@keito_oz ですです。「会計基準や情報開示制度も公共財」と池尾先生が書かれておりましたので、その適正性を担保する監査制度も公共財であると考えられます。
2013-07-08 22:04:32@sura_taro しかし監査報酬は披監査会社の負担なのですよね?道路や公園や警察のような一般的な公共財と比べ、コスト負担者が特定され過ぎている気がします……
2013-07-08 22:09:18@keito_oz 「法人税を実際に負担しているのは株主・従業員・商品の買い手などである」という公共経済学の考え方からするに、監査報酬にも「転嫁と帰着」があるのではないかと(実証分析は難しそうですw
2013-07-08 22:11:31公共財ではなく私的財であるが、その便益に公共性があるものをメリット財という。監査ってこれじゃないのかなぁ、経営者のシグナリングの観点からすると http://t.co/X7BShntisk
2013-07-08 22:13:45@keito_oz なるほど、私は監査の成果を「市場への適正な情報開示」とすると非競合性と排除不可能性を満たすと考えて、「公共財」ではないかと
2013-07-08 22:16:29@sura_taro 制度の設計それ自体は公共財だろうと直感的にも感じますが、少なくとも私はトヨタの監査報酬を負担してる感じはしません……めぐりめぐって、ということですかね??
2013-07-08 22:16:52@keito_oz ですです。監査「制度」は公共財であると思われますが、個別企業の監査報酬は先ほどのご指摘のように「メリット財」と考えた方がいいかもしれません。
2013-07-08 22:20:36@sura_taro 企業側から見た監査は「対価を払わねばサービスを受けられない」ことから公共財ではないですね.どの切り口で見るかによって性質が変わり面白いですね(笑)
2013-07-08 22:25:54@sura_taro @keito_oz 以前もこの議論の時に、一言横やりを挟んだのですが。監査を受監する企業側の立場としては、会計情報を公示する際に最低限必要となるコスト、という印象がとても強いです。公共財やメリット財の様に、何らかの便益が付加されている様には、余り感じません。
2013-07-08 22:36:41@Ocean3092 @sura_taro 「何らかの便益」=独立第三者による意見,ということではないのですか?その意見が制度的に公表されあらゆる市場参加者に公開されるという意味で公共財の性格を持つのであって,確かに企業からすれば監査報告もらう以上の意味はなさそうです…(笑)
2013-07-08 22:42:19@keito_oz @sura_taro なるほど、そういう解釈ですか!>「何らかの便益」=独立第三者による意見 「市場」を中心に考えると、確かに「決算内容が適正であることを担保する」点において、公共財と成り得ますね。私が受監企業側の人間なので、どうしてもそちらに引きずられます。
2013-07-08 22:45:34非監査会社の財務情報ないし内部統制に彼らにとって管理不能な不確実性が存在する場合,監査によって当該不確実性を除去できるので,通常の監査報酬以上のフィーを支払うことも合理的だ.
2013-07-08 22:47:43でも大企業のように内部で管理できない不確実性がほとんど存在しないケースにおいては,監査報酬は単なるエージェンシーコストないし制度上不可避な支出になる.
2013-07-08 22:49:09これは期待したい RT @keito_oz こういう話をきちんとモデル化して考えてみたいなぁと思っているんだけど,なかなか上手くいかないのよ.
2013-07-08 22:51:39