ジャンパーソンがやってきた!

東映公式YouTubeで『特捜ロボ ジャンパーソン』が始まりました。1993年のニチアサ枠の作品ですが、主人公は変身ヒーローではなくめっぽう強い謎の重武装ロボット。 しかしあれは正義の味方と言っていいのか、当時からずっとひっかかっているのですw
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とりあえず1・2話を見返して思った。

ASA @fusuian

かっこいいなあ、ジャンパーソンw

2013-07-06 23:33:00
ASA @fusuian

今見ると暗殺ロボットとかしょっぱい感もあるのだけど、素面のスタントと特撮のアイデアで見せる新しい悪の軍団のイメージだったのだ、ギルド。

2013-07-06 23:53:59
ASA @fusuian

2話の最後のナレーションでさらっと明かされるロボット刑務所の存在が謎すぎる。

2013-07-07 00:04:49
ASA @fusuian

1話で悪の組織が姿をあらわすのがもう4年ぶりなのである。そのギルドが2話で壊滅! 今までやったことないこと山ほどやってやる野心、社会に紛れ込むロボットの恐怖、ビジュアル上無差別殺人と区別のつかないヒーロー…それに既に予算使い切っちゃった絶望感が加わり熟成されるアトモスフィア!

2013-07-07 00:15:37
ASA @fusuian

「アイエエエ、ロボットナンデー!」トオルはしめやかに失禁!「ドーモ、ジャンパーソン=サン。ベン藤波です。」ゴウランガ!彼はサイボーグなのだ。コワイ!ジャンパーソンは黙って発砲!「アバーッ」市民ロボットは爆発四散! …うんだいたい合ってる(笑)

2013-07-07 00:20:15
ASA @fusuian

市民ロボットがやられたら「ピガーッ」だろう、と思った君は正しい。じゃああとヨロシク!

2013-07-07 00:24:18
ASA @fusuian

2話にして無差別殺人犯の嫌疑をかけられたというか、そうにしか見えないことを白昼堂々やらかしているのだジャンパーソンは。無差別ではなかったし人でもなかったけど。しかし真実が露見した時、ギルドの市民ロボットは刑務所に収監されたのである。やっぱりやり過ぎじゃねーか>ジャンパーソン

2013-07-07 00:43:53
ASA @fusuian

凶悪強盗殺人犯の蛭田もまた、追われる者であったのが1話Aパートのミソ。そして追う者、暗殺ロボットの描写が秀逸なのだ。全身の皮膚を突き破って飛び出す武器、車と並走する脚力、空中を飛び回って戦い、首だけになっても攻撃して来る。着ぐるみ怪人とは違うのだ、という気概がある。

2013-07-07 01:03:37
ASA @fusuian

1話で大暴れしてた3人に比べると、2話の本部詰めの連中は粘りが足りない気もするけど^^; しかし1話でハッタリかますかかまさないかで全然違う。ロボットの正体を装置で見るところで、頭の位置がズレズレなのは興ざめだが、このへんが改善されたのは2000年代。

2013-07-07 01:09:07
ASA @fusuian

で、出て来て敵を倒すだけのジャンパーソンに対して、女性キャスターと刑事コンビが狂言回しというか、フォロー役というか、脇を固めに配置されてるんだけどここに予算不足が出て脇グズグズ(;_;)

2013-07-07 01:15:21

ジャンパーソンの非合法性について思いを馳せるの巻

ASA @fusuian

ジバンを先輩刑事の視点で見るとジャンパーソンに近い存在に見えそうだが、ジバンはあれで法的根拠がある。もっとも対バイオロン法自体が秘密裏に制定された法律という、不気味な代物だけど。ワイルド7やスケバン刑事的な、当局の非合法活動部門ともちょっと違うらしい。

2013-07-10 00:30:14
ASA @fusuian

ジャンパーソンは見た目ロボコップぽいが、ジバンと違って警察組織の秘密部門の類ではない。バットマン的な自警団活動である。

2013-07-10 00:32:48
ASA @fusuian

ジャンパーソンは銃についたセンサーで人間とロボットを高い精度で識別できるという。これにより人間と判定されたら致命的攻撃はしないが、ロボットと判定したら容赦なく破壊する。

2013-07-10 00:35:57
ASA @fusuian

ところでバットマンには独特のポリシーがあって、彼は悪党を捕縛はするが、殺害はしない。犯罪者の処罰は法廷が決めることで、バットマンは裁きはしないのだ。結局精神病院送りになった悪党が悠々と逃げ出して再犯を繰り返すので、徒労にも見える。(映画では無視されがちなポリシーでもある)

2013-07-10 00:43:03
ASA @fusuian

ジャンパーソンもそれに近いようにも見えるが、ロボットと見分けると躊躇せずに破壊する。それは東映ヒーローにはありがちなことだが、第二話のラストで説明されたように、この世界では人間になりすました反社会的なロボットでさえロボット刑務所に収監するという。

2013-07-10 00:47:12
ASA @fusuian

ロボット刑務所がどのような施設かは不明だが、この説明のせいで、ジャンパーソンがギルドの市民ロボットを破壊して回った行為が実は、非常に反社会的な行為だった可能性が浮上した(笑)

2013-07-10 00:51:14
ASA @fusuian

ギルドの市民ロボット自体がおそらく殺人ロボットであり、国家転覆を目論んで人間になりすましていたにも関わらず、裁判を受けて罪を償う権利があったのだ!

2013-07-10 00:53:05
ASA @fusuian

この第二話に「俺が正義だ!」なんてサブタイトルがついてたら、そこに描かれているのはジャンパーソンの正義ではあり得ないじゃないですか((((;゚Д゚))))))) 確かにバットマンも悪党たちと同類の狂人であるとはよく言われるけど!

2013-07-10 00:57:54
ASA @fusuian

おまけにジャンパーソン本人がロボットなのである。人間だったら単なるロボット差別主義者で片付くが、奴はロボットのくせにロボット差別主義者みたいな活動をするのだ!

2013-07-10 01:01:02
ASA @fusuian

導入エピソードからしてここまで強烈な狂気が仕込まれているとは思ってなかった。いや確かにしょっぱなからイカれた番組だと思ったし、本放送当時帯刀がイヤ過ぎて5話からしばらく見なかったんだけど…

2013-07-10 01:04:42

ジャンパーソンとはなんだったのか

ASA @fusuian

メタルヒーロー枠がニチアサに移ったのはメタルダーの後半からで、ジライヤとエクシードラフトを除くとジバン、ウィンスペクター、ソルブレイン、ジャンパーソンとみなロボットを売りにしている。ロボコップのブームをうまく玩具に取り込んで90年代のヒーロー像を模索していたとも言える。

2013-07-10 01:11:13
ASA @fusuian

このあと脱ロボットのブルースワットを経て、メタルヒーロー枠は原点である宇宙刑事をチーム化したようなビーファイター二部作に至り終結することになる。ニチアサ枠としてはカブタック、ロボタック、ロボコンが続くが、これは変身ヒーローの要素を受け継いだロボットコメディなのだ。

2013-07-10 01:16:30