平智之氏「破綻の制度からの決別を」

平 智之 @tairatomoyuki

１）原発を止めると、電気がなくなるとか、経済が破たんするとか、破たんを声高に叫んでお金を投入していく。しかし、よく考えてみてください。福島第一の事故で原発の安全そのものがすでに破たんしています。#平智之 #禁原発 #脱原発

平 智之 @tairatomoyuki

２）電気がなくなる、経済が破たんするからといって、強引に原発を再稼働する。ベントフィルター、巨大な防潮堤など、安全性向上のために膨大なお金を投入する。しかも、それが更に放射能を生む。そんな破たんの制度にお金を投入することが延々と続いています。#平智之 #禁原発 #脱原発

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３）高速増殖炉「もんじゅ」が典型的です。「もんじゅ」は1967年には1980年に完成するとされていました。しかし何度もその完成時期を延長し、2005年には2050年なら完成すると言いました。過去40年間に完成時期が70年も延長されてきたのです。#平智之 #禁原発 #脱原発

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４）これまでにかけたお金は一兆円。今後40年かけて、高速増殖炉に何兆円投入するつもりでしょう。破たんしている仕組みだから、そこにいくらお金を入れても、さらにお金が必要になる。それが目的なのです。「破たんの制度」なのです。同じことが年金にも言えます。#平智之 #禁原発 #脱原発

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５）少子高齢化で、若者の数が減り、高齢者の数が増えていく。賦課方式（世代間の支え合い方式）は破たんに向かいます。2011年度の年金給付総額は54兆円。税収40兆円の時代に54兆円ものお金を年金に投入。だから年金のしくみそのものを作り直す必要があります。#平智之 #禁原発 #脱原発

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６）しかし抜本的な年金改革は手つかず。現行の社会保険方式・賦課方式を維持するために、消費税を上げようとしています。破たんの制度を増税で守るのです。いくら増税しても、破たんが進んでまた増税。これが「破たんの制度」の本質です。#平智之 #禁原発 #脱原発

平 智之 @tairatomoyuki

７）お金を投入する、しかし破たんしているからもっとお金が必要になる。増税して、またお金を入れる、またお金が必要になる。また増税する。原発も年金も同じ「破たんの制度」なのです。#平智之　#禁原発　#脱原発

平 智之 @tairatomoyuki

８）私、はこの「破たんの制度」から早く脱却しなければ、大変なことになると思っています。主導しているのは政治家ではなく「官僚機構」です。各事業官庁の官僚は、毎年の予算要求で財務省主計官に対して予算を要求します。その時に、矛盾が生じます。#平智之　#禁原発　#脱原発

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９）たとえば遺跡を守るとか市民活動を推進する等の小さな事業を懸命に企画して主計官に説明しても、「それは本当に必要ですか？」と言われたら押し切れない。１億、10億の予算が通らない。一方、電気が足りない、年金がつぶれると言えば主計官だって拒否できない。#平智之　#禁原発　#脱原発

平 智之 @tairatomoyuki

１０）1億、10億の地道な予算要望が拒否されるのに、破たんしている制度の巨大な予算要望が財務省で認められる。あたかも、金額の大きな請求書ほど支払われるという、まさに破たんの制度なのです。この国をどんどん破たんの方向に傾斜させています。#平智之　#禁原発　#脱原発

平 智之 @tairatomoyuki

１１）そして私がもっとも危惧するのは、一発の請求書で、財務省がNOと言えない、破たんを盾に取った大義が、巨大な請求書と共に表に出てくる事態です。それが「戦争」です。#平智之　#禁原発　#脱原発

平 智之 @tairatomoyuki

１２）おりしも自民党は、国防軍を創り、海外派兵を認めるという９条改正案を党内で決議しています。今、わたしたちは大きく再軍備と戦争に傾斜しています。原発や年金よりもはるかに請求金額の大きな戦争に向かっている。究極の破たんの制度です。#平智之　#禁原発　#脱原発

平 智之 @tairatomoyuki

１３）「破たんの制度」の象徴が原発なのです。まず私たちは原発としっかり縁を切って、その上で一つ一つ、年金や医療や教育に巣食う破たんの制度を私たちの社会から切り離していかなければなりません。その意味から私は、すぐに原発を止める禁原発を主張しています。#平智之　#禁原発　#脱原発