ニコニコ町会議のボランティアスタッフ体験レポート

ツブユキヒサ @o_2bu

はじまった。岩手県洋野町にこれほど人集まってるのは夏祭りに柳ジョージを呼んだ時以来とか上の人が話している。 pic.twitter.com/vctJTKPVCN

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今回書いてみようと思った理由： ボランティアスタッフ（以下、単にスタッフと表記）の詳細が分からず、体験記みたいなのも探せなくて不安だった。同様にスタッフ応募を悩んでる人はもちろん、 来場者として参加する人や開催する地元側の人にとっても参考になればと幸いと思います。

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自分のこと： 30過ぎ男性。地元町役場の職員。ニコニコ動画はβ期にネトゲの知人に教えてもらって登録した。動画は主に音楽ゲーム関連を、生放送はプロ野球の楽天戦やアニメ（テレ東系もU局もない東北民にとっての希望）、何人か友人生主がする放送を見ています。

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町会議が決まるまで： 去年の超会議・町会議を見てすごく行きたい、今年の超会議も行けなかった、と思ってたGW頃に知事のtwitter発言を見て県内開催を期待。翌月くらいに担当部署から、うちの町が候補でドワンゴと折衝している旨を聞く。当然ながら発表会まで外部には話せないが興奮。

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スタッフ志望動機： どうしても町会議は出たかったので、祭りスタッフや期日前投票の業務は別日程に調整してもらう。でもコミケ行く度に（全員がボランティアでやってる）スタッフは凄いと思ってたので、せっかく地元開催だしスタッフ側に回ろうと思った。加えてスタッフTシャツも欲しかったし。

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応募から当日まで： 6月末に登録メールあてスタッフ募集が届く。当日フリーが確定した開催1週間前にフォームから応募。翌日に意思確認メールが来て承諾を返信。開催4日前に集合時刻と以降携帯電話で連絡する旨のメール。開催2日前に電話で承諾書面と保険証の写しを持参するよう指示がある。

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当日の集合： スタッフ集合時刻は9:30。実は渋滞に巻き込まれて15分ほど遅れてしまい電話をもらう。ごめんなさい。運営Tシャツを渡されて着替え、渡された運営マニュアルを読む。他のスタッフは男性4名の女性7名の計11名。見た目大学生から20台前半で、おそらく私が最年長。

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全体打ち合わせ1： 10:00にスタッフ全員が揃って打ち合わせ。最初に統括の人から水分補給と弁当食べて体力補給を念押し。運営Tシャツを着ていれば来場者の目には社員もスタッフも同じ。見られているところでサボってタバコ吸ったり、立場を利用して演者さんに絡まないようにとの指示。

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全体打ち合わせ2： また、本気でやるのはもちろんだけども、暑いので具合が悪い時は無理せず声をかけてと。そして何よりニコニコの笑顔が来場者にも伝わるように自分が楽しむこと。その後、全員でマニュアルを読み合わせ。来場者に聞かれた場合に対応できるようコンテンツの場所や内容を確認。

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係りの割り当て1： そして11人が各係りに分かれることに。内訳はたこ焼き・フード3人、ゲーム実況1人、輪投げ・似顔絵1人、住民票（実際は物販になったかも）2人、踊ってみた・人狼2人、遊軍（実際はどこか張り付いてたかも）1人。立候補制で、かぶったらジャンケンで決定する。

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係りの割り当て2： 一番に手を上げた自分は踊ってみた・人狼を希望して、かぶらなかったので決まり。maimaiで踊り手のめろちん氏・みうめ氏の両名を存じてたし、もともと電源不要系ゲーム畑の人間だったから人狼もプレイ経験があって、超会議の時のルールも予習していた。

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係りの割り当て3： その後、女性スタッフ3人ががゲーム実況でかぶってジャンケンになってた。自分はトレンドを知らなかったが、MSSPのメンバーが大人気だと知ったきっかけその1。かぶって外れたり特に希望がない人を統括の人が割り当てした後、各係りに分かれて業務内容を確認。

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人狼準備1： 業務はテーブル準備と受付、ルールサポート。人狼を担当する社員のメガネさんからもう一人のスタッフと共にルールの説明を受ける。超会議とは別で「ワンナイト人狼」をベースに、最終回のみオリジナルルールで進めると聞く。「ワンナイト」は初プレイだったがすぐに把握できた。

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人狼準備2： 最終回の町規模オリジナルルールは、最終1回前の役割カードを継続して持ったまま前回の情報をリークしながら別の村（テーブル）に散らばる。奇数匹の人狼がいる村は人狼側勝利、ゼロ含む偶数匹では村人側側勝利。最終的に５つの村で３つ以上勝ち越した陣営が勝利というもの。

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休憩： 11時頃に一旦休憩し、15分くらいで支給された弁当を食べる。地元店から発注してくれているのが嬉しい。スタッフ用のテントは演者に加えてお偉いさん方も出入りしていてなかなかカオスな光景だった。このタイミングで演者さんから話しかけられたりしたスタッフもいた。

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決起集会： 「一緒に仕事するのはこの日1日だけでも何となく終わらせないように」との思いから、演者、スタッフ、社員、協力会社、報道機関、誘致したユーザーさんなどの全員で簡単に自己紹介。その後、全員で円陣を組んだ。ご当地の言葉でということで掛け声は「がんばっぺ、おー！」。

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踊ってみた準備： 業務は音響機材の簡単な準備と整理券を配るなどの受付、機材に繋いだiPadで曲の再生操作を行うこと。特に難しいことはなかったが、担当の社員さんが厳しい人だと割り当ての時に聞かされていたので身構えた。でも結果としては熱い人だったけど怖い人ではなかった。

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開場： 集合時刻の時点でもゲート前に待機してた人達がいたけど、11:45の開場時には結構長い列になっていた。オープン直後は5割が物販列に、4割がゲーム実況の周囲に、残り1割がばらけた感じに見えた。改めてゲーム実況とMSSPのメンバーが大人気だと知ったきっかけその2。