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まとめ 「限定正社員」は「論外」なのか?(『ブラック企業』著者・今野晴貴氏) 賛否両論の限定正社員論について、『ブラック企業』著者の今野晴貴氏が連続ツイート。 論争編に続きます。 http://togetter.com/li/518845 7943 pv 110 4 users 35

まとめ 【論争編】「限定正社員」は「論外」なのか? 「限定正社員」は「論外」なのか?(『ブラック企業』著者・今野晴貴氏) http://togetter.com/li/518777 の続編です。 「限定正社員」についての『ブラック企業』著者・今野晴貴氏の議論に対して、全日本金属情報機器労働組合(JMIU)の書記長・三木陵一氏の論争。※難しいです。 論争編2に続きます。 http://togetter.com/li/520532 3825 pv 68 2

河添 誠 KAWAZOE Makoto @kawazoemakoto
なんだか、いろいろ騒がしいが、狭い狭い穴蔵での議論はごめんだ
河添 誠 KAWAZOE Makoto @kawazoemakoto
広い広い大海では、「限定正社員を評価するのは論外」という主張は、ありふれた、珍しくもない主張なんだけどね(苦笑)。ま、議論するつもりもないけどさ
河添 誠 KAWAZOE Makoto @kawazoemakoto
ちなみに、いかなる運動潮流の労働組合の活動家リーダーでも、「限定正社員」制度の導入に肯定的な方に会ったことがない。一人でもいるのか?ちなみに、労働側に立つ労働法学者や、日本労働弁護団に属している労働弁護士にもだ。
今野晴貴 @konno_haruki
議論は必要でしょう。よくない姿勢ではないでしょうか。"@kawazoemakoto: 広い広い大海では、「限定正社員を評価するのは論外」という主張は、ありふれた、珍しくもない主張なんだけどね(苦笑)。ま、議論するつもりもないけどさ。"
今野晴貴 @konno_haruki
私はしょっちゅう会いますよ(笑)いろいろな文脈がありますが。確かに、「全肯定」の人は、私を含め一人もいないかもしれません@kawazoemakoto: いかなる運動潮流の労働組合の活動家リーダーでも「限定正社員」制度の導入に肯定的な方に会ったことがない。一人でもいるのか?
今野晴貴 @konno_haruki
複雑な議論を、賛成、反対だけで二分して、「あいつは分かっていない」という言い方をするのはやり方としてよくない。運動を分断し、分裂を招く論理。必要なのは、話し合うことと、共有できる各論では一致して行動すること。
河添 誠 KAWAZOE Makoto @kawazoemakoto
情報提供。改正労働契約法18条の評価をめぐっては、労働法学者の間でも意見が分かれていたのは周知。今年1月14日の西谷敏・大阪市立大学名誉教授の講演ユースト動画&レジュメ http://t.co/W2mTad62Kg 参照。私には、この西谷敏講演の内容は、きわめて説得的だった。
河添 誠 KAWAZOE Makoto @kawazoemakoto
情報提供。改正労働契約法18条の評価については、日弁連シンポジウム「改正労働契約法の施行によって有期契約労働者はどのような影響を受けるか~韓国実態調査を踏まえて~」 http://t.co/G5PPBIdwPR での緒方桂子・広島大学教授の基調講演もきわめて説得的だった。
ささきりょう @ssk_ryo
未確認の情報なので割り引いてもらいたいが、限定正社員の「ルール」の件は、通達レベル(?)でのルール作りで水面下で綱引きをしているとのこと。規制改革会議側の要求はやはり出口(労働契約終了時)に関してで、解雇の際に正社員と「異なる扱い」となることの明記を求めているらしい
ささきりょう @ssk_ryo
まぁ、狙いは出口にあるのだから当然の要求だし、むしろ、そこなしにして今回の規制改革会議の「ジョブ型」というものはあり得ないからね。
河添 誠 KAWAZOE Makoto @kawazoemakoto
情報提供。日本労働弁護団 「労働規制の緩和に反対し、人間らしい生活と労働条件の実現を求める意見書 」(4月23日) http://t.co/pU29eSSTyP 。労働運動の潮流を超えて、ほぼ、この内容で一致。5月15日には集会も開催。当然ながら「限定正社員」への批判も的確。
河添 誠 KAWAZOE Makoto @kawazoemakoto
情報提供。5月15日、日本労働弁護団「解雇規制の緩和に反対する集会」 http://t.co/Yz2jPxrUOH 。前ツイートの声明を元に、連合、全労連、全労協を超えて結集。根本到・大阪市立大学教授の基調講演は、非常に勉強になった。レジュメ・動画などが公開されていないのが残念。

一連のツイートに関連して、河添さんのフェイスブックに、佐々木隆治さん、熊沢誠さんのコメントが(公開設定)。

佐々木隆治「「議論したくない」というところ恐縮ですが、現在の文脈での限定正社員制度の導入に肯定的でないことと、限定正社員という発想そのものを「論外」とするかはまったく違ったことだと思います。
http://s1292.photobucket.com/user/magazine_posse/media/30B930AF30EA30FC30F330B730E730C330C82013-06-18222610_zps9e2316f5.png.html

熊沢誠「河添さん、上記佐々木さんの議論は考えるべき論点です。私は、限定正社員制度をおくならすべての非正社員を限定正社員とせよと要求して闘うべきだと思いますね。
http://s1292.photobucket.com/user/magazine_posse/media/30B930AF30EA30FC30F330B730E730C330C82013-06-18222638_zps4b5f81bb.png.html?sort=3&o=0

今野晴貴 @konno_haruki
熊沢誠さんのコメント。「河添さん、上記佐々木さんの議論は考えるべき論点です。私は、限定正社員制度をおくならすべての非正社員を限定正社員とせよと要求して闘うべきだと思いますね」。このように限定正社員論は、決して「論外」の議論ではないし、「全肯定」すべき問題でもない重要な争点なのだ
今野晴貴 @konno_haruki
限定正社員を「悪用する」議論は、日本型正社員の労働条件の引き下げや、解雇しやすい、という思想の普及を目指している。だが、本来限定正社員は、従来型の日本雇用の過剰労働を批判する中で提案された形態。男女の家庭生活が可能であり、かつ、無期雇用で安定的な雇用を目指すものでもあるのだ
河添 誠 KAWAZOE Makoto @kawazoemakoto
私の「限定正社員」批判が単純化だとするならば、日本労働弁護団や連合や全労連の声明も同様に単純化のはずなのだがね。
今野晴貴 @konno_haruki
批判声明を出すことと、議論の余地もないとすることは、別でしょう。"@kawazoemakoto: 私の「限定正社員」批判が単純化だとするならば、日本労働弁護団や連合や全労連の声明も同様に単純化のはずなのだがね。"
河添 誠 KAWAZOE Makoto @kawazoemakoto
へー。 RT @konno_haruki: 批判声明を出すことと、議論の余地もないとすることは、別でしょう。"@kawazoemakoto: 私の「限定正社員」批判が単純化だとするならば、日本労働弁護団や連合や全労連の声明も同様に単純化のはずなのだがね。"
河添 誠 KAWAZOE Makoto @kawazoemakoto
昨年10月の首都圏青年ユニオンニュースレターに書いた、私の改正労働契約法18条の評価についての文章。同法20条の活用については、多くの論者と同意見で特に異論はなかったため、18条の評価をめぐってだけの文章となっている。→ http://t.co/iVDKk0Mewv
河添 誠 KAWAZOE Makoto @kawazoemakoto
「正社員」という制度はない。「正社員」の労働条件が「好条件」なのは、労働運動の労働市場規制が歴史的社会的に形成されてきたから。もちろん、そのかたちは「正社員」だけに限定されている点で歪んでいる。正規でも非正規でも労働条件向上は、労働運動の市場規制力の範囲が及ぶかどうかにかかる。
ささきりょう @ssk_ryo
「限定正社員」。今回の規制改革会議の狙いは、どう考えても、労働者の解雇をやりやすくしたい、というところにあるよね。それでうまく使われているのが「無限定」正社員という言葉。この論の怖いところは、限定正社員概念を強調することで、「無限定」を是とすることが前提になってしまうところ。
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コメント

nos @unspiritualized 2013年6月19日
いい議論ですね。基本的には(1)から続く今野晴貴さんの見解にほぼ同意しつつ、佐々木さんが強調する、狙いが「解雇のしやすさ」にあるという指摘にも同意。今後、非正規雇用に反対してきたリベラルが「流動性の促進」という一点で取り込まれるのには警鐘を鳴らすべきで、その点で川添さんの懸念に同意。
nos @unspiritualized 2013年6月19日
ちなみに、別の今野さんが書いた、今野浩一郎『正社員消滅時代の人事改革』(日本経済新聞出版社)は必読かと。制度を押し進める側も参考にしている、アカデミックな議論が整理されている。
nos @unspiritualized 2013年6月19日
で、今後、正社員労組はもちろん、非正規労働者、あるいは新規就職者からも限定正社員を許容あるいは望む声は出てくると思うのです。労組としては自分たちの雇用を守る意義が第一ですが、他にメリットとしてアピールするのは「ワークライフバランス」の観点だと思います。
nos @unspiritualized 2013年6月19日
例えば、限定正社員でまず考えつくのは、働く地域を「限定」することです。これは大企業経営者にとっての中央ー地方の関係性においてもマッチしていますが、ある種の労働者にとっても魅力がある。両親の介護や、結婚、地元への愛着など、です。大企業の正社員ですと全国転勤がある訳ですが、このリスクを低減し、自らのワークライフバランスに合った働き方が可能となる。
nos @unspiritualized 2013年6月19日
ここで問題となるのが「同一労働、同一賃金」の原則です。同じ仕事をしているのに、正社員よりも限定正社員の賃金が安い、などということがあっていいのか。この差を、労働の価値ではなく、同じ地域にいられるメリット、逆に言えば転勤リスクを引き受けるかどうかの差、ととらえることはできるのではないでしょうか。
nos @unspiritualized 2013年6月19日
地域限定以外にも、働く時間の限定などもありうるでしょう。シングルマザーの労働者にとっては、こうした「限定」はワークライフバランスの観点から魅力的です。賃金の差については、上に書いたことと同様に、労働価値ではなく、働き方のメリットやリスクの差、と考えうる。
nos @unspiritualized 2013年6月19日
今野さんが指摘する、搾取への抵抗のしやすさという面でも、限定正社員は一考に値するし、私が示したようなワークライフバランスの面でも、労働者にとっても魅力的な一面があります。しかし、です。川添さんや佐々木さんが懸念するように、政府や経営は「解雇のしやすさ」を眼目としている。これは危険きわまりなく、労組そのものの解体にもつながります。ここは団結して批判していく必要があります。
nos @unspiritualized 2013年6月19日
付け加えれば、正社員と限定正社員の賃金の差を労働価値の差とさせないためには、処遇における定昇や出世のカーブに差をつけさせない、ということが必須。つまり、カーブは同じ。もっと言えば全国転勤などのリスクを手当化させるのがフェアでしょうね。さらに、両者が双方向に行き来するチャンスを設けることも大切。
ひろ@猫もふ欠乏症 @hiro_h 2013年6月22日
unspiritualized 全員が限定正社員でも問題無いでしょうね>転勤リスク 転勤時に、新任地でも契約にして、支度金出せばいいだけの話ですから。// unspiritualized 派遣、契約社員等を取り込めてないなら、解体は時間の問題でしょう…>労組そのものの解体
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