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稲葉敦志(Atsushi Inaba) @PG_inaba
新幹線車中。珍しくヒマなので昔語り。
稲葉敦志(Atsushi Inaba) @PG_inaba
パソコン…当時は『マイコン』と呼ばれていた『PCー6001』を友達の家で見せられた。
稲葉敦志(Atsushi Inaba) @PG_inaba
カートリッジを差し替えるだけでいろんなゲームが出来る事にも驚いたが、自分でそれが『作り出せる』ということにさらに驚いた。
稲葉敦志(Atsushi Inaba) @PG_inaba
僕がゲームを『作りたい』と思うキッカケと出会ったのは今から28年前。
稲葉敦志(Atsushi Inaba) @PG_inaba
『花札』『ゴルフ』などというありきたりのソフトでも充分に楽しいけど、『何じゃコレは!?』と思わされたゲーム。それが『ポートピア連続殺人事件』だった。
稲葉敦志(Atsushi Inaba) @PG_inaba
ゲームセンターで遊ぶゲームとは全く違い『じっくり遊ぶ』という楽しさ。家庭用ならではという楽しさを知った瞬間でもあった。
稲葉敦志(Atsushi Inaba) @PG_inaba
当時は『ゲームを作る人』=『ゲームをプログラミングする人』だった。自分も作ってみたい!そんな気持ちが日々強くなるが…プログラミングのプの字も知らない。とりあえず、雑誌に乗ってるプログラムを打ち込んで勉強しよう。そう考えた。
稲葉敦志(Atsushi Inaba) @PG_inaba
まず購入した本が、永遠の名著…『こんにちはマイコン(すがやみつる著)』だ。ゲームセンターあらしのキャラクターたちがBASICを教えてくれる…この本はすりきれるまで読んだ。
稲葉敦志(Atsushi Inaba) @PG_inaba
何となくBASICを理解し始めたが、家にマイコンなど無い。仕方ないので、チラシの裏に自分で考えた簡単なゲームプログラム『丁半バクチ』『ポーカー』などを書き綴る日々。今風に言えば『エアプログラム』だ。実行された様を想像して楽しむという…いま思えば色んな意味で物凄いことしてた。
稲葉敦志(Atsushi Inaba) @PG_inaba
必死でチラシに書いた『丁半バクチ』のプログラムを『子供がギャンブルなんかに興味を持つな!』という言葉とともに破り捨てられた時は、本気で泣いた
稲葉敦志(Atsushi Inaba) @PG_inaba
こんな事をしてても仕方ない…そう思い、自宅からバスで30分くらいかかる電気屋さんにコッソリ通うようになる。当時は電気屋さんの店先で自由にマイコンを触らせてくれたのだ。小学生の自分がどれだけの数の校則違反をしてるかということは考えないようにしていた。
稲葉敦志(Atsushi Inaba) @PG_inaba
店先でひたすらプログラムを楽しむ。どれだけプログラムを打ち込んでも、それをセーブできるわけでも持って帰れるわけでも無い。電源切れば、それで終わり。それでもメチャクチャ楽しかった。
稲葉敦志(Atsushi Inaba) @PG_inaba
まあ小学生の行動なんて、いつかはバレる。ていうか、ソッコーでバレる。ある日、いつも通う電気屋の店先でプログラムにいそしんでた僕は、鬼の顔をした父母に拉致されるように連れ去られた。
稲葉敦志(Atsushi Inaba) @PG_inaba
家に帰って、散々に叱られる。親の感情も制御を失いつつあり…とうとう『二度とマイコンを触る事は許さん』的な発言が出てしまった。
稲葉敦志(Atsushi Inaba) @PG_inaba
そんな事など考えることすら嫌だ。僕は、手元にマイコンがあれば…という事を力一杯訴えかけ、できればこれを将来の仕事にしたい、とも伝えた。
稲葉敦志(Atsushi Inaba) @PG_inaba
そこまで真剣にハマってるとは想像もしてなかった両親。少したじろぐ。今がチャンスだ…!そう思った僕は、かねてから狙っていたマイコン購入を持ちかける。ターゲットは、当時の高級機種『PCー8801』
稲葉敦志(Atsushi Inaba) @PG_inaba
本体とディスプレイとデータレコーダー。合わせると安い組み合わせでも30万円を超えてしまう。お年玉貯金も、全く歯が立たない。
稲葉敦志(Atsushi Inaba) @PG_inaba
『仕事にしたいとまで言うとは思わなかったが、そんな高いモンどうやって買うんじゃ!』と詰め寄る父母に、言った。
稲葉敦志(Atsushi Inaba) @PG_inaba
『今すぐに払うのは無理だから、出世払いにして欲しい。ゲーム作りで成功してる人が、世に出始めている。僕も、いつかそうなる。そうなったら、お母さんには大きなダイヤモンドの指輪を、お父さんにはマンションと車を買ってあげる。今は何も出来ないけど、それを信じて投資して欲しい』
稲葉敦志(Atsushi Inaba) @PG_inaba
それを聞いた父母は無言になり、説教は終了
稲葉敦志(Atsushi Inaba) @PG_inaba
まあその後いろいろ紆余曲折はあったが、真剣さに負けたのか、PCー8801購入を了承してくれたのだった。これが、自分の人生にとって一番大きなターニングポイントだったと思う。
稲葉敦志(Atsushi Inaba) @PG_inaba
ちなみにダイヤモンドは買ったが、マンションと車はまだ買って無い…未だに両親に会うとたまにこの事を言われる(笑)
稲葉敦志(Atsushi Inaba) @PG_inaba
その後に、人生の中で最も強烈にハマったゲームに出会う。その名は『BLACK ONYX』
稲葉敦志(Atsushi Inaba) @PG_inaba
『BLACK ONYX』はプレイ時間的な意味でハマっただけじゃなく、自分でプログラムいじって改造しまくった。この作品はBASIC+マシン語で書かれていたが、コアプログラムはBASICだったので触りやすかったのだ。
稲葉敦志(Atsushi Inaba) @PG_inaba
メインルーチンの開始ポイントが1050行目(←うろ記憶…)なので、そこに復帰すれば大丈夫。ストップボタンは効かないようになってるので、ウォームスタート(ストップ+リセット)でゲームを止めて、プログラムを触る。実行してエラーがあるとリセットでパア…そんな事を何百回となく繰り返す。
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