【レンマサ】父の日ネタ②

おひとりぼっちのゆーと @yu_neta_to

①レ「折角の休みなのにごめんね」 真「いや。昨日も言ったが特に予定もなかったからかまわん」 レ「ありがとう」 真「ところでどこに行くのだ」 レ「んー、お前も行った事あるところかな。楽しい場所じゃないけど」 真「？」 レ「つくまで時間かかると思うから、寝ててもいいよ」

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②真「いや、それよりお前と、話が、したい」 レ「いいよ、何の話をしようか」 真「ここは」 レ「俺の母さんが眠ってる場所」 真「なぜ、ここに」 レ「今日は母さんじゃなくて父さんに会いに来たんだ」 真「お前の父上、に？あ、明日は父の日か」 レ「うん。どうしても話がしたくて」

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③レ「母さん1か月ぶりかな。でも今日は母さんじゃなくて父さんに会いに来たんだ。父さん、今日は父さんに話があってきた。俺は、ずっと父さんに嫌われてると思ってた。父さんが愛していた母さんの命を俺が奪ったようなものだからね。だから俺なんて生まれてこなければよかったと思ってた。

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④でも、兄貴から父さんの事を聞いた。俺がまだ小さい頃に母さんが死んだせいで父さんは俺にどう接したらいいのかわからなかったって。兄貴達は母さんが父さんと兄貴達の間に入ってたからそうでもなかったけど、俺には父さんの行動・言動をそのまま受け取る事しかできなかった。

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⑤俺が母さんの映像とか曲を見たり聞いたりしてると叱ったのは、母さんの姿を見る事で俺が寂しい思いをするんじゃないかと思ったからだって。父さんはいつだって俺の事を思っていてくれた。俺の事を愛してくれていた。俺は全然気づく事ができなかった。今になってやっと知る事ができた

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⑥ 父さんが俺に父親らしい事をなにもしてやれなくてすまなかった。と伝えてくれって言ってたって兄貴から聞いた。・・・そんな事ない。父さんは俺の事を愛してくれた、それだけで俺はすごい嬉しい。俺の方こそ何もしてあげられなかった。ごめん。俺は父さんの子供に生まれてよかったって思う。

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⑦俺の事を思って、愛してくれてありがとう。俺は今、大切な家族、大切な仲間、なによりも大切な人と一緒にいられてすごく幸せです。こんな俺だけど、これからは母さんと一緒に見守っていて下さい。2人の息子でいられる事を誇りに思います」 真「レン…」

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⑧レ「ありがとう、真斗。俺人じゃどうしても来る勇気が出せなかった」 真「いや。きっと今ごろお前の父上と母上は息子が立派に成長してとても喜んでいると思うぞ」 レ「そう、かな。そうだったら嬉しいな」 真「きっとそうだ」 レ「あっ、これ、この間発売した俺のCDよかったら聞いて

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⑨あと、これも」 真「白いバラ？」 レ「うん。亡くなった人には白いバラを贈るんだってさ」 真「それは知らなかった」 レ「これでやっと親孝行できたかな。真斗本当にありがとう」 真「いいや、お前の力になれてよかった」 レ「また来るからね、父さん、母さん。

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⑩ さて、この後は特に予定ないんだけどどこか行きたいところでもある？」 真「んー少しだけ買い物に付き合ってもらってもいいだろうか」 レ「了解。ショッピングモールとかでいいかな」 真「あぁ、よろしく頼む」