「もう一杯、おかわりを……」　松下幸之助 ちょっといい話

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久しぶりに連続tweetなるものをやりたいと思います。よろしければおつきあいくださいませ。

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【松下幸之助 ちょっといい話 １】昭和40年の初め、日本の家庭に電気炊飯器がひとわたり普及し終えたころ、松下電器の炊飯器事業部では、学校や病院の給食、将来の外食産業の需要をみこして、業務用炊飯器の開発に着手し、試作品を完成させました……（つづく）

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【松下幸之助 ちょっといい話 2】その業務用炊飯器の試作品は、１度に大量のご飯が炊けるのはもちろんのこと、フタも軽く、ハンドル１つで炊きたてのご飯を取り出すことができ、水洗いも簡単にできる、なかなかのものでした。……（つづく）

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【松下幸之助 ちょっといい話 3】技術者たちは、試作品を持ち、勇んで本社での重役会にのぞみます。開発のねらい、新製品の特徴等について、熱のこもった説明を行ないました。しかし、重役たちの反応はいまひとつ盛り上がりにかけたものでした……（つづく）

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【松下幸之助 ちょっといい話 4】やがて昼食の時間がきて、幕の内弁当が配られました。そこには、試作品で炊いたご飯が試食のために添えられていたですが、そのご飯をおかわりした人が１人だけいたのです……（つづく）

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【松下幸之助 ちょっといい話 5】…………………松下幸之助でした…（つづく）

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【松下幸之助 ちょっといい話 6】「この炊飯器のご飯、おいしいな。もう１杯おかわりを」……（つづく）

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【松下幸之助 ちょっといい話 7】そのひと言は、技術者たちにとって、どのような激励やほめ言葉よりうれしいものでした……（つづく）

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【松下幸之助 ちょっといい話 8】そのとき、この会議に出席していた技術者の１人は後年、こう語っていました。「食が細いということを聞いていたのに、 “もう１杯おかわりを”と言われたときは、ほんと、もう胸がいっぱいになりましたね」（完了）

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以上、【松下幸之助 ちょっといい話：もう一杯おかわりを】をお送りしました。ご参考→PHP新書『エピソードで読む松下幸之助』 http://t.co/PH6VXv41zj ※Kindleほか、電子版もあります。

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……いまの連続tweet、あとで誰か読んでくれるのを期待して、とりあえずまとめておきます……