川崎市教員採用2次試験の課題設定が優等生すぎて切ない
- FukushimaKokugo
- 21409
- 0
- 0
- 2
くだらない問題だなぁ…。RT @kyousemi: 【川崎市】2次試験の「場面指導」のテーマについて、変更が発表されています→http://t.co/4CVCIVuSYC。受験生は必ずチェックしてください!(どらT)
2013-08-03 22:31:11川崎市教員採用「場面指導」の課題例……「図書委員会より、来週からの読書週間と推薦図書などの連絡がありました。読書の啓発に向けて指導してください」。――優等生的で抽象的な回答をする以外にない課題。昼間に救急医が書いていた抽象的講演の悪質性に通じる。
2013-08-03 22:35:28川崎市教員採用「場面指導」の課題例……「トイレの手洗い場が水浸しになっていたり、トイレットペーパーの破片が散乱していたりする状況が見られます。トイレの利用の仕方について指導してください」。――これを通して、どんな教師適性を見ようというのか?
2013-08-03 22:36:16試験というものは、そこに能力や適性の差異が現れるように仕組まなければならない。しかし、読書の啓発だのトイレの使い方だのを説明させたところで、そういう差異はほとんど生じないだろう。無意味。
2013-08-03 22:38:00こういうのもある――「新しい学級で 3 ヶ月が過ぎ、気の合った仲間だけで行動するグループ化が目立ってきまし た。学級の中で、仲間はずれがでないように指導してください」。これは大事だが、課題の与え方が間違っている。
2013-08-03 22:38:46まず、「気の合った仲間だけでグループ化」することが本当に悪いことなのか、別にいいのではないか、と逆説的に問うべき。その上で、「それでも学校においてそれを避けたほうがよいということを、子どもたちにどう説明するか」「そのためにどんな具体策を講じるか」を問うべき。
2013-08-03 22:41:09教員採用の課題作成者自身が、子どもとの、そして自分自身との、ギリギリの戦いというものを経て来ていない。だから、こんな薄っぺらい課題設定になってしまう。
2013-08-03 22:42:57私は小学校教師だったとき、「気の合った仲間同士でグループ化することは決して悪くない、誰だってそうしたいはずだ」と指導してきた。先生にも嫌いな人はたくさんいる、みんな好きなんてことはあり得ない、と。
2013-08-03 22:44:18しかし、気が合わないと思っている人と一緒に過ごしてみると意外に気が合うこともある。話したこともない人と話してみると、意外な共通点を見つけて親近感を覚えることもある。せっかく「同じクラス」になったのだから、そういう体験を楽しんでもいいんじゃないのか。――
2013-08-03 22:47:06大人だったら、それこそ狭い世界に閉じこもってしまう。教室もなければ学年もない、学校もない。関わりあうはずもないような人が毎日同じ教室で関わりあうということは、子どものうちだけの体験。だから、ちょっと広い心で、見知らぬ人と関わってみてはどうか。――そういう呼びかけをした。
2013-08-03 22:49:14子どもは、偽善をすぐ見抜くよ。すぐ。まもなくやってくる教採2次試験の受験者も、面接官や課題設定者の偽善を見ぬいて、そういう挑発的な「回答」を演じてみてはどうかね。読書啓発とかトイレ利用のルールとか仲間はずれすんなとかいう偽善はよくないと私は思います、と言ってみては?
2013-08-03 22:51:34私自身、教員採用の2次試験(グループ討論)に臨むときは、「いかにして他の受験者と逆のことを言うか」をずっと意識してたね。ただし、根拠ある逆説を。
2013-08-03 22:57:10当然ないでしょうね。 RT @tkms7: それぞれの場面の評価基準を作ってるのか疑問。 RT @FukushimaKokugo: 川崎市教員採用「場面指導」の課題例……「トイレの手洗い場が水浸しになっていたり、… …トイレの利用の仕方について指導してください」。
2013-08-03 22:58:11と、武勇伝を語ってる場合でもない。私の、小学校教師時代の武勇伝はすべて、ここ http://t.co/qdgfHJe5a4 に書いてあるから、教員採用試験の受験者は、心して読んでおくように。ただし、無理して真似しないように(笑)。
2013-08-03 23:01:18