蔵臼金助氏による南部十四年式拳銃に関するコラム再録ツイートまとめ

まとめました。 ※CAW製・南部十四年式拳銃操作説明書掲載のコラム
映画 戦争映画 蔵臼金助
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蔵臼 金助 @klaus_kinske
旧軍の拳銃を握るとしっくりくることから、改めて日本人のDNAを感じる云々と言った記述をたまに見かけますが、もちろんたかだか半世紀過ぎたくらいで日本人の遺伝子構造に拳銃のグリップ感が染みつくわけがなく、気のせいだよと思い直します。
蔵臼 金助 @klaus_kinske
それでも、トイガン化されたベビー南部、二十六年式拳銃、九四式自動拳銃を握ると、何だかしっくりくる。自分の手が小さいせいかもしれませんが、フィット感が自然です。
蔵臼 金助 @klaus_kinske
日本人が設計したのだから、日本人の手に馴染むのは当然のことであって、やっぱりDNA関係あるんじゃないの? …という気持に浸ってしまいます。
蔵臼 金助 @klaus_kinske
銃にそんなに興味の無い人でも、旧日本軍の正式拳銃と言えば、まず南部十四年式拳銃を思い浮かべることと思います。
蔵臼 金助 @klaus_kinske
大正十一年より始まった新型拳銃の兵器研究方針の結果として、南部式自動拳銃大型を発展改良させたこの拳銃は、大正十四年十一月十三日、「十四年式拳銃」と命名され、陸軍の正式採用が決定しました。
蔵臼 金助 @klaus_kinske
すらりと延びた銃身に細身の銃把、シルエットがスマートなこの拳銃は、海外のコレクターにも人気があります。 http://t.co/LzOtM3vsiE
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蔵臼 金助 @klaus_kinske
ただ、どうしても旧軍の印象がつきまとうせいでしょうか、戦争映画以外にスクリーンに登場する機会は滅多にありません。 http://t.co/3IWOFev4jN
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蔵臼 金助 @klaus_kinske
邦画においては、旧ナカタ製の亜鉛合金製モデルガンをベースにしたステージガンを時折見かけることがありますが、いずれも舞台は第二次世界大戦中。
蔵臼 金助 @klaus_kinske
それこそ、当時の大手映画会社五社(松竹、東宝、大映、新東宝、東映)が製作した戦争映画大作から、谷ナオミが主演した日活のロマンポルノに至るまで、綺麗にブルーイングされた亜鉛ダイカストの十四年式拳銃が登場、電気着火によるマズルファイアを大画面に焼き付けておりました。
蔵臼 金助 @klaus_kinske
旧軍のイメージから戦後の日本人ヒーローが愛用することもなく、この拳銃はむしろ、戦時捕獲品の実銃が登場する、太平洋戦争を舞台にしたアメリカ製の戦争映画において目にする機会が多いように思われます。その十四年式拳銃が登場する作品を珍しい映画を中心に御紹介いたしましょう。
蔵臼 金助 @klaus_kinske
『燃える戦場』(1970)TOO LATE THE HERO   監督:ロバート・アルドリッチ 出演:マイケル・ケイン、クリフ・ロバートソン http://t.co/yu0i7Zejv9
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蔵臼 金助 @klaus_kinske
十四年式拳銃が登場する機会が多いのは、やはり圧倒的に太平洋戦争を舞台にした戦争映画においてです。
蔵臼 金助 @klaus_kinske
『特攻大作戦』『ロンゲスト・ヤード』など、骨太の作風で知られるロバート・アルドリッチが太平洋のある島を舞台に、日本軍と戦闘を繰り返す英兵の中に放り込まれた日本語を話せる米兵を描いた本作。
蔵臼 金助 @klaus_kinske
敵対する日本軍の将校に扮した高倉健が手に握るのは、十四年式拳銃でした。 http://t.co/S9nYnehxrd
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蔵臼 金助 @klaus_kinske
『映画に愛をこめて アメリカの夜』(1973)LA NUIT AMERICAINE 監督&主演:フランソワ・トリュフォー 出演:ジャクリーン・ビセット http://t.co/fRMmxYK4X4
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蔵臼 金助 @klaus_kinske
ヌーベルヴァーグの巨匠フランソワ・トリュフォー監督が、1本の映画が数々の苦労を経て完成する迄の過程に人間ドラマを織り込んで制作した、ほんとうの愛すべき映画です。
蔵臼 金助 @klaus_kinske
トリュフォー監督自らが劇中で映画監督の役を演じ、劇中映画の主演男優に扮するジャン=ピエール・レオ用に1挺の拳銃を選ぶシーンがあります。小道具係が用意した4~5挺のハンドガンの中の1挺が、南部でした。
蔵臼 金助 @klaus_kinske
トリュフォー監督は何挺か手に取り、「アルフォンスは手が小さいから、これだな」と言って、最終的にブローニングM1922を選択いたします。 http://t.co/4xzoPDorC3
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蔵臼 金助 @klaus_kinske
『ネバーセイ・ネバーアゲイン』(1983)NEVER SAY NEVER AGAIN   監督:アーヴィン・カーシュナー 出演:ショーン・コネリー、キム・ベイシンガー http://t.co/4Dd3FxTYwR
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蔵臼 金助 @klaus_kinske
『007/ダイヤモンドは永遠に』以来12年ぶりにショーン・コネリーがジェームズ・ボンドを演じたことで話題になった、『007/サンダーボール作戦』のリメイクです。
蔵臼 金助 @klaus_kinske
冒頭の訓練シーンでボンドが使うチェコ製Czech SA.24 サブマシンガンを始め、今では懐かしいマドセンM50、意外に映画に登場することのないモーゼルHSc、そして、今となってはこの銃も懐かしくなってしまったワルサーP5と、珍しい銃器が勢揃いの本作の中盤、
蔵臼 金助 @klaus_kinske
パーティ会場のシーンでウェイターに扮した敵の懐から抜き取った銃が、十四年式拳銃でした。大戦中のスーベニールだったのでしょうか、前期型用心鉄を持つこの銃は全体にニッケルめっきがかけられ、銀色に輝いていました。 http://t.co/DvhP2DjNKN
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蔵臼 金助 @klaus_kinske
『戦場にかける橋2/クワイ河からの生還』(1989)RETURN FROM THE RIVER KWAI   監督:アンドリュー・V・マクラグレン 出演:エドワード・フォックス、仲代達矢 http://t.co/4C7SWtBhce
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蔵臼 金助 @klaus_kinske
太平洋戦争を描いた戦争映画の名作としては、『戦場にかける橋』が有名ですが、その続編に当たるのが本作。
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コメント

Toshi Motooka @toshi_moto 2013年7月19日
南部十四年式の金属モデルガンといえば、私ら年寄には「ハドソン」なんですけどね。タナカも出してたんだ。
ざんぶろんぞ @zanburonzo 2015年7月5日
特撮テレビ番組ですが「怪奇大作戦」の24話に岸田森が持って出てくる拳銃が「南部14年式」でした、基本的に後期型を使っておりましたが発砲シーンは何故か前期型でした(後で確認してみます)、ただその回が例の「狂鬼人間」ですので難しいかと(まあだいたい13分25秒あたりで引き出しから取り出します、20分22秒程で女から手渡され20分44秒あたりで何故か前期型に21分40秒あたりで捕まるまで前期型を振り回しております。
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