幻想郷に『終わり』がやってくるおはなし

これでいいんだろう八雲紫…
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ルーミアちゃんが強いおはなし @strong_rumia

悪いルーミア「ふむ、これでもないな…」 パチュリー「ちょっと」 悪「ん、私の事は気にしないでくれ」 パ「いや、ちょっと」 悪「ふむ、これは私には馴染まないな」 パ「いや、誰の許可を得てここに?」 悪「家主だが」 パ「レミィーーーーッ!!!」

2013-06-20 09:32:13
ルーミアちゃんが強いおはなし @strong_rumia

. パ「ちょっとレミィどう言うこと!?」 レミリア「うるさいね、一体何の話?」 パ「何の話? じゃあないわよ! 何あの黒いの!」 レ「ああ、なんでも魔道書を探しているそうだ」 パ「探しているそうだ。 …じゃなくてー!!」 レ「あはは、いいじゃないの」 パ「はぁ!?」

2013-06-20 09:35:09
ルーミアちゃんが強いおはなし @strong_rumia

レ「どうせ読まない本ばっかりなんだろう? あの子はどうやら大人しいようだから荒らされる心配もないだろうし、当分居つかせてやりなよ」 パ「はぁ… 全く、もし変なことしたらどうするつもりなのよ?」 レ「ん、まあその時は…」 レ「フランの遊び相手にでもなって貰うわ」

2013-06-20 09:39:06
ルーミアちゃんが強いおはなし @strong_rumia

. 悪「闇の魔道書…闇属性ではあるが、この程度ならわざわざ書物を媒介しなくても充分だな…」 パ「…見た目はあの雑魚妖怪と変わらないのに、相当実力があるのね」 悪「まあ、前の世界で色々あってね…」 パ「へえ…しかし、闇属性ねぇ」 悪「自分が持たない属性に興味アリ、かな?」

2013-06-20 10:01:04
ルーミアちゃんが強いおはなし @strong_rumia

パ「むきゅ… まあ、ないといえば嘘になるわ。 私は知的探究心の塊のようなものだから」 悪「なら、本のお礼に闇属性の魔術について色々と教えて差し上げよう」 パ「あら、話のわかる子。 まあ、そういうのは嫌いじゃないわ…」 悪「まあ、生きていく上で必要な事だからな…」

2013-06-20 10:03:30
ルーミアちゃんが強いおはなし @strong_rumia

. 咲「本当に良かったのですか?お嬢様」 レ「ん、ああ…いずれにせよ受け入れないといけない運命だ、それまで楽しくやるのも悪くない」 咲「しかし、奴を今始末すれば…」 レ「…運命と言うのは誰か1人を消したところで大きく変わる訳ではないよ。この幻想郷の崩壊は止められないんだ」

2013-06-20 10:10:54
ルーミアちゃんが強いおはなし @strong_rumia

レ「何にせよ今日はもう下がれ咲夜、私はちょっと独りになりたいよ」 咲「…畏まりました、失礼します」 レ「……。」 レ「これでいいんだろう八雲紫… お前は私に、『これから起こる事を全て受け入れろ』と言った。 運命を視れる私にだけだ…その意味するところぐらい、私にも解るさ」

2013-06-20 10:12:48
ルーミアちゃんが強いおはなし @strong_rumia

. 同刻。 『この幻想郷』の崩壊が、静かに始まろうとしていた。 「魔理沙ぁ…私が優しく殺してあげる!」 「私の求めるあの人は、この世界に存在するの?」 「…てめえ達は、今からこの方をヤッつけに行って下ちい。」 闇夜に佇む3つの黒い影。 果たして―― ~つづく~

2013-06-20 10:30:12