花粉に地球から追い出された人類

ぶどう茶 @budoucha

このまま花粉症が広がり続け、やがて種としての存続に支障が出るまでに悪化し、自分たちの未来を賭けてスギに対し最後の攻勢に出るも結果虚しく仕方なく地球を後にする人類を想像する。

ぶどう茶 @budoucha

やがて惑星全体に杉花粉が広がり、その一部は太陽風に乗って宇宙空間を移動し、故郷を捨て新天地目指す人類を執拗に追い、敗走する恒星間宇宙船の船団を何度と無く襲撃する。

ぶどう茶 @budoucha

人類が地球を発ってから400年が経とうとしていた。移民船団は幾度と無く花粉禍に苛まれ多くの人口を失い、今や半数近い船は無人となりただ慣性に従って船団に随行するだけとなっていた。何隻かは、花粉汚染が酷く危険過ぎると判断され、意図的に航路を外された。

ぶどう茶 @budoucha

この半世紀、花粉の襲来は回数と規模こそ減ってきていたが、相変わらずその出現は予測・特定不可能で、人類は逃れ得ぬその脅威にどうしようもない恐怖を感じていた。現在、生き残った人類の98%はスギ花粉に対し致命的なアレルギー症状を示し、そうでない者にも初期症状が見られ始めていた。

ぶどう茶 @budoucha

楽しいから良いんだけど、このペースだと"人類で唯一人完全な花粉耐性を持って生まれた主人公"が登場するまでどんだけかかるんだよ。

ぶどう茶 @budoucha

主人公が初めて自分の花粉耐性を自覚する状況が悲劇以外になりにくいぞこの設定。どうしよう(いつまで続けるんだ)

ぶどう茶 @budoucha

多分、船団の中には比較的症状が軽い子供たち達を集めて色んな処置や訓練を受けさせて短時間なら花粉の中でも行動出来るようにした特殊部隊みたいなのがいて、そういうエリートみたいなのから見て何の苦労もなく平気な身体を持ってる主人公は嫉妬の対象になってるみたいなドラマがある。