第7回「二人で決める!コーラス編」

アカペラアレンジにおける、コーラス2人の音の置き方についてまとめてみました。
6
Twit アレンジ講座 @aca_arr

時間になったので始めていこうと思います、宜しくお願いします^^ 今日は「コーラスが二人の場合の音の置き方」についてです。

2013-07-27 22:00:17
Twit アレンジ講座 @aca_arr

コーラスが2人しかいないバンドはもちろんのこと、一人が字ハモにいった場合に残りの二人の音をどうするか考える場合や、また既成譜を編成の都合上でひとつ減らさないといけない場合などにも使える知識です。それでは、譜例を見ながら考えていきましょう。

2013-07-27 22:00:37
Twit アレンジ講座 @aca_arr

2人コーラスに行く前に、まずは4つのコードに従って3人のコーラスで音を置く場合を見てみましょう。 コードの構成音の説明は今回割愛します。置き方はあくまで一例ですが、転回を使って和音を繋ぎ合わせるとこういう風になります。 http://t.co/OmoUzDVDE5

2013-07-27 22:03:07
拡大
Twit アレンジ講座 @aca_arr

転回については第1講で触れていますので参照にしてみてください。 >> http://t.co/Rd8orFjLB6

2013-07-27 22:03:54
Twit アレンジ講座 @aca_arr

次の譜例は、7-1から「3rdだけそのまま抜き取ったパターン」です。手っ取り早くこのようにしてしまうことにあるかもしれませんが、和音の構成音のそれぞれの役割を確認して、それを意識して考えることが出来るようになると良いですね。 http://t.co/8ohSuK6SK3

2013-07-27 22:06:42
拡大
Twit アレンジ講座 @aca_arr

コードの第3音で和音の長短が決まる、というお話しを第2講( http://t.co/e9S7P5cGZx )でしましたが、根音、第5音についても合わせて確認していきましょう。

2013-07-27 22:07:27
Twit アレンジ講座 @aca_arr

◆根音(和音の一番下、ドミソの「ド」) 和音の性質を決める音。ベースパートはオンコードの場合を除き、基本は根音を取る。3つの音の中で一番安定感がある。トップコーラスに根音を置くと、曲のキーが際立つ半面、響きは少し損なわれるように感じることもあります。

2013-07-27 22:09:39
Twit アレンジ講座 @aca_arr

◆第3音(和音の真ん中、ドミソの「ミ」) 和音の長短を決める音。第3音が鳴っていることで、和音のメジャー感、もしくはマイナー感が際立ちます。曲に感情を与える大事な音ですね。第3音をなくすと、判別がつかなくなりますが、ロックではそれを利用することもあります。

2013-07-27 22:10:03
Twit アレンジ講座 @aca_arr

◆第5音(和音の上、ドミソの「ソ」) 根音との相性がいい音。根音とよくハモる(完全5度のお話しは割愛します)。根音に勢いを加えるような役目といってもいいかもしれません。ベースの近いパートに5音を置くと相性がいいです。

2013-07-27 22:10:36
Twit アレンジ講座 @aca_arr

あくまで参考にしていただく程度で結構ですが、それぞれに性質がちょっとした工夫で意識しないところでも印象を左右している、ということを頭の片隅に入れてもらったらと思います。 それでは、和音の置き方の例で見ていってみましょう。

2013-07-27 22:12:43
Twit アレンジ講座 @aca_arr

※余談ですが… 各構成音の説明は、個人的な印象を多く含みます。コーラスを置いた時の、自分の耳に残る印象で考えてもらうのが一番いいかと思うので、 あくまで参考程度に考えてもらって結構です^^

2013-07-27 22:14:17
Twit アレンジ講座 @aca_arr

この譜例は、和音の音をベースを含めて補っているので響きは一番しっかりしている半面、譜面を見たらわかるように音の飛びが多いので、コーラスのラインとしてはあまり美しくありません。簡単にいうと歌いにくい楽譜になっています。 http://t.co/NCdhIAUj0D

2013-07-27 22:16:00
拡大
Twit アレンジ講座 @aca_arr

「こういう響きにしたい」「歌いやすさ・流れの綺麗さ」のバランスが非常に大切になってきます。 今回はベースが根音を歌っているので「出来る限り第3音、第5音を入れたい」ということ、ただ「あまり激しい音飛びがないこと」を意識しながら音を置いて行くようにしてみましょう。

2013-07-27 22:17:25
Twit アレンジ講座 @aca_arr

始まりのCは曲の調を示すものなので、第3音と第5音を置きました。続くGは、第3音を諦めて「歌いやすくすること」を取りました。Amでは第3音、第5音を取り、(続) http://t.co/p2JkK1O0lV

2013-07-27 22:19:31
拡大
Twit アレンジ講座 @aca_arr

最後のFでは、「1st- ド、2nd – ラ」としても歌いにくいことはないのですが、トップコーラスがソから始まりドまで降りてしまうと盛り上がり方の落差があるので譜面のように置きました。

2013-07-27 22:20:23
Twit アレンジ講座 @aca_arr

どうしても「Gの中にシの音を入れたい!」という場合は、 2ndだけ4分音符でレ、シと動いたり、オンコードで「G/B」にしたり、と工夫することも出来ます。最後のFも同様に4分音符のフレーズを挟んで変化をつけることが出来ます。

2013-07-27 22:21:41
Twit アレンジ講座 @aca_arr

この譜例では、ところどころに4分音符を入れて和音の響きを増強しています。こうすることで響きと歌いやすさを両立させています。 ただ、これもやりすぎるとせわしない印象を受けることもありますので、使いどころ・バランスを考えましょう。 http://t.co/OfIivTALAA

2013-07-27 22:23:23
拡大
Twit アレンジ講座 @aca_arr

他にもリードラインがコードのどの音を歌うことが多いか(特に伸ばしの音)によって、音の配置を変える場合もあります。ですので、例えばコード進行が全く同じ2つの曲があったとしても、コーラスの歌う音が違うということは起こりうることです。

2013-07-27 22:24:34
Twit アレンジ講座 @aca_arr

最後は、和音を離して使う「オープンハーモニー」を使う場合を考えてみましょう。前回のスキャットについての講座でも少しお話ししたオープンハーモニーですが、簡単にいうと「離れた音の置き方をする和音」のことです。

2013-07-27 22:27:14
Twit アレンジ講座 @aca_arr

譜例では、最初のCは本来ソがあるものを省いて書いています。序盤で説明した構成音ごとの性質で、どの音を入れたいか考えた上で、省く音を考えるといいですが、今回は少し話が複雑になるのでこういう置き方もある、と覚えておきましょう。 http://t.co/XLaTD6jCs2

2013-07-27 22:28:19
拡大
Twit アレンジ講座 @aca_arr

音を離して置いて和音を作ることによって、和音に広がりが出ます。一方でハモっている感じがこれまでの近い置き方よりも感じにくくなるので、少し歌いにくくなります。声の個性が出やすいスキャットだとハモってないように聴こえる場合があるので、ウーなどの落ち着いたものを選ぶといいでしょう。

2013-07-27 22:29:14
Twit アレンジ講座 @aca_arr

◎今日のまとめ ・「響き」「歌いやすさ」のバランスを取る ・時々4分音符を入れたりして和音の中で動きを作る(使い過ぎ注意) ・オープンハーモニーを使って広がりを出すことも出来る

2013-07-27 22:30:14
Twit アレンジ講座 @aca_arr

コーラスの音の配置は、演奏を聴いている人からしたらそこまで印象に残るところではないのですが、ちょっとした工夫をすることでよりよい響きを作りあげることが出来るので、ぜひこだわってみてください。7thを含むコード進行だったらもっと選択の幅も広がりますので、色々考えてみてください^^

2013-07-27 22:31:35

コメント

コメントがまだありません。感想を最初に伝えてみませんか?