モーリー・ロバートソン氏の独白が面白い! 共産党と脱原発運動について、「Jam the WORLD」降板に至る経緯、脱原発運動の今後のシナリオなど
3分で分かる!? 政策講座 | 日本共産党 カクサン部 第2講:原発を即時ゼロにせよ! http://t.co/tJX7LKuUAi
2013-07-03 01:01:45私に「共産主義シンパ」のレッテルを貼って、どうする? RT @Bananaboatz69 モーリーさんって政治なんかに期待するな反原発とか無理w とか言ってるくせに。実はこっそり共産党押しですよね?ぬぐい去れない哀愁を感じさせて素敵っすw
2013-07-03 01:15:48「政治なんかに期待するな反原発とか無理w とか言ってるくせに、実はこっそり共産党押し」の疑いがある「モーリー・ロバートソン・ショー」アーカイブはこちらです。ダブステップもドラムンもかかります。 #blockfm http://t.co/jPpRKrE5qZ
2013-07-03 01:24:10おかげさまで「共産党シンパ」の嫌疑までかけていただくほど、現在の日本共産党に注目しているぼくですが、この機会に共産党との間にあった過去、そしてスタンスを明言したいと思います。ABCC、もんじゅ、そして…日本共産党。
2013-07-03 01:32:012001年の10月に遡るのですが、J-WAVEに二度目のレギュラー出演をしていた頃、「Jam the WORLD」が始まりました。この番組の名付け親は、確か他ならぬぼく自身だったように記憶しています。
2013-07-03 01:38:42ディレクターと二人で「英語っぽい、そして一般の日本人がわかるタイトル」を考えているうちに、英語としては破綻しているのだけど、まあなんとなく「Jam」というナウい言葉と「WORLD」が入っていて、国際人の意識→J-WAVEっぽさが出ているので、このへんでいいんじゃない?みたいな。
2013-07-03 01:39:28ぼくもメールや口頭のやりとりで「Jam the WORLD」が決まっていった時には他人事のように遠く感じていました。ですが番組の「鳴き」とかが収録され、いざ本番で流れると「うわっ、本当に公式になっちゃったんだ」という不思議な気分でした。英語の不自然さに突っ込みの声は、なかった…
2013-07-03 01:41:07そして、他ならぬこのぼくが国際ニュースのみならず、日本国内のニュースに関しても急いで勉強し、政治家にインタビューするというコーナーが設けられ、その枠にぼくが流し込まれていったのです。政治ではなくロックやアートやスピリチュアルを語り続けた自分。これは一体どうなってるんだ?
2013-07-03 01:42:44参議院と衆議院。最高裁判所。小選挙区。日米安保。沖縄の米軍基地。消費税…5%でしたっけ?…大学生向けの本は難しすぎるので、本屋で立ち読みをして逃亡し、「ネットで」色々と調べました。BBCでは当時のADSL接続でやっと動画が見られたので「ふん、ふん」と見続けました。
2013-07-03 01:44:27「Jam the World」が始まる直前、並行して担当していた「ザ・モーリー・ロバートソン計画」という番組の特別編として、アメリカの砂漠で繰り広げられるサイケデリックな野外フェス、「バーニング・マン」にDさんとADさんとで参加。砂だらけ、水無し、快楽奴隷の人々を観察し、帰国。
2013-07-03 01:46:11そして「Jam the WORLD」が始まるその直前、あの9.11同時多発テロが起こりました。10月の改編前、チベットにまで至る中国旅行の航空券を買っていたのに、怖くなって放棄。「衆議院、参議院、最高裁」ぐらい遠くにあった政治や国際情勢がにわかに身近なものに感じられ、猛勉。
2013-07-03 01:48:25そして2001年の10月、「Jam」が始まりました。目の前にある台本を読むので無我夢中の初回。政治家にインタビューするコーナーでも、そもそも何の話をしているのかが自分で把握できず、いつ無知を晒すのかを恐れながら、やっと泳いで川を渡っていました。
2013-07-03 01:50:12ですがBBCなどを読み続け、急ごしらえのニュース・リテラシーを通じて「9.11が起きたこの世界」で何かを言わねば、と。かつては自分の中に皆無だったはずの社会性が萌芽していたのです。国内政治では政党の名前や肩書きも覚えられない状態でしたが、BBCとCNNのサイトには熱中。
2013-07-03 01:51:32「タリバン」だの「イスラエル」だの「パキスタンの軍事政権」だの「アルカイダとアブ・ニダール派の違い」みたいなことに、オタク的に詳しくなっていきました。そして日本国内の「日本国内では起こらないよね」式の報道姿勢に、早くも歯がゆさを覚え始め。この、にわか仕込みの私がです。
2013-07-03 01:53:38それで、ニュースに対する自身の無さがある種の推進力になって、アルカイダがテロを起こすに至った複雑な中東の背景、保守強硬派のシャロン首相がパレスチナ住民を挑発して第二次インティファーダが発生した経緯だの、なんで中東では反米機運が強いのかの背景を徹底リサーチ。
2013-07-03 01:55:23この「9.11で浮かび上がった世界のねじれ」がマイ・ファースト・リサーチでした。「モーリー・ロバートソン計画」に朝日新聞の元カイロ支局長を呼んで、専門用語をふんだんに駆使したペースの早い対談を実現。とことん追求して、ちょっと感動的な結果になったのを覚えています。
2013-07-03 01:56:31その回の「モーリー・ロバートソン計画」が流れた後、J-WAVEの編成部トップから「この番組でギャラクシー賞に申請しようと思うよ。よくやったね」みたいに持ち上げられました。それはそれは、舞い上がりました。「おれは今度から、ジャーナリストになる!」
2013-07-03 01:57:41それで…まだよちよち歩き状態の「Jam the World」に社民党の辻元清美さんや福島瑞穂さんを招いてインタビューをしたところ、「アルカイダ」で手柄を取ったと自負していたぼくは、勢いで、若さでいろいろと質問をぶつけ、結構いい感じのインタビューをした、ような気がした。
2013-07-03 01:59:44まだ政治番組を始めたばかりということもあり、毎回の番組終了後、かなりの人数で反省会が開かれていました。ぼくの「突っ込みがなさすぎる」という批判が出ていたのですが、これはぼくの側からすると「政治を理解していないので、突っ込むも何もイシューがわからない」というのが実情でした。
2013-07-03 02:02:35ですが、アメリカやイギリスのニュースサイトで配信される動画を参考にすると、基本的にインタビューというのは、法定で検察側が尋問をするようなペースで進められ、相手の答えたくない内容に切り込むことが「突っ込み」であると思われたのです。不都合でなければ、ジャーナリズムじゃない。
2013-07-03 02:03:49そしていよいよ日本共産党の国対委員長、穀田さんが出演する日。前日まで、アドリブの質問をぶつけるとばんばん返してくれる辻本さんの元気さに慣れていたこともあって、この日は「よし、気合を入れよう」と勇み足で臨みました。即興演奏とこっくりさんで鍛えた、持ち前の直感で。
2013-07-03 02:04:47その日のexactな進行は、10年以上経っているので、覚えていません。しかしどこで引っかかったかは明確に記憶にあります。アルカイダのテロと、米政府がアフガニスタン攻撃の意向を強めていることに言及しました。「共産党はテロとの戦争をどうお考えですか?」という趣旨の質問。
2013-07-03 02:05:55その時、穀田さんは「日本共産党は平和の党です。結党以来、一度も戦争を支持したことはないので、アフガニスタン攻撃には反対です」ときっぱり発言されました。この次の瞬間、ぼくの転落が始まります。一瞬ビデオにポーズをかけましょう。Should I Stay or Should I Go?
2013-07-03 02:07:36J-WAVEからモーリー・ロバートソンが生放送でお届けしている「Jam the World」。お話の途中ですが、ここで一曲お届けしましょう。The Clash - Should I Stay Or Should I Go: http://t.co/9iPyxGSPfY
2013-07-03 02:09:12You're listening in on J-WAVE with Morley Robertson hosting Jam the WORLD …えーというわけで、2001年の10月シーズンに入ったちょっとばかりのところ、ぼくは2スタで穀田さんと向き合っていました。
2013-07-03 02:12:12