体にも問題がある)」の基準が属人的にしか存在しない。だから、過剰労働の論理に巻き込まれてしまうのだ。
今野晴貴 @konno_haruki
労働運動家で、「均等処遇」に反対する者などいない。だが、日本型雇用の前提の下では、「均等」という概念は、どうしても「属人処遇において均等」という形式に引き寄せられてしまう。だから、非正規の待遇改善において、「均等」よりも、別の論理=最低賃金などが、重要になってしまうのである。
三木陵一 @ryouitimiki
@konno_haruki こちらこそ申し訳ありません。今野さんのイメージでは、ある意味、現地採用の現場労働者や中小企業労働者はすでに「限定正社員」に相当。にもかかわらず政府はあえて「限定」という言葉を持ち込んで賃金・処遇を引き下げをねらっているのだと思います。
三木陵一 @ryouitimiki
@konno_haruki  こちらもツイートの連投で訳がわからなくなってきましたので、ここらあたりでとりあえず失礼します。機会があれば、ゆっくりお話をきかせてください
河添 誠 KAWAZOE Makoto @kawazoemakoto
広い広い大海では、「限定正社員を評価するのは論外」という主張は、ありふれた、珍しくもない主張なんだけどね(苦笑)。ま、議論するつもりもないけどさ。
河添 誠 KAWAZOE Makoto @kawazoemakoto
ちなみに、いかなる運動潮流の労働組合の活動家リーダーでも、「限定正社員」制度の導入に肯定的な方に会ったことがない。一人でもいるのか?ちなみに、労働側に立つ労働法学者や、日本労働弁護団に属している労働弁護士にもだ。
今野晴貴 @konno_haruki
議論は必要でしょう。よくない姿勢ではないでしょうか。"@kawazoemakoto: 広い広い大海では、「限定正社員を評価するのは論外」という主張は、ありふれた、珍しくもない主張なんだけどね(苦笑)。ま、議論するつもりもないけどさ。"
今野晴貴 @konno_haruki
私はしょっちゅう会いますよ(笑)いろいろな文脈がありますが。確かに、「全肯定」の人は、私を含め一人もいないかもしれません@kawazoemakoto: いかなる運動潮流の労働組合の活動家リーダーでも「限定正社員」制度の導入に肯定的な方に会ったことがない。一人でもいるのか?
今野晴貴 @konno_haruki
複雑な議論を、賛成、反対だけで二分して、「あいつは分かっていない」という言い方をするのはやり方としてよくない。運動を分断し、分裂を招く論理。必要なのは、話し合うことと、共有できる各論では一致して行動すること。

コメント

吉見和彦 自捨新生 @yoss_2525 2013年6月15日
労働契約で肝心の職務内容が決められていない「非限定正社員」こそが特殊なものということが腹に落ちなければ「限定正社員」の議論はできないでしょう。
欠点’s @weakpoints 2013年6月17日
「限定正社員」というのが問題ではなくその制度に関わる人間を一人の労働者が信頼できないから【制度が色眼鏡で見られている】というのが一番の問題だと思う
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