第6回ボラサポ・サロンまとめ

ボラサポサロン @borasapo

古賀さん：ただいまより第6回ボラサポサロンin福岡を始めます。進行を務めるふくおかNPOセンターの古賀です。よろしくお願いします。開会に先立ちまして福岡県共同募金会の原田事務局長からご挨拶を頂きます。 #borasapo

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原田局長：九州で初めての開催です。地元の共同募金会として感謝と歓迎をいたします。今日の参加されている方は実際に被災地支援をされている方、深い関心を持たれている方です。福岡もちょうど1年前に北部豪雨災害がありました。 #borasapo

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原田局長：1万人を超えるかたから支援をいただきました。改めて助けあいの大切さを実感したところです。今日は東日本大震災から2年と4ヶ月です。いまだ30万人近い方が仮設住宅で過ごされているそうです。風化と聞きますが、まだたくさんの人が支援を必要としていることを→ #borasapo

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原田局長：忘れてはならないと思います。今日が意義ある会になるように祈っております。どうぞよろしくお願いします。 #borasapo

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古賀さん：今のご挨拶にもありましたが、今日は月命日に当たります。思いを寄せて行えたらと思います。私はボラサポの運営委員を務めています。九州で「もう大丈夫なんでしょ」という声も聞きます。でも現地に足を運ぶとまだまだこれからということを感じます。 #borasapo

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古賀さん：この機会にフロアにいる方と出会って一緒にできることを探すことができれば、また少しでも支援の輪が広がればと思っています。今日の資料にはボラサポのチラシとチャリティホワイトのシールをつけたものを2部つけています。ぜひお知り合いに配ってください。 #borasapo

たかはし @tn550

ボラサポサロンin福岡に来ました！ #borasapo

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古賀さん：ソフトバンクさんがチャリティホワイトとして寄付を進めています。みなさんからもPRをしていただけたらと思います。よろしくお願いします。では早速ですがボラサポについて初めて知った方も多いと思いますので、中央共同募金会の丁さんから説明をお願いします。 #borasapo

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丁：ボラサポは「災害ボランティア・NPO活動サポート募金」の略称です。2011年の3月から始めています。あのとき「何かしたい」と思ったみなさんのお気持ちを受け止めて活動する方に助成するということでやってきました。ボラサポは支援金です。義援金は被災した方の→ #borasapo

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丁：お見舞い金です。それと別に活動する団体への助成が支援金です。ボラサポはこれまで2387団体に28億円近くを助成してきました。520万人以上の活動をサポートしています。阪神淡路大震災のボランティア数が216万人と考えるとすごい数だと思います。 #borasapo

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丁：できたことを10まとめました。1：「どうしよう」の受け皿になりました。2：現地状況の変化に応じた助成です。ほぼ毎回応募要項を改訂してきました。3：幅広い対象に助成してきました。任意団体でも応募ができますし、日本全国の活動が対象です。 #borasapo

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丁：4：第10次までに5億円以上を有給のコーディネーターとして人件費を助成してきました。5：小さい規模でも広く多くの団体に助成してきました。ほかの助成と比べると助成件数は10倍以上になります。6：短期は84％、全体でも73％という高い決定率です。 #borasapo

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丁：7：地元の団体の「やろう」を応援する助成として住民支え合い活動助成というプログラムを途中から行なってきました。8：2015年3月まで4年間を支える助成です。応募数はまったく減っていません。第10次では地元の団体の応募割合がかなり多くなっています。 #borasapo

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丁：9：助成決定に関してほとんどすべてと言っていいほど情報公開をしてきました。10：特定震災指定寄付金の指定を受けているため、税額控除が受けられます。企業は全額を損金算入することができます。3つの課題としては寄付が減り続けていること、支援金が必要な→ #borasapo

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丁：状況についての情報発信が不十分であったこと、限られた財源を有効に活かすためのしくみがまだ不十分であることです。全国のさまざまな団体とさらに連携を進めていきたいと思います。たくさんの支える人を、みなさんの寄付で支えていただけたらと思います。 #borasapo

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古賀さん：ここからは助成を受けて活動している団体から直接お話しを伺います。チームやっぺ南相馬の武田さんからお話を伺います。日本NPOセンターの早瀬さん、進行をお願いします。　早瀬さん：武田さん、よろしくお願いします。 #borasapo

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武田さん：福島県南相馬市の仮設住宅でサロンを運営しています。理事をしている武田です。関西弁なので不思議に思う方もいるかもしれません。震災の翌日から南相馬に行って地元出身で代表の内田などと一緒に団体を作るに至りました。南相馬は原町区、鹿島区、小高区→ #borasapo

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武田さん：と3つの地域があります。すべて入ることはできるようになりましたが小高は今も夜はそこで眠ることはできません。ある日急に今住んでいるところから出なさい、と言われた地域でした。理由もよくわからないまま避難して散り散りになった人もいました。 #borasapo

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武田さん：最初は物資も全く届きませんでしたが、7月頃からようやく物資も届き、仮設住宅に移り始めました。次に何が必要かなとなったときに、自分の阪神淡路大震災の経験などからも孤独死のことが気になりました。そこで仮設住宅にカフェ、コミュニティサロン→ #borasapo

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武田さん：みたいなものがあったらいいんじゃないかと思いました。集会所には何もありませんでしたので少しずつものを揃えてみなさんが集まる場所を作りました。全国からボランティアや物資のコーディネートについて、社協から任されるようになりました。仮設住宅に入って→ #borasapo

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武田さん：毎日イベントがあったり物資配布があったりと落ち着かない日々だったのが最初の1年だったと思います。徐々に生活が落ち着いてきた後、補償金の問題やいろいろなことがあり、熟年離婚が増えたりもしました。1つの仮設住宅に200人、400人と住んでいます。 #borasapo

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武田さん：1つの町のようなものです。そこでコミュニティの構築ができたらと思って活動を始めたときにボラサポの助成を受けることができました。ずっとボランティアとして無料で行うことはできませんので、人件費の助成もありがたかったです。今は仮設の人にとって→ #borasapo

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武田さん：サロンに来ることが日常になっています。お年寄りだけじゃなく子どもも学校が終わったあとに来ます。大きな家のリビングのようになっています。おじいちゃんが子どもを叱ったり、それに子どもが反発したり。大阪にはそんなコミュニティはあまりありませんが→ #borasapo

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武田さん：今関わっている仮設ではそんなことが出てきています。しかし仮設はいつまでも続くものではありません。南相馬は復興が遅れています。高台移転や復興住宅もほとんどありません。物件を探してもありません。でもいつかは終わります。コミュニティの維持がこれからの→ #borasapo

ボラサポサロン @borasapo

武田さん：課題です。いろいろな企画をしてきましたが、何をするというよりもそういうことをする人がその場にいる、あり続けることが大切なんじゃないかと思っています。プラットフォームが必要なんではないかと思っています。南相馬も新しい町を作っていく中で→ #borasapo