【『ひらめく人の思考術』vs.『ずるい成功術』】著者によるトークショーで、ラテラル・シンキングを使って質問に答えている件

2013年6月11日、紀伊国屋書店大手町店にて行われた『ひらめく人の思考術』『ずるい成功術』2冊同時発売記念トークショー。 そこで著者・木村尚義氏により語られたラテラルシンキングの魅力などを徹底再現!
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岩崎輝央(本の編集者) @t_iwasaki1981

【木村尚義氏・2冊同時発売記念『ひらめく人の思考術~物語で学ぶラテラル・シンキング』(早川書房)VS『ずるい成功術』(廣済堂出版)大手町紀伊国屋トークイベント】 当日の様子をツイートします! #nacky

2013-06-17 14:33:14
岩崎輝央(本の編集者) @t_iwasaki1981

どうも、身長2メートルマイナス10%の木村尚義です。よく背が高いですねと言われるんですが、自己紹介に混ぜてこうやってみたら好評だったので、こう言っています。 #nacky

2013-06-17 14:34:08
岩崎輝央(本の編集者) @t_iwasaki1981

ラテラル・シンキングって一言で言うと何かというと、突飛な発想です。「それってずるいですね」と言われることが多いんです。だから、それをタイトルにして、『ずるい考え方』という本を出しました。 #nacky

2013-06-17 14:34:20
岩崎輝央(本の編集者) @t_iwasaki1981

それ以来、「ずるい木村さん」と言われたりします(笑)。ちょっと語弊があるんですが・・・。 #nacky

2013-06-17 14:34:27
岩崎輝央(本の編集者) @t_iwasaki1981

今回、2冊同時に発売することになりました。『ひらめく人の思考術』は、物語形式です。『ずるい成功術』は、10人のエピソードから面白い話をクイズ形式にしました。 #nacky

2013-06-17 14:34:36
岩崎輝央(本の編集者) @t_iwasaki1981

両方とも、読むだけで雑学も身について、ラテラルシンキングも身につけられます。「ためになって面白い」を目指した本です。 #nacky

2013-06-17 14:34:43
岩崎輝央(本の編集者) @t_iwasaki1981

ラテラルシンキングの説明をすると、対になる考え方で、「ロジカルシンキング」というのがあります。これはたくさん本が出ているので、ご存知の方も多いでしょう。では、ラテラルは? #nacky

2013-06-17 14:34:51
岩崎輝央(本の編集者) @t_iwasaki1981

まず、ロジカルシンキングは、再現性が高いもの。いろんな現象をロジカルに追求すると、答えが出ます。例えば、製品開発は、ロジカルだといいものができる。 #nacky

2013-06-17 14:34:59
岩崎輝央(本の編集者) @t_iwasaki1981

ただ、全員がロジカルシンキングをやると、どうなるか? #nacky

2013-06-17 14:35:06
岩崎輝央(本の編集者) @t_iwasaki1981

みんな、同じような答えを出してしまうんです。世の中に同じような企画が多いのは、ロジカルシンキングで突き詰めているからなんです。 #nacky

2013-06-17 14:35:16
岩崎輝央(本の編集者) @t_iwasaki1981

同じような企画、同じような製品が多いと、だんだん堅苦しくなってしまう。コスト削減、お金をなるべくかけない方向に進みます。それが進み過ぎるとどうなるか? #nacky

2013-06-17 14:35:22
岩崎輝央(本の編集者) @t_iwasaki1981

自動車だと、「ハンドルに遊びがなくてもいいじゃないか」とか、「事故を起こさないなら、シートベルトがなくてもいいなじゃないか」というところまで行ってしまうことがあります。 #nacky

2013-06-17 14:35:30
岩崎輝央(本の編集者) @t_iwasaki1981

そうなると、失敗が許されなくなるので、世の中が非常にギスギスしてしまいます。 #nacky

2013-06-17 14:36:19
岩崎輝央(本の編集者) @t_iwasaki1981

それをなんとかしようと思って。余裕とか遊びの部分をもっと広げたい一心で、この2冊の本を作りました。 #nacky

2013-06-17 14:36:27
岩崎輝央(本の編集者) @t_iwasaki1981

2冊同時になったのは、私の執筆が遅かったからです・・・。どうせ2冊なら、早川書房さんと廣済堂出版さんという老舗の出版社さんで一緒にタイアップできないかと、こういう企画ができました。 #nacky

2013-06-17 14:36:37
岩崎輝央(本の編集者) @t_iwasaki1981

これも「遊び」の部分です。出版社さんは、なかなかこういうふうに共同で展開することがないんです。つまり、出版社さんにラテラルな部分を認めてもらえたということです。面白い展開ができました。 #nacky

2013-06-17 14:36:45
岩崎輝央(本の編集者) @t_iwasaki1981

実際、ラテラルシンキングがどういうものかは、本を読んでもらえればわかりますが、たとえば、スティーブ・ジョブズはラテラルシンキングが得意です。 #nacky

2013-06-17 14:36:54
岩崎輝央(本の編集者) @t_iwasaki1981

製品ではなく、体験で考えようということで、日本の携帯電話はいろんな機能が入っていて、機能競争になっています。どっちのほうがたくさんの機能が入っているか、の勝負になっているんです。 #nacky

2013-06-17 14:37:01
岩崎輝央(本の編集者) @t_iwasaki1981

カメラがついていたら、どちらのカメラが性能がいいか、という競争になってしまっています。 #nacky

2013-06-17 14:37:09
岩崎輝央(本の編集者) @t_iwasaki1981

アイフォンは、日本の携帯に比べると、性能はたいしたことがありません。たくさんの機能を追加するのではなく、何も機能がないところから始めて、アップストアで機能を追加する方向にしました。 #nacky

2013-06-17 14:37:20
岩崎輝央(本の編集者) @t_iwasaki1981

最初は何も機能がなくて、あとから追加するというのは、非常に簡単なのに気づかなかった。競争になっていると、どちらが機能がたくさんあるかになってしまうんです。 #nacky

2013-06-17 14:37:28
岩崎輝央(本の編集者) @t_iwasaki1981

ジョブズは、機能をなくしてしまい、必要なときに必要な機能を入れてこうと考えた。これがラテラルシンキング。そんなことが、『ずるい成功術』に書いてあります。 #nacky

2013-06-17 14:37:35
岩崎輝央(本の編集者) @t_iwasaki1981

『ひらめく人の思考術』は、表紙が印象的といえばいい言い方ですが、直球な表紙です。こちらは、物語形式で、楽しみながら読んでいくと自然にラテラルシンキングが身につきます。 #nacky

2013-06-17 14:37:42
岩崎輝央(本の編集者) @t_iwasaki1981

ストーリーは、ダメダメなサラリーマンがいて、なぜダメかというと、組織に馴染めない発想をするんです。それをあるメンターが見つけて、その発想を「それはラテラルシンキング」ですと教えてあげる。 #nacky

2013-06-17 14:37:50
岩崎輝央(本の編集者) @t_iwasaki1981

そして、サラリーマンが成果を上げていくという物語です。組織でうまくいかない人がそれを活かす手段を見つけ出せるのが、ラテラルシンキングの特徴です。 #nacky

2013-06-17 14:38:00