◆持続可能な社会貢献について

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yuca @_yunno_

◆持続可能な社会貢献について。

2013-07-14 07:49:46
yuca @_yunno_

このテーマについて、だいぶ浸透していると思うのですが、もう少し「必要な所に、必要な支援」が行き届くと良いなと思っています。

2013-07-14 07:50:04
yuca @_yunno_

社会貢献というと、日本では「ボランティア」「寄付」のイメージがまだ残っていると思うのですが、それでは活動を持続していくことが難しい現状があります。

2013-07-14 07:50:21
yuca @_yunno_

確かに「善意で、困っている人を助ける」という行為は「無償の愛で行われるもの」という考えは正しいのですが、これで多くの人を助けることが出来るでしょうか?

2013-07-14 07:50:55
yuca @_yunno_

活動するためには、必要経費が出ます。文具から食事など、その活動に必要な経費があります。「無償の愛で行う」のは美しいことですが、食事や活動に関わるあらゆることは「無償」ではないのです。

2013-07-14 07:51:20
yuca @_yunno_

そこで「寄付を募る」ということになるのですが、「寄付」は「その問題への関心が高い人」によるものが多いので、寄付する人数も少なく、個人の負担も大きくなります。個人の収入が減れば、寄付をすることが難しくなるケースもあるでしょう。それでは、活動を継続するのが難しくなります。

2013-07-14 07:51:48
yuca @_yunno_

「持続可能」な形にするには「継続的な寄付」が必要になります。個人で負担が大きくなるなら「大人数で、小さな負担」にする。「ワンクリック募金」や売り上げの一部を寄付にする「ソーシャルビジネス」の形が生まれたのも「継続的な支援を行うために、継続的な寄付を」という考えがベースにあります。

2013-07-14 08:11:56
yuca @_yunno_

従来型のボランティアによる支援では、確かに良い面もありますが、「仕事をしている傍」で行うなら生活が圧迫されることは少ないかもしれません。しかし、その活動をライフワークとする場合、ある程度の生活ができる程の収入がなければ、人を助けることができないのです。

2013-07-14 10:31:20
yuca @_yunno_

自分が倒れたら、助けられませんから。贅沢をするわけではないのです。

2013-07-14 10:31:49
yuca @_yunno_

「ソーシャルビジネス」と言うと、「善意を売りにして、金儲けをしている」と仰る方が時々いるのですが、時代の流れが変われば方法も時代と共に変化しても良いと私は思うのですが。如何でしょうか。

2013-07-14 10:54:05
yuca @_yunno_

東日本大震災の直後、世界各地から日本は沢山の支援を受けました。現在も継続して支援活動を続けてくださっている方々もいます。そのときの話で、寄付の文化がかなり進んでいるアメリカでも、一部の人たちの間で「寄付疲れ」があったのだそうです。彼等は恐らく、日本の震災だけではなく、

2013-07-14 10:55:58
yuca @_yunno_

他の支援活動にも寄付をしていたのだと思います。 そうすると個人の負担が大きくなります。寄付システムの将来を考えると「個人の善意」に頼るしかないシステムは、少々見直しが必要になってくるのかな…と感じました。

2013-07-14 10:56:26
yuca @_yunno_

現時点で、よく日本でも聞く方法は「寄付につながる商品を販売する」方法。つい先日も、GUCCIが、日本の伝統工芸のひとつ「仙台平(絹織物)」とのコラボで制作したバンブーバッグを10個販売することになったとか。この売上が、東日本大震災の復興支援金として寄付されるそうです。

2013-07-14 11:28:04
yuca @_yunno_

他にも、「投資」と似たやり方で寄付を集めるなど、様々な形が出てきたと思うのですが、「支援活動とビジネス」の合わせ技が当たり前になってきて、従来型の「善意は無償で」から「持続可能な支援活動へ」に移行しつつあるように思います。

2013-07-14 11:50:18
yuca @_yunno_

ここからは私の支援活動に対する理想的な形についての話になるのですが、長期的な視点で見ていくと、支援活動は経済活動の一つとして組み込まれても良いのでは、と思っています。

2013-07-14 11:56:24
yuca @_yunno_

そもそも、「企業」の社会的な役割は「社会に貢献すること」だと思うんです。便利な社会にするために、あらゆる工夫を凝らした「モノ」が作られたり、誰かを楽しませるために、誰かに寛いでもらうために「サービス」が生まれたり…「役に立ちたい誰か」がいるから企業の存在があると思うんですね。

2013-07-14 11:56:50
yuca @_yunno_

けれども、一方を見てみると…ただ「生産」するだけでは、間に合わない分野があります。 生産しただけでは、「森林は増えない」「施設の子供達を護れない」「ホームレスを助けられない」「捨てられたペットを守れない」「性や国籍による差別をなくせない」…など。

2013-07-14 12:02:21
yuca @_yunno_

そのような部分を専門にした方々が、経済活動と合わせた形で仕事ができたらもっと良いのでは?と思うのです。

2013-07-14 12:09:40
yuca @_yunno_

例えば「ホームレス支援」は、寄付金で彼らに食事等を与えるのではなくて、彼らが働ける場所を作ってしまう。得意分野のヒアリングをして必要に応じて研修を行い、適材適所に配置すれば、生活ができるようになると思うんです。そうすると、将来的に「ホームレス」と呼ばれる人を減らせるかもしれない。

2013-07-14 12:10:51
yuca @_yunno_

勿論、偏見もありますから簡単ではないですが、「お金を与えるだけの支援」も、分野によっては限界にきていると思うんです。本来の支援は「その人が、自身を活かして人としての生活ができるようになること」にあると思うので。

2013-07-14 12:15:58
yuca @_yunno_

児童養護施設について、私が施設と養子の併用は必要だと考えているのも、社会問題を改善に向けるための一つの方法だから。確かに、そこで働いている人はどうなるのか、ということで問題視する方もいるのかもしれませんが、施設に入らなくてはならない子供が増えてしまうことに問題があると思うので、

2013-07-14 12:28:12
yuca @_yunno_

「(極論で)多いから稼げる」という方向へ行ってしまうと、望まない妊娠を軽く見られてしまう側面があるのでは…と危惧しています。 本来なら「望まれずに生まれた子」がない方が良いのですが、受け入れ先があるからこそ守れる命がある。子供たちのセーフティネットなんですよね。

2013-07-14 12:31:44
yuca @_yunno_

もし、施設が減少するなら、その施設で学んだことを違う分野で生かすことができると思うんです。それこそ、養子縁組のときに、預かる親御さんの相談を受ける側になることもできるのではないでしょうか?

2013-07-14 12:33:54
yuca @_yunno_

一つの場所で学んだことが、その場だけでしか活かされないのは、とてももったい無いことだと思うのです。

2013-07-14 12:34:14
yuca @_yunno_

私が「児童養護施設が増えない方がいい。むしろ減少の方向で」と話しているのは、そういう意味です。セーフティネットとしては必要でも、増えて良いものではないと思うんです。

2013-07-14 12:36:49