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Kan Kimura @kankimura
領土問題についての愚考。日本政府は竹島と北方領土については、過去に国際司法裁判所における解決を提案したことがある。しかし、尖閣については「係争地」ではないので、国際司法裁判所への付託の対象にならない、という立場(だったと思う)。
Kan Kimura @kankimura
(打ち直し)これに対して、韓国は竹島は「係争地」ではないとする一方で、間島(中朝国境中国側領域)については中国に対して国際司法裁判所への付託を提案したことがある。中国は、尖閣については国際司法裁判所への付託を歓迎する一方で、間島に対しては「係争地」ではないという立場。
Kan Kimura @kankimura
要するに三カ国とも自らが実効支配している地域については「係争地」であることを否定する一方で、そうでない地域については国際司法裁判所への提訴を相手国に提案している、という状態。その意味では、日本政府がやっていることは、韓国政府や中国政府とそんなに変わらない。
Kan Kimura @kankimura
また、これらの領土問題を考える上で、世論の関心が、「固有の領土論」に向かう一方で、肝心の戦後処理の際の国境画定過程については、余り目が行かない事でもこの三カ国の議論は良く似ている。そして、これらの点こそが、世界の他の地域から見た時、この地域の問題をわかりずらくしている。
Kan Kimura @kankimura
何れにせよ、ここでの日本政府のオプションは二つある。一つは、これまで通り「実効支配している領土については係争地であることを否定する一方で、他の地域に対しては問題提起を続ける」こと。但し、これでは相手国の態度はまず変えられない。
Kan Kimura @kankimura
二つ目は、「尖閣を含め」、全ての東アジアの領土紛争を等しく、国際司法裁判所に提訴することを呼び掛けること。但し、これは裁判での解決なので、日本人の多くが期待しているような結果が出るとは限らない。しかし、最低限、日本が自らの領土的主張の正しさを信じていることのアピールにはなる。
Kan Kimura @kankimura
この辺りは日本人がどれだけ自分の主張に対して自信を持ち、どれだけ国際社会(と国際司法裁判所)を信じられるか、にかかってくるのだろう。
Kan Kimura @kankimura
現実問題としてはおっしゃる通りでしょうね。RT @kimmekimmekimme: どっちかの国がなくなるまでもしくわ人類が滅亡するまでお互いが領有を主張し続けるってのがスマートな解決法なのでは?
Kan Kimura @kankimura
但し、東アジアにおいては領土問題は「固有の領土」論なる、何だかよくわからない議論と結びついているので、不要にエスカレートする傾向を持っている。
Kan Kimura @kankimura
当然のことながら、この世界にはある特定のネーションの「固有の領土」なるものは存在しない。そもそもネーションなるものが「想像の産物(共同体)」である以上、この「想像の産物」が何かしらを「固有に」保持している、などということは論理的にあり得ない。
Kan Kimura @kankimura
「固有の領土論」の悩ましさは、この考え方により、東アジアの人々の「領土」に対する考え方が異常に排他的になってしまっていることだ。
Kan Kimura @kankimura
因みに日本人も甞ては領土に対してこのような排他的な考え方を有していた訳ではなかった。それは例えば、明治期以前の琉球や北海道・樺太に対する考え方を見れば一目瞭然。そこには北海道や琉球が「固有の領土である」という考え方は存在しない。
Kan Kimura @kankimura
甞ては存在しなかったものが戦後には存在するように見えるので、何かしらの理由があるのでしょう。根拠薄弱ですが、この議論は「日本発」のような気がします。RT @leopanda111: 良くも悪くも 東アジアは人が多過ぎなんですかね 
Kan Kimura @kankimura
本当は領土に関わる問題も、「外交的係争の一つ」であり、国益の最大化の為に「外交的取引」の為のカードに過ぎないと思うのですが、「固有の領土論」はこれを不可能にさせてしまいますからね。そして東アジアの3カ国、特に日本と韓国ではこの傾向が顕著。
Kan Kimura @kankimura
中国の尖閣に対する領有権主張には「法的権原」がないという理解ですよね。RT @nobuo_kimura: ( *H*)y-~~「権原の有無」という点からはわが国の主張は一貫してると思いますよ。まだ近代法治国家じゃない先方はどうか別として。
Kan Kimura @kankimura
もしそうなのだとすれば、日本は国際司法裁判所に付託しても楽に勝訴出来る筈ですから、中国世論を押さえ込む為にも、自ら国際司法裁判所への付託を提案し、とっとと決着をつけてしまった方が良いと思います。国際司法裁判所は、こうやって使うのが最も効率的な機関だと理解しています。
Kan Kimura @kankimura
でも実際には東アジアの三カ国はどこもそんなことはしない。それは「裁判に負けると思っているから」ではなくて、「万が一でも負けて領土を失った場合の政治的リスクを取りたくないから」でしょう。だから、自分が実効支配している領土については、誰も譲らない。
Kan Kimura @kankimura
(打ち直し)なお、更に愚見を披露しておけば、日本を取り巻く領土問題の本質は、「サンフランシスコ講和条約締結後の日本の国境が未だにきちんと画定していない」ということにあります。その意味では、北方領土も竹島も尖閣も基本的には同じ種類の問題だと認識しています。
Kan Kimura @kankimura
でもって、未確定だから領土問題はどう転ぶ可能性だってある。別に昔から支配していたからといって、その土地が帰ってくるとは限らない。
Kan Kimura @kankimura
そもそも沖縄はもともと、講和条約後の日本の領土にほぼ「入っていなかった」。それが帰ってきた理由は政治的な部分が大きい(極端なことを言えば、冷戦下で日本が中立国だったら沖縄は絶対に返還されていない)。で、当然のことながら、沖縄が帰ってきていなければ、尖閣の問題は存在さえしない。
Kan Kimura @kankimura
更に歴史のIFになってしまいますが、もし冷戦下の日本がソ連側にいれば、北方領土が帰ってきて、逆に沖縄が返還されなかった、なんてこともあったかも知れない。
Kan Kimura @kankimura
そして我々はそれを「南方領土問題」と読んだかもしれない。
Kan Kimura @kankimura
その辺がソ連が冷戦でアメリカに「敗れた」原因かと。RT @jshiratori: 、さらに師匠の師匠は「ソ連はそないな国やない」と笑っていたそうです。 >F「南方領土」
Kan Kimura @kankimura
相手はどこでもいいのです。ようは「中国領」ではない、ということさえ確定すれば。台湾政府が「独立」を宣言しない限りはね。RT @tomojiro: また尖閣諸島に関してはそもそもどの「中国政府」に国際司法裁判所への提訴を呼び掛けるべきなのでしょうか。
Kan Kimura @kankimura
仮に日本以外の国が敗訴した場合には、彼等のナショナリズムは日本ではなく、何かしら違うもの(国際社会とか)に向かうでしょう。何れにせよ、その場合には日本にはマイナスになりません。RT @thetainDN: 各国はどこまでその決定を履行するのか」という問題もまた存在すると思います。
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