放射能測定器「アルマジロ」を徒歩移動測定に転用してみた。

ドリームコンピュータ製食品用放射能測定器「アルマジロ」Type-3の高計数率を徒歩移動測定に生かせないかテストしてみました。現時点での暫定的な結論は「防振等の対策をしなければ無理だろう」、です。 ※本来の「食品用放射能測定器」としての特性のテストではありません。 ■ドリームコンピュータ株式会社 続きを読む
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とりあえず静止しての使用は問題なし。

tkimura6502 @tkimura6502

アルマジロType3+iPad版iMetry(ランタンマントル1時間):ステレオミニプラグから標準プラグに変換→iRig http://t.co/16rfI6ogto での動作を確認。PC接続は推奨オーディオI/F調達後の予定。 http://t.co/CwYSi8xyDY

2013-06-17 22:04:12
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tkimura6502 @tkimura6502

2インチNaI+GS-2000Aとアルマジロの出力波形の比較。PMT出力のノイズの低さは歴然としている。どこまで下のほうを捨てるかは試行錯誤が必要か。 http://t.co/V3MRobNvfO

2013-06-19 02:29:21
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tkimura6502 @tkimura6502

@nohohon_papa Type3です。作者の方には申し訳ないのですが、食品測定より先に空間で扱おうかと試し中です。S/Nはともかく、2インチNaI+GS-2000Aだと消費電力が大きすぎて外では(バッテリー重量等)いろいろ捗らないので、使いこなせたらいいな、と(^^;)。

2013-06-19 23:40:07

徒歩移動/列車内移動測定に転用したみた結果。

↓徒歩移動測定+列車内移動測定用途での転用を目的に、2インチNaI+GS-2000A+大容量USBバッテリとともに持ち歩いてPCMレコーダー(ZOOM H2マイク入力)で録音してみた例。

途中から異常なレベルで記録されて元に戻っている。(最大録音時間が3時間程度なため手動分割。)

↓PRA4(http://www.physics.usyd.edu.au/~marek/pra/)でノイズ部分を切り捨てて、1秒単位で「Counting Rate vs Time」を書き出してExcelでグラフ化してみた例。

紺色は2インチNaI+GS-2000A(KORG MR-2で16bit/48khzにてライン入力経由で録音)、マゼンタはアルマジロType3(ZOOM H2で16bit/48khzにてマイク入力経由で録音)。AGC/リミッター等は解除済み。

マゼンタの方は何かのノイズを拾って跳ねている。

静止状態でのテストでは問題なし。

↓念のため、0.05μSv/h程度の屋内の静止環境で、アルマジロType3の出力をMR-2(左)/H2(右)の両機で録音してみた。やはり静止状態では問題なし。

余談。波形を拡大してみると、高エネルギー成分の出力波形はクリップされていることがわかる。このあたりの仕掛けに謎解きのヒントがあるのだろうか。

暫定的な結論:シンチは手荒に扱ってはいけません。

(特にオチはありません。)