20130806 #NHK スペシャル「終わりなき被爆との闘い～被爆者と医師の68年～」

ほんのこ @shbttsy74

#NHK SP「終わりなき被爆との闘い〜被爆者と医師の68年〜」1945年、広島と長崎で原爆投下。あれから68年。その時についた放射線の傷が原因とみられる病気がいま被爆者を襲っている。骨髄異型性症候群（MDS）。進行すると白血病になる。60年間異常を蓄積し、突然病気に。

ほんのこ @shbttsy74

#NHK SP。広島大学病院。長年被爆者の治療にあたってきた。4歳の時、爆心地から2.5kmで被曝した竹嶋さん72歳。これまで大きな病気はなかったが、4か月前の検査で白血球の異常が見つかった。骨髄から血液細胞を抜き取って検査。

ほんのこ @shbttsy74

#NHK SP。竹嶋さんの血液細胞では、多くの白血球がガン化していた。白血球全体の約2割。骨髄異形性症候群（MDS）。症状が進むと免疫機能が下がり、死に至る。被曝の影響があると推測される。治す手段は骨髄移植だけ。竹嶋さんの場合、安全にはできないだろうと医者。

ほんのこ @shbttsy74

#NHK SP。竹嶋さん、抗癌剤を使って、症状の進行を抑えることに。MDSになる被爆者が次第に増え、この病院だけでも年に10数人に。第二の白血病＝MDS。最初に白血病が猛威をふるったのは、被曝から10年ほど経った頃。

ほんのこ @shbttsy74

#NHK SP。白血病からの回復を祈って、ツルを折り続けた少女、佐々木貞子さん。被曝から10年後に発症し、その8ヶ月後、12歳で亡くなった。被曝から25年ほど経ち、患者の数が減って、終息したと思われていた。今MDS治療を受けている被爆者は、長崎でも100人近くという。

小嶋裕一 Yuichi KOJIMA @mutevox

そういえばチェルノブイリ博物館に佐々木貞子さんに関する展示がありました。 RT @shbttsy74 #NHK SP。白血病からの回復を祈って、ツルを折り続けた少女、佐々木貞子さん。被曝から10年後に発症し、その8ヶ月後、12歳で亡くなった。

ほんのこ @shbttsy74

#NHK SP。長崎原爆病院の朝長医師。血液の専門医だが、MDSは意外なことだったという。「予測は全くしてなかった。MDSを含めた白血病の第二のピーク、どこまで続くか予測したいがまだわからない」被爆者にMDSが増えていると朝長医師が気付いたのは、10数年前。

ほんのこ @shbttsy74

#NHK SP。研究のきっかけになったのは、5年前MDSで亡くなった吉田孝子さん（享年81）。長年朝長さんと共に活動し、被爆の証言活動を行ってきた。2000年の映像。「あの原子爆弾のあれが、私の体の中に巣食っていて、表に出てきたのかと思ってびっくりした」

ほんのこ @shbttsy74

#NHK SP。朝長医師「泣いてる場合じゃない。患者さんが亡くなると悔しいし悲しいけど、そこから次のステップに。自分が研究して治療法を編み出したい」MDSが被爆によって起きていると証明するため、確かな数字を示さなければ。朝長医師、市内5つの病院からカルテを集めた。

ほんのこ @shbttsy74

#NHK SP。605人分のMDS患者のカルテ。その中に被爆者がどれだけいるか調べた。確認できたのは151人。MDSの発症率は通常、年間10万人に1人程度。被爆者の発症率は10万人中15.9人。しかし被爆者は高齢化しているので、単純に比較はできない。

ほんのこ @shbttsy74

#NHK SP。朝長医師、爆心地からの距離で調べると、3kmで17.6人、1.5km以内で43.1人。爆心地に近いほど発症しやすい。研究結果は国際的に権威のある科学雑誌に掲載され、世界に認められた。

ほんのこ @shbttsy74

#NHK SP。吉田孝子さんの娘、河野和子さんが、朝長医師を訪ねてきた。研究結果が発表された時、吉田さんは亡くなっていた。「僕らが研究してきたというより、被爆者の方々が次々にMDSになったりガンになったり。お母さんの感覚的な『原爆が体の中に生きていた』というね」

☆クミ☆(😷で憲法改悪にNO) @kkumenara

@shbttsy74 @thiebun この娘さんは自分の不安を語らなかったのだろうか、いや語ったはずだ。スルーか。 #Nスペ

「選挙供託金を0 に」政治を国民の手に！ @forEvryHapier

同じ事が今、これから福一発災被害者に起こると思うと 堪らんなぁ。 RT @shbttsy74: #NHK SP。吉田孝子さんの娘、河野和子さんが、朝長医師を訪ねてきた。研究結果が発表された時、吉田さんは亡くなっていた。「僕らが研究してきたというより、被爆者の方々が次々にMDSに

ほんのこ @shbttsy74

#NHK SP。朝長医師の研究は、MDSが発症するメカニズムを解明し、治療に結びつけようという段階に。染色体に注目。遺伝情報の塊。正常な細胞で、23種類の染色体が2本ずつ。白血病では、そのうち2つに決まって異常が見られる。吉田さんの染色体には大量・不規則な異常が。

ほんのこ @shbttsy74

#NHK SP。染色体の形が変わったり、本数が増えたり減ったり。なぜ60年も経ってから突然現れるのか、詳細はまだわかっていない。「闘わざるを得ない、被爆者の方々は。医者の闘いでもある。我々がギブアップして、何もしないということはありえない。医者の仕事の根本がそこにある」

猫札 @zenpukujisasco

.@shbttsy74 放射能は人間の遺伝子に「トロイの木馬」をしかけるのですね。原爆症が現在進行形だとは。福島が危ぶまれます。

ほんのこ @shbttsy74

#NHK SP。原爆投下後に、急性障害。突然皮膚に紫色の斑点、歯茎から出血、全身から血を吹き出し、多くの人が倒れた。医師たちは治療らしい治療もできず、その年だけで20万人以上が亡くなった。アメリカはこの事実を否定。投下1か月後「もはや放射線で死ぬ日本人はいない」

ほんのこ @shbttsy74

#NHK SP。土山医師、仲間とともに聞き取り調査を行った。「何も薬もない。本当に虚しいものだった」ABCC、原爆投下の翌年に広島に設立。多くの被爆者からデータを集め、被爆の影響を調べた。しかし治療は行われず。次第に被爆者の間に白血病が蔓延し、多くの命を奪っていく。

ほんのこ @shbttsy74

#NHK SP。被爆から10年ほど。広島と長崎の医師たちが、治療の本格的な研究に乗り出した。その中心となった鎌田七男氏。白血病のメカニズムの解明に取り組んだ。「勝ち目のない闘いをやるつもりじゃなかった」当時の、染色体の顕微鏡写真。画像が荒く違いがよくわからない。

ほんのこ @shbttsy74

#NHK SP。鎌田さん、染色体をひとつひとつ見ていくなかで、白血病の特徴をつかむ。丹念に形を見比べ、染色体の傷を見つけていった。白血病の被爆者の染色体に、ある共通した傷があることを発見。9番と22番の染色体に、決まって異常が起きていた。一部が切断、間違って交換される。

ほんのこ @shbttsy74

#NHK SP。その結果、10年ほど経って、血液細胞がガン化、白血病が起こる。染色体の異常を早期に見つけられれば、進行を遅らせることができる。「最高15年診た方もいる。早めに染色体異常が見つかって治療をしたから」現役を退いた今も、鎌田さんは昔からの患者を訪れる。

ほんのこ @shbttsy74

#NHK SP。高蔵信子さん。爆心地から280mで被爆。鎌田さん、高蔵さんを40年見守ってきた。この日、今の主治医の診察につきそう。めまいなど貧血の症状が出て、詳しく調べる必要があると言われた。骨髄検査の結果を一緒に待つ。医師「ちょっと染色体の異常がありましたので」

ほんのこ @shbttsy74

#NHK SP。調べた結果、高蔵さんはMDSと診断された。高蔵さん「くるものがきたなと思って。当然のこと。被曝した場所から言っても」鎌田さん、検査の数値を見ながら、早期発見できたため症状はまだ軽いと説明。さまざまな病を乗り越えた高蔵さんに、新たな病が。

ほんのこ @shbttsy74

#NHK SP。鎌田さん「1回の時限爆弾であればいいんですけど、2つ目、3つ目の時限爆弾がある。そういう不安は、しっかり我々が受け止めていかないといけない」