130618 自民党の憲法改正案についての鼎談 第13弾 報告ツイート

岩上安身 @iwakamiyasumi

以下、連投。RT @IWJ_ch1 :1.2013年6月18日（火）15時から、「自民党の憲法改正草案についての鼎談 第13弾」の実況ツイートを行います。【出演：澤藤統一郎弁護士、梓澤和幸弁護士、岩上安身】 #iwakamiyasumi

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連投2 RT @IWJ_ch1 :2.岩上「条文について。まず前回の続きを締めくくりたいと思います。残っているのが第10条『最高法規』。現行憲法でいうと、97条、98条、99条です」 #iwakamiyasumi

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連投3 RT @IWJ_ch1 :2.澤藤「自民党改憲草案と現行憲法を比較してきましたが、ときに大日本帝国憲法と比較することもありました。憲法発布勅語の最後に『朕カ現在及将来ノ臣民ハ此ノ憲法ニ対シ永遠ニ従順ノ義務ヲ負フヘシ』とある」 #iwakamiyasumi

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連投4 RT @IWJ_ch1 :4.澤藤「ここと自民党改憲草案の中身が非常によく似ています」梓澤「2つの世界大戦があって、7000万人の命が贖われた。何億人という人たちの悲しみがあった。そういう犠牲の上に、基本的人権が蹂躙されれば、…」 #iwakamiyasumi

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連投5 RT @IWJ_ch1 :5.梓澤「…戦争が起こる、とわかった。自民党案はそうした歴史をバッサリと切り捨てている。そして97条削除によって、国体護持派の精神を掘り起こしている」 #iwakamiyasumi

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連投6 RT @IWJ_ch1 :6.梓澤「97条を削除することで、日本国憲法の『肝』を抜いて、国体精神を復活しようとしている」澤藤「自民党案の前文に『天皇を戴く国家』とあるが、これが国体の思想です」 #iwakamiyasumi

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連投7 RT @IWJ_ch1 :7.澤藤「なぜ削除するのか？『重複だから』というのが自民党側の言い分です。しかし、前後の文脈が全く違う。これは、先祖返り。統治権の由来する正当性の根拠を人民の意志におかないで、神話において、臣民は天皇の家来として…」 #iwakamiyasumi

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連投8 RT @IWJ_ch1 :8.澤藤「…おまえらは憲法を守れよ、というのが大日本帝国憲法。これに戻ろうとしている」岩上「保守派の論客が、しきりに『国柄』という言葉をよく使います。『国体＝国柄』とお考えでしょうか？」 #iwakamiyasumi

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連投9 RT @IWJ_ch1 :9.澤藤「使い方次第です。保守派が使うときは、『国体＝天皇を戴く国家』ということです。『天皇がこう言ったから正しい』と。こう考えると、『天皇制』ほど便利なものはない。為政者はそう考えた」 #iwakamiyasumi

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連投10 RT @IWJ_ch1 :10.澤藤「『天皇は神様』『天皇は現人神』。こうやって利用した。これが国体です。これをもう一度やろうとしている」岩上「何よりも『国体』などと言っているのは、カルトですよね。…」 #iwakamiyasumi

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連投11 RT @IWJ_ch1 :11.岩上「…一種の宗教なんでしょうね」梓澤「支配者の内面に浸透して、人格を作っていることが危険だと思います。自分では気づかない。これが国の一部の人であればいい。しかしこれに全体を従わせるのは危険」 #iwakamiyasumi

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連投12 RT @IWJ_ch1 :12.岩上「憲法98条2項は、日米安保を念頭に置いているように思えます。この点はいかがですか？」澤藤「日本の国内でなかなか実現しない権利を国際条約を使って何とかしようという動きがある」 #iwakamiyasumi

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連投13 RT @IWJ_ch1 :13.澤藤「…こう考えてきたのですが、日本の主権自身が国際条約で抑圧されるようになった場合、ちょっと考えなおさなければならない。憲法と国内に条約を置くというのが普通の考え」 #iwakamiyasumi

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連投14 RT @IWJ_ch1 :14.【第98条第2項「日本国が締結した条約及び確立された国際法規は、これを誠実に遵守することを必要とする」】梓澤「憲法の大原則に戻って考えるとき、憲法の精神に反する条約は正されなければならない」 #iwakamiyasumi

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連投15 RT @IWJ_ch1 :15.澤藤「59年3月の『伊達判決』。問題となったのは、条約の効力が憲法に適合しているといえるかどうか。（条約と言えども、）内閣が決めて国会が批准しているわけですから、これは最大限守るべきであって、…」 #iwakamiyasumi

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連投16 RT @IWJ_ch1 :16.澤藤「…裁判所が口を出すべきではないと最後は言っています。最高裁でも、原則は安保条約の適合性を判断することができる。しかし、一般的に違憲だと言えないときには口を出さない」 #iwakamiyasumi

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連投17 RT @IWJ_ch1 :17.澤藤「現実には、最高裁の判決が、一見明白に違憲である場合を除き、となっているが、そんな場合はない。違憲審査権を放棄したとしか読めないじゃないか、というのが現実的な理解としては正しい」 #iwakamiyasumi

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連投18 RT @IWJ_ch1 :18.澤藤「…条約といえども、違憲審査の対象となると読むべき」梓澤「自民党案101条はこのままですが、『こんな憲法の下で、この地域では憲法を守れない』と考えて、地方で条例を作ったとします」 #iwakamiyasumi

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連投19 RT @IWJ_ch1 :19.梓澤「…するとその条約がバッサリと切られる。こういう逆の機能が101条にはあります」岩上「次にまいりましょう。現行憲法99条『天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、…』」 #iwakamiyasumi

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連投20 RT @IWJ_ch1 :20.岩上「『…この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ』。自民党案では『天皇』が消えている」澤藤「これは、まぁ…、めちゃくちゃというか。よくこんなものまで言い出したなぁ、と」 #iwakamiyasumi

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連投21 RT @IWJ_ch1 :21.澤藤「…『自民党が保守』というのは褒め過ぎで、『国体護持』のイデオロギー、あるいは『極右』とまで言ってもいいんではないか。ナショナリズムが偏狭に出ている」 #iwakamiyasumi

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連投22 RT @IWJ_ch1 :22.澤藤「なぜ『天皇』と『摂政』を抜いたか？（自民党は）恐れ多いからだと言うんです。信じられないですよ。憲法も何も論じる資格はない。憲法を論じる時に『天皇陛下』などと言ってはならない」 #iwakamiyasumi

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連投23 RT @IWJ_ch1 :23.澤藤「…今まで権力の座に付いていたものを引きずり下ろして、そこに『国民』が座った。憲法論を論じるとき、天皇を神聖なものとしてはならない。そう思っているとしたらアホですし、憲法を論じる資格はない」 #iwakamiyasumi

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連投24 RT @IWJ_ch1 :24.梓澤「『天皇は犯すべからざる、無答責だ』などと言うと、非常に便利なのです」岩上「重要なのは、これを口にする人たちはその影に隠れたいという人たちですね」梓澤「憲法というのは公権力を縛るものです。…」 #iwakamiyasumi

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連投25 RT @IWJ_ch1 :25.梓澤「…天皇だけが縛られないとなれば、なんでもできることになってしまう。武力がその中に入れば恐ろしいことになる。これは戦前・戦中の歴史からも明らかです。一体この国をどこに連れて行こうとしているのか？」 #iwakamiyasumi