飯舘村避難民Ａ：沼惇氏の飯舘村７月初旬帰村見聞記

飯舘村避難民Ａ：沼　惇 @A1271

飯舘村７月初旬帰村見聞記１）草が伸び放題の季節になったので遅ればせながら家の換気と田畑、庭、道路沿いの草刈を目的に帰村。荒れ果てた姿は写真参照。居住制限地区なのに中山間地事業が生きていて草刈も要請されているのも不愉快。 http://t.co/5GEjrJjr6V

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飯舘村避難民Ａ：沼　惇 @A1271

飯舘村７月初旬帰村見聞記２）事故以前は農地は畔程度の草刈で済んだが稲作、畑作は禁止なので当然雑草伸び放題でこの草刈が余分。私の農地は３町弱あり仮払い機ではとてもじゃないが体が持たない。思い余って今日自走式草刈り機を発注。５０万円以上するが果たして東電が払ってくれるか？

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飯舘村７月初旬帰村見聞記３）ＮＨＫで獣害特集を今夜やっていたが、猪は庭まで耕し今まで川を越えて来なかった猿も出没。おまけに放浪ヤギも迷い込み今度は熊まで。大切にしていた日本蜜蜂巣箱が見事にやられた。写真参照。 http://t.co/qfa2sPP7f1

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飯舘村７月初旬帰村見聞記４）ＮＨＫで獣害特集にない飯舘村もやられ放題。先日も家の警報が鳴り警備会社からネズミが暴れてセンサーが反応と。調べたらネズミ４匹が粘着シートでご臨終。チェルノ報告で一番対放射能性が強いネズミ天下と報告もありＮＨＫ報道はトンチンカン。

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飯舘村７月初旬帰村見聞記５）ＮＨＫで獣害特集にさらに苦言を呈するが、原発に近い帰宅困難地域をあたかも近い将来帰れるが如き幻想に住民を放置して帰れもしない住人と獣との係りを見出すために生態系の調査など寝ぼけた話。永遠に立ち入り禁止地区にして獣天国（地獄）にすれば？

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飯舘村７月初旬帰村見聞記６）知人が集まり飲み会をした。当然除染にどう対応するという話が主題。村の説明会案内が急で行けなかった人が多く、その後の手続きを村から、業者から催促されてもほっとくという話が大勢。これでは除染同意書を集めは大幅に遅れるだろう。

飯舘村避難民Ａ：沼　惇 @A1271

飯舘村７月初旬帰村見聞記７）除染に否定的なのは村が第３セクターを設立して１６戸の集落の除染に１６億円投じたがそれでも足りずに追加予算を計上したと。１戸当たり１億円の経費だがどうせ効果のない除染にそれだけ使うなら除染しないで良いから半額でも寄こせと。同感。

飯舘村避難民Ａ：沼　惇 @A1271

飯舘村７月初旬帰村見聞記８）除染余談だが、除染効果あろうがなかろうが一回こっきりと宣言されており、儲かるのは土建屋のみ。危険手当騒動もあって作業員手当は上がったと思う向きもあろうが、防御服、マスク、等々貸出賃として取られ、作業員手取りは以前と変わらぬ由。

飯舘村避難民Ａ：沼　惇 @A1271

飯舘村７月初旬帰村見聞記９）私の住む小宮地区は除染物仮置き場２か所に焼却施設まで計画され小宮ならぬゴミヤになったが、小宮に民間産廃場を持つ村会議員の仕業と。あまりにも理不尽ということで若手が今秋の村議会選に出ると発表があってやんやの喝采。

飯舘村避難民Ａ：沼　惇 @A1271

飯舘村７月初旬帰村見聞記１０）次の話題は天皇ご訪問。特養ホーム、菊池、林製作所が対象。いずこも居住制限地域に村の補助金を使って工場を増設、放射能の危険を顧みず操業を続ける獰猛な企業。村再興に敬愛する天皇を利用して良いのかと会は荒れた。これを計画した奴は不敬罪もの。

飯舘村避難民Ａ：沼　惇 @A1271

飯舘村７月初旬帰村見聞記１１）特養ホーム等では人員不足。　原発事故で勤めを辞めれば東電の給与補償が得られ新職場で仕事を得ても給与が５０万円以下なら補償は続く。危険を承知で辞めなかった人は補償がないので不合理と村内企業息巻いているが、放射能手当でこの矛盾を解決するのが筋。