翻案・世界名作童話

文月ユラノ @Yura_no

床屋は穴を掘り、堪え切れない思いを叫ぶ事にした。まさかヘアカットを極秘で依頼してきた王様の耳がロバの耳だったなんて…誰にも言ってはいけないと言われたけれど、これは…これだけは言わずにはいられない。床屋は穴を掘り終え、思いっきり穴に向かって叫んだ。「王様のけもみみ萌えええええ！！」

文月ユラノ @Yura_no

人魚姫は海の魔女に「王子様に会いたいので私の尻尾を人間の脚に変えて欲しいのです」とお願いすると、魔女は「それはお勧めしないね」と返した。だが人魚姫が食い下がると海の魔女は言った。「絶対その魚の尻尾のまま行った方がいいよ。王子様はクリーチャー萌えだから」海の魔女は情報通だった。

文月ユラノ @Yura_no

王は自慢の衣装を着て颯爽と輿に乗った。今日は祭りだ。この素晴らしい衣装を着た我が姿を国民も見たがっていることであろう。そう、馬鹿には見えないこの素晴らしき衣装を纏った我が姿を…！王は威厳に満ちた顔で国民らの前に出た。国民らは目を見張り口々に叫んだ。「全力で●REC！！！！」と。

文月ユラノ @Yura_no

親指姫は思いました。ヒキガエルやモグラと結婚させられかけたりと、私も結婚関連では色々ありました。でも最終的に花の妖精の王子様と結婚する事になったので結果オーライです。しかし1つだけ言いたいことがあるんです。王子様が私の背に下さった羽。なんでハエの羽なんですか。センスを疑います。

文月ユラノ @Yura_no

女王は鏡に問うた。「鏡よ鏡、この世で一番美しいのは誰？」鏡は答えた。「それはもちろん…立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花、まさに傾城傾国解語の花、花顔玉容、天香国色匂いたち、明眸朱唇曼理皓歯いずこかと問われ出でれば沈魚落雁羞月閉花し」「ちょっと待って長いし貴方アジア出身なの？」

文月ユラノ @Yura_no

どんぐりころころ♪(´ヮ｀*) ドン・ブリコ（若年にしてその座についた） しかし、御池の罠に嵌ってさあ大変。 ロシュ・ド・ジョウが出てきて「こんにちは」 「ぼっちゃん、一緒に遊びましょう…？」 ブリコの運命やいかに…？ とか考えていた。寝よう。(*´ヮ｀)