本城達也
@honjo_tatsuya
航空記念公園で開催されている堀越二郎展で、空飛ぶ円盤について書かれた原稿があるというので見てきました。原稿のタイトルは「空飛ぶ円盤は実在するか?」。パネルには制作年未確認とありましたが、冒頭でケネス・アーノルド事件に触れていることから1947年以降でしょう。
2013-07-25 18:41:00
本城達也
@honjo_tatsuya
加えて、5枚目の原稿に「(本誌五月号、ジェット飛行機物語―航空原動機の話 参照)」と書かれてあり、調べてみるとそれが『ロケット』誌の1950年5月号のことであったことから、1950年、もしくはそれ以降に同誌用に書かれた原稿だと思います。
2013-07-25 18:41:40
本城達也
@honjo_tatsuya
ただ国立国会図書館では空飛ぶ円盤に関する堀越二郎の記事は見つからなかったため、おそらく未発表のお蔵入り原稿なのだと思います。
2013-07-25 18:42:32
本城達也
@honjo_tatsuya
さて内容はというと、空飛ぶ円盤のアメリカでの流行から空軍が調査報告を発表したことを受けて、誤認されるような飛行機がこれまで研究されたり、将来試験されたりすることはあるのか、ということを考察しています。
2013-07-25 18:43:19
本城達也
@honjo_tatsuya
最初はフライング・パンケーキ(XF5U)をはじめとする変わった形の戦闘機を紹介。第二次世界大戦の末期からは航空機の革命が起こり、形状の変化が始まり、デルタ翼の実験が行われているとします。
2013-07-25 18:43:52
本城達也
@honjo_tatsuya
またデルタ形の次は握り飯形(全翼機)だけれど、操縦性がいまいちなので人が乗る飛行機としては主流にならないだろうと考察。ただ自力推進爆弾としてならデルタ形、握り飯形、または円盤形は実現性があると述べています。
2013-07-25 18:44:27
本城達也
@honjo_tatsuya
そしてアメリカで目撃されているのは実在の空飛ぶ円盤ではなさそうだが、円味を持った円盤状飛行機の模型や円盤状の自動推進爆弾の飛行試験は行われているかもしれない、と結んでいます。
2013-07-25 18:45:09