浅野真澄さんが保護した野鳥(スズメ)の成長記録
ケダマの簡易ハウス。ミルワームが入った容器に、水、殻付き餌、止まり木。このあとケダマは、ミルワームの容器をひっくり返してとんでもないことになるのですが、このときはまだ平和。 http://t.co/o8HagGhoFd
2013-07-14 14:56:13ケダマは回復するにつれて警戒心が芽生えてきているらしく、逃げるタイミングが日に日に早くなっている。さみしいけど、もうすぐ放鳥だし、私もこれからは必要以上に触ったり、コミュニケーションをとるのはやめようと決意。人間とスズメは友達じゃないのだ。でもそれでいいのだ。
2013-07-14 15:10:30ケダマは毎日100匹くらいミルワームを食べる。外に出たら、陽が高いうちにそれを全部自分でつかまえなくちゃならないのか。鳥ってすごいな。私なんてお金がなかったら自力ではなーんにも食べられないのに。
2013-07-14 15:13:38ケダマ。毎日体重を計るも、あと1gがどうしても増えない。19gがケダマのマックスの体重なのかも、という気がしてきた。調べてみたらそういうスズメもいるみたいだし、今が放鳥のタイミングなのかも知れない。野生のスズメは、1年生き延びられるものが約2割。たった2割しか生きられない。
2013-07-19 09:26:22環境庁の人には「保護した場所で放鳥して下さい」と言われたけれど、私が保護した場所は、すでにいろんな人に追い払われて、巣からだいぶ離れた場所のようだった(推察ですが)。そういう場合、どこに放したらいいんだろう。どこが過ごしやすいんだろう。ケダマの生存率を少しでも上げてあげたい。
2013-07-19 09:29:18今から仕事なので、今日はじっくり考えて、獣医さんにも相談しつつ、ケダマの放鳥の日を考えたいと思います。スズメ情報を持っている人がいたら、アドバイスなどなどいただけると嬉しいです。
2013-07-19 09:30:12小スズメのケダマ、やっぱり体重が18gから増えないので、週明けに、今度は鳥専門の獣医さんに看てもらって、詳しい放鳥の相談をしてくることに決めました。生後1年でたった2割しか生き残れないというスズメ。ケダマにはぜひ生き延びてほしい。本当に。
2013-07-19 21:50:13私がぼんやり生きているすぐとなりで、かくも過酷なサバイバルが繰り広げられているのだなあと、スズメのことを知れば知るほど思う。小さな羽根のすぐ下は真っ赤な皮膚。にぎりしめたら潰れそうなくらい弱い、たった18gの体で、外敵から身を守りつつ生きていかなくてはいけないのだなあ。
2013-07-19 21:53:17もしもスズメのヒナを保護して、放鳥したことがある人がいたら、ぜひぜひ情報を下さい。私もネットでできるかぎり調べてるんだけど、情報はあればあるほどいいと思うので。
2013-07-19 21:54:49ケダマがスムーズに外の世界に帰れるように、最近はなるべく触らないようにしてるんだけど、飛ぶ練習のため部屋の中に放しておくと、ぐるぐる飛んだあと私が座ってる椅子の背もたれに着地して、ちゅんちゅんさえずりはじめる。すごくかわいいけど、ちょっと心配。私に馴れちゃだめなんだよケダマ―!
2013-07-19 22:00:26スズメのヒナはたとえ一羽でいても、巣立ちの最中の可能性があるのでむやみに保護してはいけないそうです。私の場合は「明らかに衰弱している」「ケガをしている」「巣立ち前の小さすぎるヒナ(これはあとでわかったことですが)」など、いろいろ条件が合致したので保護しましたが、念のため。
2013-07-19 22:05:00最近ケダマはものすごくパワフルで、たった半日でケージをこんなに汚すだよ・・・という写真を撮ったが、床にミルワームが散乱しているので掲載を自重。
2013-07-19 22:08:41パソコンのモニターの上でウトウトするケダマ。モニターは暖かいから、気持ちがいいのかな? http://t.co/vGmAeiy6eP
2013-07-20 09:21:26半目のケダマ。さて、気持ちいいとこ悪いけどそろそろケダマにはケージに戻ってもらって、私は出かける準備。 http://t.co/zHsnXL4Qqx
2013-07-20 09:26:05ケダマの体重、なぜか減って17グラムに。ミルワームは依然として毎日100匹食べてるのに。念のため負担をかけないよう、病院に連れて行くのは明日に延期。小鳥は本当に繊細な生き物だなあ。がんばれケダマ。
2013-07-22 14:47:56今日は原稿を提出したあと、ついにケダマの放鳥の相談をしに、病院へ行く。さっき予約も入れた。お別れするのが近づいている。さみしい。
2013-07-23 11:15:37昨日の夕方、外を飛ぶスズメを見ながら、放鳥したらケダマは、夜どこで寝るんだろうと考えた。朝に放鳥したとして、一日で友達ができるだろうか。友達ができなかったら、はじめての世界で、一人で寝床を探すんだろうか。そう考えたらむちゃくちゃ切なくなった。野鳥だからだいじょぶなはずなのに。
2013-07-23 11:18:04パソコンのモニターの上がお気に入りで、暖かいところにお腹をぺたっとくっつけ、ウトウトするのが好きなケダマ。外の世界にパソコンのモニターはないけど、それに代わる快適な場所を、ケダマがどうか見つけられますように。
2013-07-23 11:21:17ケダマを連れて移動中、雨…トホホ。そんなケダマはカバンの中、自分が電車に乗ってることすら知らずにいます。
2013-07-23 14:52:28獣医さんの言葉。「小鳥は一日食事がとれないだけで餓死してしまいます。役所に電話すれば、飛べるなら外に放せと言われるでしょうが、こういうスズメが生き延びることはまずありません。飼った方が確実に長生きしますが自然の形に返すのが素晴らしいという考えもあるのであとはお任せします」
2013-07-23 15:38:32「飼うとなったらオカメインコとは別の大きめのケージを用意して下さい。ミルワームだけじゃなく、蜘蛛などもあげて下さい」蜘蛛はともかく、狭い我が家に鳥のケージ二つは絶対置けない。ケダマを飼うのは難しい。でもまず餓死するって言われたら放せない。どうしたらいいんだ!
2013-07-23 15:41:39ケダマの件。明日、別の鳥専門病院でセカンドオピニオンを受けることにしました。昨日は混んでてきちんとスズメのことを聞けなかったし、今後ケダマがどう生きるにせよ、まずはバランスがとれた食事について専門家の意見を知りたいので。ヒナの時期にとった栄養によって体の基礎が構築されちゃうのだ。
2013-07-24 07:43:07ケダマの体が小さいのは、もともとの体系なのか、その後の三週間で私が与えたエサが原因なのか、ちょっと自信がない。ミルワームはたくさん食べるけど、野性のスズメのヒナはもっといろんなものから栄養をとってるんです、って先生も言ってた。やっぱり人間はなかなか母親の代わりにはなれないなあ。
2013-07-24 07:45:04