ラッセン、ヤマガタ、ムラカミ
- nakaZAWAHIDEKI
- 11332
- 6
- 17
- 116
編著『ラッセンとは何だったのか?』(フィルムアート社)が6月26日に発売されます。執筆者は、斎藤環、北澤憲昭、大野左紀子、千葉雅也、大山エンリコイサム、上田和彦、星野太、中ザワヒデキ、暮沢剛巳、土屋誠一、河原啓子、加島卓、櫻井拓、石岡良治、原田裕規(敬称略)の全15名です。→
2013-06-19 00:23:00(承前)昨年8月にキュレーションした「ラッセン展」の問題意識を引き継ぎつつ、展示で触れられなかった問題を盛り込み発展させた、全268頁にわたる本気のラッセン論です。→
2013-06-19 00:23:22(承前)今回、15名全員が驚異的な密度でラッセンを論じました。一冊の作家論としても、現代美術論としても、凄まじいクオリティーの論考揃いです。これまでラッセンに関心を持たれていた方はもちろん、「無関心」だと思っていた方にこそ読んでもらいたい。→
2013-06-19 00:24:36(承前)『ラッセンとは何だったのか?』詳細情報はこちらです(サンプルページもあります)。http://t.co/cp0IMmZcDe
2013-06-19 00:24:43『ラッセンとは何だったのか?』の売りの一つは、この普通あり得ない組合わせの執筆者陣が可能になった点にあります。詳しくは、本当に、手に取ってじっくりと読んで頂きたい。。デザインは宇平剛史さん。最高の仕事です。http://t.co/cp0IMmZcDe
2013-06-19 00:44:42日サロや水商売の匂いが充満した「場末の海」(by千葉雅也)。真面目な話、いろんなコンテクスト抜きでラッセンよりも東山魁夷や平山郁夫が芸術として優れていると言いうる根拠がわからない。誰か”形容詞抜きで”この優劣を論じて欲しい。中ザワヒデキ氏によるヒロ・ヤマガタ問題と同じ困難がある。
2013-06-19 02:52:58第二弾で『ヒロ・ヤマガタとは何だったのか?』を希望/『ラッセンとは何だったのか? 消費とアートを越えた「先」』http://t.co/wgtfav5s62
2013-06-19 09:49:32@bxjp 『実録秋葉原・エウリアンの生態』、『怪奇・版がなくても版画』なんてのも是非。
2013-06-19 09:57:44@bxjp 冗談は置いておいても、ラッセンもヤマガタも複製芸術として受容されているイラストレーター、という認識ですねぇ。但しその複製に投機性があることをほのめかす売り方する販売システムが本質なんじゃないかと。本人達がどういうつもりなのか…。
2013-06-19 10:22:10@junyathesphere 昔『スタジオボイス』のHoney Painting特集(2000年9月号)で中ザワヒデキ×村上隆「ヒロヤマガタとは?」という対談があって、まさにそういったハッピーアートの売り方とかをアーティスト側が語るドンピシャな話題で面白かったのを思い出しました
2013-06-19 13:54:49誰がラッセンを求めていたか - おまえにハートブレイク☆オーバードライブ (id:ykurihara) http://t.co/q3vuqsPMki
2013-06-19 19:40:49ラッセンの絵について考えるとき大事なことは、それがジクソーパズル化を前提に描かれているという事実である。 http://t.co/9MPDENe3ua
2013-06-20 00:09:43論考と鼎談で参加してくださった大野左紀子さんのブログ記事です。>「ラッセン本」に寄稿しました - Ohnoblog 2 http://t.co/oUtr0DdPcJ
2013-06-20 18:55:02@lliiiiisa 村上の功績は大きく、彼は少数派だったけど、彼の努力と企画画廊の勃興、何よりも批評の後退から彼の時代になってしまった、というかその薫陶を受けた人々が今や先生として教えてる状況に。 つきつめるとヒロヤマガタ(ラッセン)が最強ってことになる危険な状況ですが・・・
2013-06-22 01:39:45@lliiiiisa ヒロヤマガタ、、、アート界隈からは忌避され、一般人からはこれこそアートと思われていたという、、、本当に面白い存在だと思います。 アートとは何か規定できず、売れる事が基準で正しいのであれば、ヒロヤマガタ(とかラッセン)を否定できず肯定するしかない気がします。
2013-06-22 02:20:04ラッセン問題に至る中ザワヒデキが命名したヒロヤマガタ問題について村上隆と対談したstudiovoice00年9月号を読んだ。 村上がすげー喋ってて、だいたい今の村上トークって感じの内容だけど結局アートとは何か答えられず、ヒロヤマガタをきっちり否定できてないことろが興味深かったな。
2013-06-22 02:25:44ヒロヤマガタ問題で村上から見えたのは、西欧がアートの基準で西欧に認められることが正しいというスタンス。 彼は実は明治以降の美術史を繰り返してるということが垣間見えたのも面白い。 ホンモノは向こう(海外)にしかない、、、的な
2013-06-22 02:28:22@misonikomioden その辺の問題とかは、今は無くなった。日展とか、平山郁夫とかも権威マーケットも無くなり、霧散しました。歴史化されないものはアートとしてサヴァイヴ出来なかった、と、そういう事だと思うな。
2013-06-22 10:19:59