カトリ企画UR「紙風船文様Vol.2」巣鴨教会版 感想まとめ
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【紙風船文様再演】演出家の帰国を待っての稽古だったので、どんなものになるかもみえず告知も遅れがちでしたが、さすが西尾佳織というか。腕によりをかけた感じの新編「教会版」になったのは役者の力量もあってよろしきものになりました。4月のアトリエはんをみた方にも是非おめにかけたいです。
2013-07-04 23:53:29カトリ企画UR06『紙風船文様 vol.2』明日(もう今日)が初日です。教会での上演は、5日と7日の二日間きり。両日とも、16:00と19:30の二回です。アトリエセンティオでの初演から気になっていた、戯曲への違和感がひとつ、言葉になりました。(続く)
2013-07-05 01:34:03「紙風船文様」@巣鴨教会 今年の中でも1.2を争う良い舞台だった。 とてもよかった。 女優の後髪に一本だけある白髪がとてもよかった。 ああー…んー…見て良かったです。ああ。
2013-07-05 16:54:27巣鴨協会でカトリ企画、紙風船文様をみてきた。観劇のあいだ、ここまで集中できた芝居は始めてかもしれない。言葉や仕草、目線ひとつひとつがとても綺麗で、丁寧だった。なんだか今まで体験したことのない観劇体験だった......。
2013-07-05 16:57:29カトリ企画UR『紙風船文様』。教会で『紙風船』。観客と同列に席にすわった夫婦が、ひそひそ声でコチョコチョトやり取りする冒頭が良い。電車内での携帯電話の通話、あるいは葬式で 場違い会話をするおっさん的な、TPOを無視した空気こ流れる。だから観客は、観てはいけないものとして捉える。
2013-07-05 17:12:53加えて、ヒソヒソ話す夫婦が仲よさそうなんだ。この様が妙にエロいからなおさらイライラさせらたる。「んっ!」と咳払いしてやりたくなる。これは観客を巻き込んだコントだ。夫婦の距離が伸縮することで、関係に変化が付くのも良い。
2013-07-05 17:19:50ところが、劇が進むうちに、台詞をしっかり聞かせ始めてくる。そうなると、教会という神聖な場でTPOをわきまえない夫婦、という繊細さがなくなるり普通の会話劇になってくる。これがつまらない。ラスト、十字架の下の祭壇に横たわった黒岩三佳はマリアに思えなくもなかったが…
2013-07-05 17:27:41@hide_KATORI 白バラを投げるコントロールが良すぎなところ(笑)とか、見逃せないポイントがいくつか散らばっている公演でした。
2013-07-05 18:31:36カトリ企画UR『紙風船文様』観劇。西尾佳織演出。教会の礼拝堂という場所がすごくいい。ここで男女二人が演じているということに興奮。長く連れ添っているらしい夫婦が日曜日をどう過ごそうかと話す芝居なのだが、なんか世間と切り離された男女の孤独と甘さを感じ、恍惚とすると同時に淋しくなった。
2013-07-05 20:48:32昨夜は日本基督教団巣鴨教会でカトリ企画『紙風船文様』、観客をも取り込んだ聖堂の雰囲気のなかで、その場だからこその語り口で役者達が紡ぎ出すロールの心情が滲みなく切り出されタイトで細微でエッジをもったニュアンスとともにやってくることに驚愕。深く惹きこまれてしまう。
2013-07-06 22:42:49カトリ企画『紙風船文様』更、よしんば教会で演じられても、音や衣装などでの外連があっても、揺らぎ歪むことなく骨格となりうる岸田戯曲の力を改めて実感。役者達にも場と世界の異なりをむしろ武器とし、表現や歩みを唐突なものとせず戯曲のニュアンスを観る側に渡していく豊かな力量を感じた。
2013-07-06 11:47:54カトリ企画『紙風船文様』続、流れる音や二人の位置や動きも、場と描かれる世界の溝を埋めひとつの空間に重ねて。やがて抑制から踏み出して織り上がる二人の時間も鮮やか、その膨らみ方や褪せて浮かび上がるものに息を呑む際立ちがあって。前回とは全く異なる質感で訪れる世界にひたすら見入った。
2013-07-06 11:55:02カトリ企画UR『紙風船文様 Vol.2』、初演では屋内であった日曜の朝を外に持ち出し、全く異なる状況なのに再演と謳うとはこれ如何に?(笑) 「水自体に形はなく、容器によっていかようにも形を変える」とかいう言葉があるが、本作で水に当たるのは戯曲か演出家脳か?(笑)
2013-07-06 21:32:28「再演」は「re-play」だろうと思って和英辞典で調べてみたら「reproduction」なんだって。じゃあ今回のカトリ企画「紙風船文様」も「再演」でイイ………のか? 釈然としないな。(笑)
2013-07-05 17:08:33カトリ企画『紙風船文様』@日本基督教団巣鴨教会 観劇。あの場所でじっとりとした興奮を味わえた。また観客が演劇を『観る』ということから丁寧に繊細に愛おしく創られていると感じてとても素敵な作品でした。
2013-07-06 00:18:23予定がぽっかり空いた時間に、ぷいっと、路地を抜けて教会に行って見る、という感じもよかった。日常のちょっとした裂け目に彼らがいた、という感じ。
2013-07-06 00:58:55カトリ企画UR『紙風船文様』、西尾佳織演出の巣鴨教会バージョンは、以前のと全く異なる作品に変化(へんげ)していた。いっそ、いろんな場所でサイトスペシフィックにやってみてほしいなとも。変化するレパートリーとして。続
2013-07-06 00:43:21西尾佳織は確か2年前くらい、作品に向けてのノートか何かでアガンベンのホモ・サケルの話をしていたけれども、今回はとてもその剥き出しの感じが俳優たちにあった。あの夫婦(黒岩三佳と武谷公雄)はどこに(流れついて)いたのだろう? 色っぽかったな。
2013-07-06 00:50:28紙風船文様、カトリ企画。西尾さん演出の再演版。小屋が教会になったことでまるで新作。神を背景に時間とともに夫婦の概形が浮かび上がる作品。
2013-07-06 10:48:21『紙風船文様』を巣鴨教会にて。ちょうど黒岩三佳さんが私の隣で言った台詞があって、とても私には大切な台詞で、涙がぱたぱたという感じで、落ちた。同意と諦めが拡張されたような気持ち。お天気雨の音とそのあと射し込んだ光はちょっとした奇跡。新しい仕掛けと追加された部分、噛みしめました。
2013-07-07 17:15:42『紙風船文様』を巣鴨教会にて。ちょうど黒岩三佳さんが私の隣で言った台詞があって、とても私には大切な台詞で、涙がぱたぱたという感じで、落ちた。同意と諦めが拡張されたような気持ち。お天気雨の音とそのあと射し込んだ光はちょっとした奇跡。新しい仕掛けと追加された部分、噛みしめました。
2013-07-07 17:15:42『紙風船文様』を巣鴨教会にて。ちょうど黒岩三佳さんが私の隣で言った台詞があって、とても私には大切な台詞で、涙がぱたぱたという感じで、落ちた。同意と諦めが拡張されたような気持ち。お天気雨の音とそのあと射し込んだ光はちょっとした奇跡。新しい仕掛けと追加された部分、噛みしめました。
2013-07-07 17:15:42@Ryutca なるほどー! お寺で芝居を見たことはありましたが、教会では初めてでした。入る機会もなかったので貴重な経験でした。巣鴨教会なのに大塚のほうが近いんですよね笑
2013-07-07 17:46:59カトリ企画UR『紙風船文様』日本基督教団巣鴨教会。西尾佳織演出。もしかしてと思いつつ席を選んだら結果的に特等席で。究極の巻き込まれ体験。未だかつてここまで観客と出演者の境界を曖昧に感じたことなかった。(続く)
2013-07-08 07:28:51