- mihatsuikutoshi
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未来のストックホルム(画像)。これは提案のレベルだけど、ストックホルムの街並みがこのように激変する可能性はあるかも知れないな(ほんとか?)。/ Stockholm Stacked http://t.co/6jTfPHwply http://t.co/6cTs2nwCiL
2013-06-20 10:06:08OMA Wins Skyscraper Competition in Stockholm http://t.co/fstw0uBVPo #architecture
2013-06-20 01:02:22レム・コールハース(OMA)がストックホルムに建設される高層ビルの建築設計コンペが勝利した、という記事。>RT OMA Wins Skyscraper Competition http://t.co/TNJ019qwRy http://t.co/c3QUCJXQIA
2013-06-20 09:56:12ちなみにストックホルムは今、「住宅不足」が大きな社会問題になっている。急激な成長に住宅の需要が追いついていない。この問題をどうやって解決するのかということで、建築の「高層化」が考えられている。今回の建築設計コンペが行われた背景にはこの社会問題がある。
2013-06-20 10:03:16さっきの「未来のストックホルム」の画像をみて、KITTEが入っているJPタワーに似ているなと思った。ま、JPタワーは東京中央郵便局の外壁しか残していないのだけどw、「未来のストックホルム」の提案もタワー・イン・ザ・パーク型(墓石型)になっていると言えるのかも知れない。(続く
2013-06-20 10:20:52(上のツイート訂正。×タワー・イン・ザ・パーク型 → タワー・オン・ザ・ベース型。)
続き)つまり、その「未来のストックホルム」の提案では、ま、上空は多少は鬱陶しくなるかも知れないけど、建物を高層化して都市の住宅不足の社会問題を解決しつつ、かつ、既存の伝統的な街路の街並みを保存することができる提案になっている。考え方としてはJPタワーと同じだろう。
2013-06-20 10:24:02高層建築の「タワー・インザパーク型」と「タワー・オンザベース型」。(出典)日端康雄著『都市計画の世界史』 http://t.co/njimT9wOZT http://t.co/xEjFPj5oo2
2013-05-22 11:12:31都市史的な流れでも、公開空地や芝のど真ん中に高層建築を建てる「タワー・イン・ザ・パーク型」から、街路との近接性や街並みのにぎわい創出を重視した「タワー・オン・ザ・ベース型」に変わりつつある。一昨日オープンした「KITTE」はやや特殊な例であるけど後者の良い実践例と言える。
2013-03-23 09:48:38「きりぼうのブログ」の東京駅前 http://t.co/RtcHd5iZtC の記事に載っている「JPタワー」(KITTE)と「丸の内パークビルディング」の写真を並べると面白い。どちらも古い建物の上にガラス張りの高層ビルが載っている。 http://t.co/Aul3AS7Jsy
2013-05-20 14:21:56「東京中央郵便局」(2007年の写真)。後の「JPタワー」(低層棟に商業施設の「KITTE(キッテ)」がある)。1924年に完成した。設計は建築家の吉田鉄郎。 http://t.co/ldPalIUoju
2013-05-23 14:24:44中之島 〜 ダイビル本館 グランドオープン (1)外観 〜 http://t.co/HjyxD6B4Th http://t.co/TW59xOElb4
2013-07-15 22:55:25中之島 〜 ダイビル本館 グランドオープン (1)外観 〜 http://t.co/HjyxD6B4Th http://t.co/xG5Ca2QGO2
2013-07-15 22:56:07大阪のダイビルは前にtogetterにまとめた「古い建物の上に高層ビルが載っている建築」 http://t.co/zcFanOueZi にも載せているのだけど、街路から撮った写真をみると、古い建物の外観を残した意義は凄い大きいな。街路を歩く人の視界に入るのは古い建物の外観。>RT
2013-07-15 23:15:1720世紀後半では、都市成長に対しては「副都心」をつくって解決を図ることが多かった。ロンドン近郊の「カナリー・ワーフ」やパリ近郊の「ラ・デファンス」などはその代表例。東京でも「東京臨海副都心(お台場)」「横浜みなとみらい」「幕張新都心」「さいたま新都心」などをつくって分散を図った。
2013-06-20 10:29:44パリ近郊の「ラ・デファンス」の写真。伝統的なゾーンと高層化するゾーンを明確に分ける都市設計になっている。 http://t.co/urU5lqxFE8 http://t.co/ay2XXq9gq8
2013-06-20 10:33:24ロンドン近郊の「カナリー・ワーフ」の写真。サッチャー政権の時に開発が一気に進んだ。それ以前のイギリスはエベネザー・ハワード流の計画的な分散政策をとっていたが、サッチャーがその流れを変えた。 http://t.co/UiPMj2QQUC http://t.co/Wemw2uIGDa
2013-06-20 10:39:5820世紀後半に開発されたパリ近郊の「ラ・デファンス」やロンドン近郊の「カナリー・ワーフ」に対して、ストックホルムでは異なる方向の開発を進めるのかも知れない。既存の都市の「横」に新しい都市をつくるのではなく、既存の都市の「上」に重ねるようにして都市を拡張するという戦略である。
2013-06-20 10:50:45ちなみに、都市経済学者のエドワード・グレイザーはパリ近郊の「ラ・デファンス」は合理的ではないと批判している。グレイザーはパリの伝統的な都心を高層化することを提案している。経済学的にはそのほうが正しいのかも知れないが、伝統的な都心を壊すことをパリ市民が受け入れるとは考えられない。
2013-06-20 10:55:29ま、ある意味、エドワード・グレイザーは建築家のル・コルビュジエに似ていると思うw。ル・コルビュジエはパリ都心を高層化する「パリ・ヴォワザン計画」を1925年に提案している(画像)。 http://t.co/7JcrIxx6ek
2013-06-20 10:57:54さて、最初に載せた「未来のストックホルム」の提案をストックホルム市民が受け入れるだろうか?(終わり) http://t.co/6jTfPHwply http://t.co/saDJTX3Wxn
2013-06-20 11:02:45(終わり)
推奨文献
エドワード・グレイザー著「都市は人類最高の発明である」
おまけ
http://www.youtube.com/watch?v=3OG9UQNaMjY
デンマークの建築家のビャルケ・インゲルスによるストックホルムの「スルッセン地区のマスタープラン」のプレゼン動画(コンペ応募案)。2011年。
建築家ビャルケ・インゲルスの哲学は「快楽主義的持続可能性」と「空想的実用主義」。つまり、相反するものに対して、妥協したり、どちらか一方を選んだりするのではなくて、相反するものを「統合(integrate)」することを目指すという哲学。建築家の社会的役割を「助産婦」に喩えている。
2013-05-07 09:35:49