イアン・ハッキングしてみた/サール、ハッキング、リンチ

河村賢(2013)「「ルールに従うこと」はいかにして記述されるか」『現代社会学理論研究』vol.7の中で触れられていたイアン・ハッキングのサール理解から、エスノメソドロジー派科学社会学の代表的人物マイケル・リンチとイアン・ハッキングの差異について考えてみました。
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岡澤康浩 @okazawa_y

【読了】河村賢(2013)「「ルールに従うこと」はいかにして記述されるか」『現代社会学理論研究』vol.7

2013-06-27 22:10:49
岡澤康浩 @okazawa_y

おもしろかったです(小並感)

2013-06-27 22:11:08
岡澤康浩 @okazawa_y

おぼえたての「小並感」なるワードを使ってみましたが、あっているのかどうか。

2013-06-27 22:11:39
岡澤康浩 @okazawa_y

結論は賛同するのですが、そこに至るまでの論理がまだつかめていない可能性がありますね。

2013-06-27 22:12:56
岡澤康浩 @okazawa_y

不決定性とかいってしまうのは突然エイリアン視点を持ち込むからだ的なことでしょうか。

2013-06-27 22:13:42
岡澤康浩 @okazawa_y

まあ、いまから二週目するのでそのあたりを中心に論理を追っていきたいと思いました(小並感)

2013-06-27 22:14:16
岡澤康浩 @okazawa_y

「小並感」便利ですね。

2013-06-27 22:16:16
岡澤康浩 @okazawa_y

ハッキングシンポの参加者のみなさまにおかれましては、注1でハッキングが言及されているところに注目ですね。

2013-06-27 22:19:13
岡澤康浩 @okazawa_y

言及されてるのはこれですね。Hacking, Ian. 1997. "Searle, Reality and the Social," History of Human Sciences vol.10-4, pp83-92

2013-06-27 22:20:20
岡澤康浩 @okazawa_y

この言及のされ方をみるにハッキングのルールに従う理解は問題を含んでいるということでいいんですかね?

2013-06-27 22:21:45
岡澤康浩 @okazawa_y

前からハッキングがフーコーに言及して深い知識/浅い知識(savoir/connaissance)みたいないう時の議論の立て方に違和感を感じていたのですが、そういうのと「ルールに従う」論は関係するとみて良いんですかね?

2013-06-27 22:24:19
岡澤康浩 @okazawa_y

関係すれば良いと思いました(小並感)。

2013-06-27 22:25:43
岡澤康浩 @okazawa_y

【あわせて読みたい】イアン・ハッキング「ミシェル・フーコーの考古学」出口康夫・大西琢郎・渡辺一弘訳『知の歴史学』岩波書店

2013-06-27 22:32:02
岡澤康浩 @okazawa_y

ハッキングが「因果的描像/実践的描像の差異にあまりセンシティブではない」かどうか問題をみんなで考えればいいとおもいますね。

2013-06-28 18:51:41
岡澤康浩 @okazawa_y

サールのバックグラウンド理論がうまく理解できないですね。だいたい傾性(disposition)といわれるとほとんど議論について行けなくなる傾向が私にはありますね。

2013-06-28 19:52:45
岡澤康浩 @okazawa_y

どうやらハッキングの話と直接は関係しなさそうだという結論にたどり着きました。しかし一方で注1が述べるようにハッキングはバックグランド論がウィトゲンシュタイン的ルール論を補完すると考えているのだとしたら、なんらかの問題がありそうな気がするのですが。

2013-06-28 19:54:21
岡澤康浩 @okazawa_y

もう少し様子を見ることにしましょう。

2013-06-28 19:54:45
岡澤康浩 @okazawa_y

イアン・ハッキング「ミシェル・フーコーの考古学」出口康夫・大西琢郎・渡辺一弘訳『知の歴史学』再訪

2013-06-28 21:04:14
岡澤康浩 @okazawa_y

「フーコーの歴史が重要なのは、それらがある点では政治的声明でもあるからだ。それらはまた私が哲学と呼ぶもの、すなわち観念の可能性の条件を分析し、それを理解することでもある。」(邦訳p169)イアン・ハッキング「ミシェル・フーコーの考古学」『知の歴史学』

2013-06-28 21:12:52
岡澤康浩 @okazawa_y

「フーコーは表層的な知識とでも言えるものを表現するのにフランス語のコネサンスconnaissanceという語を用い、サヴォワ―ルsavoirという語で価額以上のものを意味していた。」(続く)

2013-06-28 21:17:16
岡澤康浩 @okazawa_y

「フーコーの前提では、後者は、表層的な仮説がその中で意味を持ちうるような枠組みのことである。サヴォワ―ルは、はっきりとした内容を持つ命題の集まりという意味での知識ではない。」(続く)

2013-06-28 21:18:28
岡澤康浩 @okazawa_y

「それは「深い」知識であり、ある領域を考えたとき、その内部でどういった種類の文が真ないし偽の真理値を取りうるかを決定する、規則の集合とでもいうべきものである。」(邦訳p170)イアン・ハッキング「ミシェル・フーコーの考古学」『知の歴史学』

2013-06-28 21:19:47
岡澤康浩 @okazawa_y

この規則の言語は何だろうか。原文を召喚しよう。

2013-06-28 21:20:48
岡澤康浩 @okazawa_y

”This "depth" knowledge is more like a postulated set of rules that determine what kinds of sentences are going to count as true or false

2013-06-28 21:24:34