フランスの協同組織金融機関

フランスの協同組織金融機関について聞いてみたまとめ。
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(๑╹◡╹๑) @tsuchie88

昨日Disったスペインの貯蓄銀行(Caja)なんかは、ある意味で構造的に農協に似ている。金融機能の収益で、本来は行政や公益団体が果たすべき任務を、Cajaを保有する財団が行っているわけで

2013-06-18 18:37:14
Takanori Watanabe 💉💉💉💉💉 @takawata19

@tsuchie88 フランスの協同組織金融機関は庶民銀行、貯蓄銀行、農協、信用組合とか色々あって良くわかりませんが、それぞれの違いわかります?

2013-06-18 18:42:23
(๑╹◡╹๑) @tsuchie88

@takawata19 根本的な話ですが、フランスの金融機関を設立根拠法に基づいて大雑把に分類すると、銀行、協同金融機関、自治体信用金庫、特殊銀行の4つに分類することができると思います。とはいえ、基本的にはドイツと同様に制度的にはユニバーサルバンク制度になっています。

2013-06-18 19:10:01
(๑╹◡╹๑) @tsuchie88

@takawata19 あんまし、わしもきちんと理解していないのですが、このうち協同金融機関は、金融シェアの半分以上を占めていますが、この中でも業態によって、貯蓄銀行、庶民銀行、農協、協同信用金庫といった形態があります。

2013-06-18 19:13:19
(๑╹◡╹๑) @tsuchie88

@takawata19 協同系金融機関の系統金融機関(下位組織)として考えると、農協を母体とするクレディ・アグリコール(CA)、庶民銀行と貯蓄銀行を母体とするBPCE、信用金庫(自治体信用金庫と商業信用金庫)を母体とするクレディ・ミーチュエルの三つに大別できると思います。

2013-06-18 19:19:45
(๑╹◡╹๑) @tsuchie88

@takawata19 協同系金融機関は、規制緩和やユニバーサルバンキングの進展で従来の業務を超えた異業種に進出して差異が非常に少なくなってきていると思いますが、先ほどの系統別で考えるとCAが農協を母体とした金融機能、庶民銀行と貯蓄銀行が相互貯蓄銀行的(預金を受け入れて公債で運用

2013-06-18 19:26:51
(๑╹◡╹๑) @tsuchie88

@takawata19 信用組合が相互組織的な出資によって、投融資を行うノンバンク(といっても預金の受け入れは行う)という違いがあると思います。この中でも、庶民銀行は預金の受け入れと融資の双方を行うのに対して、どちらかというと貯蓄銀行は預金の受け入れと決済手段提供が主です。

2013-06-18 19:28:39
Takanori Watanabe 💉💉💉💉💉 @takawata19

@tsuchie88 確かに、貯蓄銀行は労働者とかの相互組織なのに対して庶民銀行の方は中小の起業家が作ったという話がありましたね。

2013-06-18 20:25:55
(๑╹◡╹๑) @tsuchie88

@takawata19 繰り返しになりますが、こういった協同組織金融機関の分類は、現在では業法上の規制が明確にあるわけではなく、歴史的な経緯に由来しているところが大きく、実際には協同系金融機関の中での分類の意味は、機能面ではあまりなくなってきているんじゃないかなと思います。

2013-06-18 19:31:41