茄子川導彦の[イラレ]アピアランス観
はじめに
以下は、私が
“DTP現場における、作業効率化の為の(Illustratorの機能である)アピアランスのありかた”
にフォーカスを置いて個人的な見解を示しただけであり、
決してあらゆるアピアランス活動を否定するものではありません。
自社完結だから、駆使の仕方を発展させる事ができたというのが正直な所。 これが数々の人が携わるフローだと、使い方を発展させれなかったし、駆使する事で危険性が生まれる事も事実。
2013-07-03 23:26:10だけど、アピアランス機能が搭載されたのはもう十数年以上前の話。 ITで十数年って「結構昔」。 それを今まで無視し続けてきたのも私達。 (私自身はCS2の頃から本格的に業務に使用してきましたが…)
2013-07-03 23:32:34アピアランスにおける危険性というのは、アピアランスだけのせいでおこる危険性よりも、普段からのDTP作業におけるIllustrator上のデータの取り扱い方の注意点や印刷(RIP)に関わる部分の注意点が アピアランス上で起こるだけであって、
2013-07-03 23:38:09適当に作ったらダメっていうのは、どっちもの事。「アピアランスのせいでパスが増えすぎてRIPがおかしくなってしまう」は、アピアランスのせいでなくてもパスが異常に多いものであればおかしくなることもあるだろうし、
2013-07-03 23:43:22パスが多くならないようにしようという気持ちがある人なら、アピアランス使おうが使わまいが、その気持ちは変わらないはず。
2013-07-03 23:44:00アピアランスがわからない人もいるからアピアランスは使うな。の考えは、今やもう卒業しなければならないのではとも思うし、アピアランスが広まってないせいなら、私達が広めなければいけないのではないか、とも思う。
2013-07-03 23:46:36例えばこれを、「Photoshopのレイヤーマスクが解らない人がいるから、その機能を使うな。」と言い換えたらどうだろう。
2013-07-03 23:48:07色々言いましたが、これが私の思うアピアランス論です。 DTP・印刷業全体が、「アピアランスを使って効率化をしなくても採算がとれるし早く帰れる」んであればアピアランスは要りません。
2013-07-03 23:51:50編集後記
最後、“要りません”って言い切っちゃいましたが、再編集とか便利なので、フチ付き文字くらいはアピアランスで作りましょう。