日本で革新政権が出来なかった最大の理由

Yoshiteru Kawai @yoshikun2009

「小沢一郎氏はなぜ壊し屋なのか」http://t.co/FPuFk555t8　で軽く書いた革新単独政権が日本で成立しなかった理由について。

Yoshiteru Kawai @yoshikun2009

最初に最大の理由を書く。 「革新政権で具体的に日本がどうなるのか分からなかったから」

Yoshiteru Kawai @yoshikun2009

もちろん社会党も共産党も選挙の都度公約で「こういう社会を目指します」とは書いてるのである。しかし、具体的にどう実現するのか、政権獲得前からそれに向けた動きをやっているのかが全然わからないのである。

Yoshiteru Kawai @yoshikun2009

実際に見えるのは自民党（前身の自由党・民主党などを含む）の揚げ足取りや反対運動ばかりで「ではどうするのか」が明示されなかった。

Yoshiteru Kawai @yoshikun2009

「いつかはクラウン」は目標が明示されていてかつ手段（出世等による昇給）が暗示されている点で名キャッチフレーズである。このレベルの建設的なフレーズを出せなかったのである。

Yoshiteru Kawai @yoshikun2009

人は夢を叶えてくれる仲間を求めるが、日本国民の大多数にとって社共両党はどう見ても叶えてくれそうになかった。

Yoshiteru Kawai @yoshikun2009

国民は一定の票と議席を国政で託し、地方自治体では革新行政でテストしたのである。しかし、テストの結果は不合格だった。

Yoshiteru Kawai @yoshikun2009

ラーメン屋でもネイルサロンでも言えるが、他店をけなすだけで自店を使うメリットや利用後のことを言わない店に客が来るはずがない。

Yoshiteru Kawai @yoshikun2009

根本的な失敗から目をそらし、責任転嫁の内紛を重ね、内紛の勝者が批判屋の地位にあぐらをかき、一時の党勢回復に満足する、この悪循環を見た国民は革新政権にノーを突きつけた。