メモ・6月前半

前半のネタメモ
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酔宵堂 @Swishwood

まどほむを書かない理由? そんなもの「五十六億七千万年後まであり得ないから」に決まってるじゃないですか。そんなもの、刻の終わりまであり得ない、あってはならないものなんだ。無いからこそ意味がある、そう云うものだ。

2013-06-09 02:27:55
酔宵堂 @Swishwood

ちょっと考えれば窮極円環態の顕現は世界の終わりにしかあり得ないことは自明で。契約者が存在する限り看取る必要があり、「この手で」の願いが叶うのは必然的に契約者すべてが存在しなくなるときであり、それは世界に契約可能な知性体が存在し得なくなるときと同義である。

2013-06-09 02:42:28

蒼に、捧げる

朝戸 たなぎ@もう恐13 C-06 @sen_asanagi

『青い剣への鎮魂歌 Requiem fur blaue Schwert』 厨二でもかっこいいよね(*'ω'*)

2013-06-01 01:17:02
酔宵堂 @Swishwood

その八振りの柄に、刻まれた。 Ut queant laxis Resonare fibris Mira gestorum Famuli tuorum Solve polluti Labii reatum Sancte Ioannes Oktavia von Seckendorff

2013-06-01 01:24:10
酔宵堂 @Swishwood

魂の御名よ、奏でるものの歌よ。 届かずとて謳おう、心焦がす旋律を。 我は一振りの刃、葬送の旋律。 理の迎えあるまで暫し、我が楽堂にて心安らがれよ——!

2013-06-01 01:30:26
雪見バーガー @H926

「巴マミはそんなことも教えてくれなかったのかい?」 そんなことどころか、何一つとして教えてもらえてはいないんだよ。

2013-06-02 14:47:19
酔宵堂 @Swishwood

何一つ教わること無く。それであの強さなのだから、素質——いや、その願いの真摯さと云うべきか——が、いかほどのものであったか。そしてまた、ほんとうに磨けば、それはどれほどの利剣たり得たか——

2013-06-02 14:51:13

わたしたちのチカラ

酔宵堂 @Swishwood

「で、何だっけ?」「と、魔法って……なんなんでしょう。あの人は観測がどうとか難しいことばっかり仰るので」「ああ、ありゃ特別だよ。アイツは感覚じゃなくて理屈で魔法使えるからなあ」「理屈で……」「そ。あたしらはそうだね、想像力だと思っとけばいい。結果をしっかり想像出来ればいいんだ」

2013-06-02 03:29:48
酔宵堂 @Swishwood

あ。最源流であるが故に「中間理論をすっ飛ばして結果と直結出来る」のが円環魔術大系の強みなのにそれをもう一度理論にするのは車輪の再発明と一緒で勿体無いとは云えるか……

2013-06-02 04:00:34
酔宵堂 @Swishwood

「勿体無いんだよ。折角理屈抜きで使えるチカラなのにさ」「……気持ち悪いのよ。いくら自分のものでも原理もわからないまま使うのは」「まあ想像力っていうか結果を確信することが肝要ではあるけど」「そう。わたしは結果の確信を過程を構築することで強化してるのよ」「……ふうん、器用なもんだね」

2013-06-02 05:18:34
酔宵堂 @Swishwood

結局のところ魔法の根源が事象観測の改変と固定であるのならそれは「想像力」と換言することが可能であり、つまりは「世界に喧嘩を売る」力に他ならない。世界のありように異議を申し立て、それを押し通す力——が、歪みでない筈がないのだ。

2013-06-03 03:07:33
雪見バーガー @H926

夢見ることが魔法少女の力になるのなら、夢などもう見ない、見ている暇もない大人は魔法少女にはなれないね。起きて現実と戦わなければならない人間にとっては、夢はそれの邪魔になるのでしょうね?>志筑仁美のナイトメア サキュバス・インキュバスも聖職者を堕落させる夢なるものですね。

2013-06-03 02:59:51
酔宵堂 @Swishwood

であればこそ。ただ人はその魂を以て直接外界に触れさせることを成し遂げえず、ゆえにその想像力は内界に籠ったままになる。それを発散させる機構が「夢」であるが、もしそれが何らかの契機に外界と繋がったらどうなるか。漏れ出る理不尽が、現実を侵蝕するならば。

2013-06-03 03:12:03
酔宵堂 @Swishwood

「少女は世界を侵すユメを見る」

2013-06-03 03:15:04
酔宵堂 @Swishwood

迂闊にループの記憶を持ってくることが世界にすごい歪みを齎すんだよなー。ある筈のない記憶が存在する筈のない現象の核と云える存在が在ることを保証してしまう。

2013-06-13 16:00:17
酔宵堂 @Swishwood

記憶の切片が夢の底を穿ち貫く。あとは空想のままに還元されるのみであった"それ"は漏れ出し、目覚める。少女の取り戻した、あってはならない筈の記憶。 「追憶(おもいで)が、世界を再び侵す」

2013-06-03 03:36:56
酔宵堂 @Swishwood

いってしまった。あんなに大事な記憶、だった筈なのに。それは確かに今までにない熾烈な闘いで、こうして今立っていられるのが不思議なくらいの危機だった。どうやって切り抜けたのか、それすらあやふやなほどに。朝日の中微笑んだ、あれは誰か。そんな幽かな終りの記憶と——名前だけが、残っていた。

2013-06-11 05:51:17

横顔を追って

酔宵堂 @Swishwood

あの子が転校してきたのは、いくつの時だったかな。あの頃のあたしは男の子みたいに元気いっぱいで、ちょっと見かけない子が転んだ拍子にランドセルの中身をブチまけてて、それがあの子との出会いだったんだ。今じゃ想像つかないかもだけど、真っ黒いおさげの、もひとつパッとしない子だったんだよ?

2013-06-08 05:38:01
酔宵堂 @Swishwood

そんなんだからヘンになつかれてさ、クラスでもその子の面倒はあたしの仕事、みたいな雰囲気でさ。あたしも、なんか守ってやらなくちゃ、みたいに思ってたよ。それからしばらくして、また入院しないといけなくなったんだけど、お見舞いに行くのはあたしと、あとはもう一人二人、大抵そんなんだった。

2013-06-08 05:48:46
酔宵堂 @Swishwood

その子が生まれる筈だった同い年の少女を、いろいろの理由もあって預かることにした。見過ごせなかった、と云うのはあるだろう。その名前を知っていたから、でもある。むろん綺麗事だけではない打算もあるにはあったけれど、それは彼女には関係のない話だ。「団欒、なんですね」と云う。「初めてです」

2013-06-07 06:14:03
酔宵堂 @Swishwood

そうだ。あの日から、その名だけは娘には付けるまい、そう思っている。その名はその子のものであり、ここには居なくともいつかの、私の娘なのだ。彼女が口にするその名前を聞いて、そんな大事だった筈のことさえ忘れてしまっている自分に愕然とする。それはあの子が拙い悪戯書きに刻む、その名だった。

2013-06-06 04:49:44
酔宵堂 @Swishwood

無理をしないでいいと云われて、足許から崩れていってしまったような感覚を味わったことがある。あの子の姉であろうとする以前にまず、自分自身でありなさい……と、云われたのだったか。「でも」「でもじゃないよ。そんなことしなくても家族は家族さ」ほら、そんな顔しなくていいんだって、と。

2013-06-05 04:08:17
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