浅野真澄さんが保護した野鳥（スズメ）の成長記録

浅野真澄@フリーになりました @masumi_asano

ケダマのお薬タイム。コクシジウム撃退のための薬は苦いらしく、ちょっと不満そう。薬を飲ませるためにつかまえると、ケダマの心臓はびっくりするくらいのスピードでトクトクいってて、いつも不安になる。小さいなあ、ケダマは。

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一難去ってまた一難。ケダマの尾っぽの付け根が腫れている。これはなんだろう。野鳥は飼育書がないので、まったく見当がつかない。来週また動物病院に行くけれど、急を要する症状かも知れない。鳥は本当に難しい。

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ケダマを保護してからというもの、外を飛び回ってるスズメがいかに屈強で選ばれし者なのかを痛感するように。あいつら、パッと見かわいいけど、人間にしたらちょっとした戦士なみの強さだよ。サバイバルソルジャーだよ！

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仕事からいったん帰宅。獣医さんの話では、おそらくケダマは卵の時点ですでに状態が悪く、生きてはいけない個体だったとのこと。コクシジウムがお腹からいなくなっても、どうやら放鳥するのは難しい、という感じのことを言われました。そうなると、今までとやることが180度変わってくる。

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今まではなるべく人に馴れないよう、警戒心を失わないよう気をつけながら世話をしてきたけど、もし放鳥できないなら飼育方針を転換して、人間を怖がらない、友達だと思うスズメに育てなくては。私はケダマを飼うことはできないけど、人の手がなくては生きていけないなら、ケダマの内面を変えないと。

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病気を治し、人なつっこいスズメに育てて、最終的には信頼できる人、もしくは機関に託す。これが目標になりました。ということで今日からは、エサは手から与えることに。子スズメのうちじゃないと内面は変えられないので急がなくてはと思う反面、健康体になって放鳥する夢も捨てきれず。難しい。

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ケダマの飼育方針を、「人間に馴れさせない」から一転「人間は友達と教える」に。エサを手から与えることにしたら一気に距離が縮まった。堰を切ったように甘え出すケダマ。今までわざと遠ざけてごめんよ。 http://t.co/IXPSx8wQ1N

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ケダマを人になれさせることには、正直迷いがある。でも、自然の中では生きていけないと言われると、それなら人と仲良くなった方が幸せだとも思う。じゃないと、ケダマの世界に味方も仲間も友達もいなくなってしまう。そんなケダマは私の肩に乗って髪をすいてくれてる。ずっと甘えたかったのかな。

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これでいいのかなあ…放鳥が遠ざかっていく。でもケダマはとてもリラックスした様子で、私の鎖骨のあたりでうずくまって毛づくろいしてる。たった半日でこんなに甘えるようになるなんて。今日はもう寝かせて、週明けに獣医さんに相談しよう。

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ケダマに12時間おきにコクシジウムの薬を与えるようになって3日。毎日フンを観察してるんだけど、最初は下し気味だったのが、今日は固形になっていた！これは薬が効いている証拠。食欲も旺盛だし、ほっと一安心。みなさんたくさんメッセージありがとう。油断せず経過を見守ります。

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仕事前に、ケダマを連れて鳥の病院なう。前の人が、セキセイインコのギプスがとれて嬉し泣きしてる。骨折した足、ちゃんとくっついたんだって。私まで感動。よかったねピーちゃん。

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ケダマの診察終了。お腹のコクシジウムはいなくなったって。もう薬を飲ませなくてもいいとのこと。やったー！そして、お尻の腫れだと思ったものは、皮脂腺といって、何の問題もないそうです。本当によかった。ケダマもよくがんばった！！！

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先生「この子は普通のスズメより二周りも小さいですし、これ以上骨格はあまり成長しないでしょう。卵のときから栄養が悪かったのだと思います。飼って、寿命を全うさせてあげるのがこの子の幸せかと思います。はっきり言えるのは、外では生きていけない、ということです」

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ケダマを今後どうするかは、もう一度考えよう。うちはオカメインコのアビちゃんがいるし、例えば災害があったとき、アビちゃんを避難させるものは揃えてあるけど、種類のちがう、ケージも別々の二羽の鳥の面倒を見ることはできそうもない。でも、弱いケダマを誰かに託すのも無責任な気がする。難しい…

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でも、保護した日からずーっと病院にかかりきりで、入院したり薬飲んだりの連続だったケダマが「もう病院にかからなくてよくなりましたよ。健康です」と言われたのはとても嬉しかった。ケダマに、慣れない移動を強いる必要もなくなった！健康って素晴らしい！！

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野鳥の保護に関して都知事から表彰までされてる鳥の専門医の看たてと勧めで、問題はないようです。確認済みです(*^^*)RT @darjeely: 怪我の治療という、当初の主旨からぶれてはいけません。酷ですが、一般の方の野鳥の飼育は許されていないので、このまま飼育するのは問題です。

浅野真澄@フリーになりました @masumi_asano

都の、鳥獣保護員の方にも確認しましたし、都と提携している鳥の専門医にも確認しましたよ。その上で問題ないということになりました。RT @nobu_ishi: 先生に確認しただけでなく、役所に確認したのですか？先生がどう言おうと役所がルールですよ。

浅野真澄@フリーになりました @masumi_asano

はぁ。ケダマの話題になるたびにこれからずーっと、犯罪だの違反だの問題だのルールだのと言われ続けるんだろうか。言われるんだろうな。

浅野真澄@フリーになりました @masumi_asano

ケダマのことを心配して下さってるみなさん、応援やアドバイス、ありがとうございます。ケダマについては、私なりに考えて方法を模索しようと思いますが、今後ケダマのTweetは控えさせていただこうと思います。でも、責任を持って最後まで見守りますのでご安心くださいね。

浅野真澄@フリーになりました @masumi_asano

ケダマではなく獣医さんの話。いい・悪いを簡単に決めることはできませんが、合う・合わないはあるなと今回の件で実感。家から近いこと、入院設備があることで最初にかかった病院に行きましたが、ケダマを一目見て「実はずっと心配してました。あまりに小さすぎる子なので…生きててよかった！」と。

浅野真澄@フリーになりました @masumi_asano

これまでの経緯をすべて話すと「今かかってる鳥の先生は業界ではとても有名な方です。私からも電話してみます。電話でやりとりしながら、ケダマちゃんにどう治療をするか決めていこうと思います」と言ってくれました。今かかってる鳥の先生は週2日、午前中しか診察がないので連れていけなかったのだ。

浅野真澄@フリーになりました @masumi_asano

近所の先生は鳥の専門医ではなく、最初にケダマを連れて行ったときは鳥のエサさえ病院内にありませんでした。でも、最初に入院させた翌日、様子を見に行くと、昨日はなかった鳥用のエサやスポイトが買いそろえてあり、半日で用意してくれたんだ、と嬉しくなりました。