ドネルモ×アカツキ『ソンミサンマウル視察プロジェクト報告会』(2013年7月21日)

NPO法人ドネルモとNPO法人アカツキの共働による「ソンミサンマウル視察プロジェクト」の報告会のまとめです。 日時:2013年7月20日14時から16時 場所:冷泉荘 続きを読む
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ドネルモ @donnerlemot

今日はソンミサンマウル協働視察プロジェクトの報告会です!ご支援頂いた方々をご招待しての開催。ドネルモ・アカツキからの視察報告のほか、雰囲気をムービーでお伝えします。レポートもいよいよお披露目です! http://t.co/jCQd1s3pJl

2013-07-21 13:45:47
ドネルモ @donnerlemot

いよいよソンミサンマウル協働視察プロジェクト報告会始まりました!今から報告会の様子をお伝え致します。 http://t.co/jCQd1s3pJl

2013-07-21 14:05:55
ドネルモ @donnerlemot

現在、ご支援を頂いた方々のお名前をご紹介致しました。これまでに56名より172,500円のご支援を頂き、今回の報告会とレポート発行を行うことが出来ました。改めて御礼申し上げます。ありがとうございます。 http://t.co/jCQd1s3pJl

2013-07-21 14:08:46
ドネルモ @donnerlemot

次に今回の視察メンバーを紹介させて頂いております。本視察はドネルモとアカツキによる協働プロジェクトですが、その他にも7名のメンバーとともに韓国を訪問しました。こちらからご覧いただけます→ http://t.co/SUOgOmaAqy

2013-07-21 14:10:57
ドネルモ @donnerlemot

ドネルモ・山内氏「韓国社会では、ニーズ決定型からニーズ表出型という社会になっており、自分たちで課題を発見・解決していく営みが生まれている。そのひとつがマウルである」

2013-07-21 14:30:03
ドネルモ @donnerlemot

ドネルモ・山内氏「ソンミサンマウルとは、「ソンミサン周辺における、多様な生活文化コミュニティ・ネットワーク」であり、50~60ほどの様々なコミュニティが生まれている。ポイントは行政区によるもではなく、住民一人一人が求めるコミュニティや機能を生み出している。」

2013-07-21 14:30:28
ドネルモ @donnerlemot

ドネルモ・山内氏「そこでの文化は、「違いと共存」「配慮と協働」というあり方が通底している。なぜそういった文化が生まれたのか歴史を振り返ると、ソンミサンマウルの始まりは、韓国社会の画一的な教育に疑問を感じた夫婦25世帯が共同育児施設(ウリ・オリニ・チップ)を始めたことにあたる。」

2013-07-21 14:31:16
ドネルモ @donnerlemot

ドネルモ・山内氏「その後、生活協同組合設立も生まれる。2001年には、ソンミサンの開発計画が生まれ、住民と外部から入ってきた人たちが協力して、反対運動を繰り広げていく。それにより、ソンミサンマウルが広がりを持ち始める。」

2013-07-21 14:31:42
ドネルモ @donnerlemot

ドネルモ・山内氏「2003年からは、旧住民を巻き込んで、学校、カフェ、食堂、リサイクルショップ、信用金庫、劇場など、まちの事業が次々に生まれていき、マウルの活動が広がってく。」

2013-07-21 14:41:08
ドネルモ @donnerlemot

ドネルモ・山内氏「初めに生まれた共同育児施設で面白いのは、男女がみんなスカートを履く日があることである。みんなはマウルで生まれたリサイクル・ショップで自分たちで選んで履くという「統合教育」を行なっている。」

2013-07-21 14:41:24
ドネルモ @donnerlemot

ドネルモ・山内氏「また、ソンミサン学校という小中高12年制の代案学校である。韓国の激烈な受験戦争に入れたくないという親のもいで始まり、国語、英語、数学などの基礎科目のほか、衣食住に関する授業、山村留学を通じた農業体験プログラムなどが行われている。」

2013-07-21 14:41:35
ドネルモ @donnerlemot

ドネルモ・山内氏「教育だけではなく、文化でも面白い取り組みが生まれている。2009年には、ソンミサン・マウル劇場が生まれた。住居圏内における複合文化芸術空間として、住民による市民演劇や多数の文化芸術サークルが活動している。これらのサークルの活動発表の場としてまち祭りが毎年開催。」

2013-07-21 14:42:02
ドネルモ @donnerlemot

ドネルモ・山内氏「小さな起業がどんどん生まれるコミュニティと紹介されるソンミサンマウルでの「マウル起業」について紹介する。例えば、ウリ・オリニチップでの育児を通じて繋がった親たちが、2001年に“安全な食”をテーマにした生協「麻浦トゥレ消費者生活協同組合」を設立。

2013-07-21 15:01:03
ドネルモ @donnerlemot

ドネルモ・山内氏「また、5名のお母さんたちが出資して作ったカフェ「小さな木」。ここでは、有機農法で作った素材を使用したアイスやコーヒー、お茶などを提供。ソンミサンで一番の人気店である。

2013-07-21 15:01:10
ドネルモ @donnerlemot

ドネルモ・宮田氏「僕らもここでお茶をしたが、すぐ満員になるくらい地元に愛されている。ただ、ソンミサンマウルが人気が高くなってきて、地価が向上。結果的に元からいた住民が住めなくなるという「ジェントリフィケーション」が発生し、小さな木も存続が危ぶまれている。」

2013-07-21 15:02:14
ドネルモ @donnerlemot

ドネルモ・山内氏「また、2012年に約120人の出資によって設立した食堂「有機農食堂ソンミサン食堂」。有機農作物を使った食堂に対する住民からのニーズより生まれたが、当初は赤字続きだったが、出資したまちの人がメニューや内装を考えるなどして経営が安定している。」

2013-07-21 15:02:20
ドネルモ @donnerlemot

ドネルモ・山内氏「8人のお母さんが出資して設立した「まちの台所」。積立金を積むと、そこから子供のおやつと食事を提供する。共働き夫婦から好評。ニーズが可視化され、ならやってみようと思いたち、始まったマウル起業。」

2013-07-21 15:02:25
ドネルモ @donnerlemot

ドネルモ・山内氏「先ほど出てきたリサイクルショップは、ボランティア14人で運営され、商品を買い取る際、地域内で使用できる地域通貨「トゥルー」50%と、現金 50% を支払う。」

2013-07-21 15:02:31
ドネルモ @donnerlemot

ドネルモ・宮田氏「この「トゥルー」は、リサイクルショップのほか、麻浦トゥレ生協 、登山用品専門店、カフェ「小さな木」で使用可能。」

2013-07-21 15:02:36
ドネルモ @donnerlemot

アカツキ・原口氏「この施設だけが「非営利」で明言していたことが印象的である。ボランティアで運営されている。」

2013-07-21 15:02:44
ドネルモ @donnerlemot

ドネルモ・山内氏「共同住宅ソヘンジュは、9家族が出資し、共用のキッチンスペースやプレイルームを作って、家族以外にも開放している。近隣に更に2軒共同住宅が建設されている。」

2013-07-21 15:03:02
ドネルモ @donnerlemot

ドネルモ・宮田氏「この共同住宅は、初めから建物があるのではなく、住民自身が建築士ととも設計するというコレクティブハウスになっている。非常に面白い取り組み。」

2013-07-21 15:08:23
ドネルモ @donnerlemot

ドネルモ・山内氏「社会福祉事業としては、親と障害者が働く「ミニショップベーカリー」や「ソンミサン工房」がある。この他に、見学はできなかったが、「ドルボムトゥレ」という地域コミュニティに基づいたドルボム(介護)システムを作っている。」

2013-07-21 15:08:28
ドネルモ @donnerlemot

ドネルモ・宮田氏「韓国も超高齢化社会を迎え、今後、取り組みを行なっていくことを考えている。このドルボムトゥレは、これまでの近所の住民がやっているようなことをみんなでしていこうという仕組みである。」

2013-07-21 15:08:33
ドネルモ @donnerlemot

ドネルモ・山内氏「最後に、面白い事業として「ソンミサンの本屋&子ども文化教室」である。ここは、韓国大手出版社と地元子育て支援団体の協働による複合書店であり、出版社が土地・建物を購入し、企業CSRの一環として子育て支援団体に運営を委託している。」

2013-07-21 15:08:38