@souankn log genpatsu-ene 13/07/26 1634

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エレキたん【節電・ピークシフト】 @ElekiTan

「電力の供給力(3)」でんき予報などに注目する人が多くなっていますが、供給能力が毎日変わっているのはオカシイ!という問い合わせが今でも毎日何十件もあるそうです。これは誤解で、供給力は日々変動するものなのです。その理由をいくつか挙げてみると…

2013-07-26 16:05:40
エレキたん【節電・ピークシフト】 @ElekiTan

「電力の供給力(2)」電力供給の余裕の目安となる“ピーク時供給力”とは、需要のピークに対して供給できる電力量のピークの差(比率)のことと定義されています。

2013-07-26 15:35:37
エレキたん【節電・ピークシフト】 @ElekiTan

「電力の供給力(1)」電力系統が安定であるためには、発電力にたっぷり余裕があって、電線がものすごく太くて、需要が安定していることが条件です。でも「余裕」には技術的・経済的な限度があり、不規則に変動する需要とどうやってバランスするかは、大きな問題です。

2013-07-26 15:05:35
エレキたん【節電・ピークシフト】 @ElekiTan

「内線規程」日本国内の屋内配線(厳密には電柱からの引き込み以降)の技術仕様の標準。電力会社ごとの特記事項(別冊付録)とともに、電力会社の技術仕様と一体として運用されていて、これに則っていない需要設備への供給はお断りです。http://t.co/0M3FL1egJe

2013-07-26 14:35:29
エレキたん【節電・ピークシフト】 @ElekiTan

「バイナリ発電」は、フロンなどを熱媒体に、100℃以下の熱源でタービンを回して発電する方式。温水と熱媒体の二段なのでバイナリと呼びます。地熱発電が環境保護で難しい場合も、温泉の給湯配管をちょっと寄り道させれば実現できます。例→http://t.co/NoT7oVRGd8

2013-07-26 11:35:05
エレキたん【節電・ピークシフト】 @ElekiTan

「直流送電(7)」光サイリスタバルブが実用化するまでは、水銀整流器が使われていました。水銀整流器は真空管の仲間で、第3の電極でサイリスタのように点弧できるもので、真空管の高圧大電力分野の最後の牙城でした。ちなみに動作中の水銀整流器はまんま水銀灯で、強烈な紫外線を発生します。

2013-07-26 10:34:53
エレキたん【節電・ピークシフト】 @ElekiTan

「直流送電(6)」サイリスタバルブとは、サイリスタを直列に接続して耐圧を高めたモジュールのこと。このサイリスタの点弧(スイッチオン)を光で行う光サイリスタバルブは、わが国が世界に先駆けて実用化しました。光ファイバを使うので、制御系と主回路系が容易に絶縁できるものです。

2013-07-26 10:04:51
エレキたん【節電・ピークシフト】 @ElekiTan

「直流送電(5)」現在の直流送電の変圧では、サイリスタバルブが利用されています。3線式(+・-・中性線)直流送電の+と-をサイリスタバルブで定期的に断続すれば歪んだ交流になるので、直列リアクトル(コイル)を通して整形し、変電所を介して交流送電系統に接続するのです。

2013-07-26 09:34:46
エレキたん【節電・ピークシフト】 @ElekiTan

「直流送電(4)」直流のメリットは、交流より直流の方が(1)電線の絶縁が薄くできる、(2)静電・電磁誘導によるロスがない、(3)同じ太さの電線でより大きな有効電力を送れる、などです。デメリットは、言うまでもなく変圧が困難なことと、電蝕の懸念があることです。

2013-07-26 09:04:40
エレキたん【節電・ピークシフト】 @ElekiTan

「直流送電(3)」現在わが国では、北本直流幹線(北海道→本州、60万kW、亘長167km)と阿南紀北直流幹線(四国→本州、140万kW、亘長100km)の2か所が運用されています。その他連携設備で、交流連携系との絶縁のため、隣り合った施設間を直流で結ぶものもあります。

2013-07-26 08:34:33
エレキたん【節電・ピークシフト】 @ElekiTan

「直流送電(2)」直流送電はエジソン時代にダメ出しされてしまったハズでしたが、技術の進歩がデメリットをカバーし、直流送電本来のメリットをより有効に活用できるようになってきました。現在最先端の送電技術は高圧直流送電で、わが国では500kV(±250kV)送電が実現しています。

2013-07-26 08:04:29
エレキたん【節電・ピークシフト】 @ElekiTan

「直流送電(1)」日本では東西の周波数の違いから、中部地方に周波数変換所を設けて東西連携を図っています。周波数変換はロスが大きく、変換できる容量も限度があり、文字通りのボトルネックです。そこで幹線送電系を直流化しよう、と考えるのは当然の発想です。

2013-07-26 07:34:27
エレキたん【節電・ピークシフト】 @ElekiTan

「太陽光発電(4)」太陽電池の効率は、1平方メートルあたり1000Wの太陽光をあてたとき得られる電力として定義されます。15%なら150Wの電力が得られるという意味です。実用(市販)されているソーラーパネルは最高18%台、最近40%台の高効率が得られたとの発表もありますね。

2013-07-26 07:04:21
エレキたん【節電・ピークシフト】 @ElekiTan

「太陽光発電(3)」系統接続のためのエネルギーロスは、大規模化すれば割合としては低くなるので、結局メガソーラーというリクツですが、さて?原理的には低圧の直流のままで利用すれば、そうしたロスは事実上なくなり、個人の家の屋根などでの分散発電・地産地消に最適なはずです。

2013-07-26 06:34:16
エレキたん【節電・ピークシフト】 @ElekiTan

「太陽光発電(2)」我が国の主力はもっぱら太陽電池発電ですが、これを「発電所」にするとは如何なものでしょう?本質的に微弱で不安定な発電力、しかも直流しか発生できませんから、既存の電力系統への接続には、さまざまな電気仕掛が必要となり、そのコストやエネルギーロスは無視できません。

2013-07-26 06:04:10
エレキたん【節電・ピークシフト】 @ElekiTan

「太陽光発電(1)」太陽光を原エネルギーとする発電には、2種類あります。1つは太陽電池、もう一つは太陽熱による汽力発電です。後者は地中海沿岸やアラブ諸国などで実用化されています。

2013-07-26 05:34:05
エレキたん【節電・ピークシフト】 @ElekiTan

「原発は安全です(4)」平常運転ができる限り、原発に勝る安全性を実証してきた発電方式はない、といえるわけです。もちろん一旦事故ったらどうなるかは、我々は身をもって経験しているわけですが。

2013-07-26 13:35:22
エレキたん【節電・ピークシフト】 @ElekiTan

「原発は安全です(3)」原発では、これまで通常運転時に一般人に死傷者が出たことはありません。強いて労災事故を考えても、2004年の関西電力美浜3号機2次系配管破損事故で作業員5名死亡(6名負傷)があったのが、これまで原発での国内唯一の死亡事故記録です。

2013-07-26 13:05:20
エレキたん【節電・ピークシフト】 @ElekiTan

「原発は安全です(2)」水力はちょっと意味が違っていて、ダムやダム湖での自殺です。発電用ダムだけの統計ではないのですが、それでも年間20-30人程度、コンスタントに自殺者が出ています。他の手段より後の迷惑にならないからという人、また水没した集落の旧住民も少なくありません。

2013-07-26 12:35:15
エレキたん【節電・ピークシフト】 @ElekiTan

「原発は安全です(1)」と言い放ったら、別に放射脳でない人でもエー!と言うでしょう。でも、ある面では原発以上に安全な発電は無いとも言えるのです。それは“通常運転時の死傷者数”での比較です。一番怖いのは火力で四日市や川崎などの公害性ぜんそくで少なくとも3ケタの死者を出しています。

2013-07-26 12:05:12
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