「公共図書館と知の地域づくり」の講演メモから

全国リレーシンポジウム「公共図書館と知の地域づくり」に参加した @mitsuru_kuroda の講演メモのまとめです。 講演を取り上げた新聞記事↓がアレ、ということなので、その補完も兼ねてます。 地域ニーズに応える 公共図書館づくり提言 - 大阪日日新聞 http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/130806/20130806022.html
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黒田充@マイナンバーこのままで良いの? @mitsuru_kuroda
(1)全国リレーシンポジウム「公共図書館と知の地域づくり」。記事がダメダメなので、私なりに片山氏の講演をまとめました。以下、続くhttp://t.co/eHzhnUUtHd
黒田充@マイナンバーこのままで良いの? @mitsuru_kuroda
(2)片山氏曰く、公共図書館は学校図書館も含めそのほとんどを自治体が責任を持って経営している。行政の中では脇役に追いやられている場合が多いが、正面に据えて力を入れて欲しい。「知の地域づくり」は私が言い出したこと。地域の雇用をどう作るか。これまでの公共事業は一過性、持続可能ではない
黒田充@マイナンバーこのままで良いの? @mitsuru_kuroda
(3)片山氏曰く、公共事業は大手ゼネコンが落とし、地元は下請け、孫請け。こうした下請け経済からの脱却が課題。知的財産を生かした地域づくりが必要ではないか。自分たちの地域の問題を責任を持って考える必要があろう。自立心と気概が技術をも生み出す。みんなで考え、勉強しよう。 続く
黒田充@マイナンバーこのままで良いの? @mitsuru_kuroda
(4)片山氏曰く、そのために必要なのは教育であり、学校教育と生涯教育(図書館)。しかし、図書館は偏ったイメージを持たれている。暇な人が本を読みに行く場所。暇な人のためになぜ予算を使うのか、自分で買えばいいだろうと。財政担当はそう言う。職員も議員も誤解している。 続く
黒田充@マイナンバーこのままで良いの? @mitsuru_kuroda
(5)片山氏曰く、県知事だった時、私は職員に主体的に考えようと言った。みなさんはどうやって政策を考えているのかとたずねると、知事から聞かれたのだがどんな政策が適当かと国に聞いていると言う。そこで、県庁内に庁内図書館を作った。 続く
黒田充@マイナンバーこのままで良いの? @mitsuru_kuroda
(6)片山氏曰く、庁内に図書館をというと、そんなスペースはないと職員から反発もあったが、司書を配置しリファレンスできるようにすれば、狭くても可能だ。必要な資料はどこにあるか、例えば県立だとか、国会図書館だとか所在を答えればいい。そこで、職員も議員も調べ物をするようになった。 続く
黒田充@マイナンバーこのままで良いの? @mitsuru_kuroda
(7)片山氏曰く、公立図書館を考える上でのポイントは3つ。1つは、図書館のイメージを変え、本来の役割を果たせるようにすること。例えば、ビジネス(起業等)サポート。仕事上の課題を解決するのに図書館を利用する。アメリカでは、最も図書館を利用しているのは新聞記者だという。そして芸術家。
黒田充@マイナンバーこのままで良いの? @mitsuru_kuroda
(8)片山氏曰く、色んな人が利用する図書館にしていく必要。そのためには地域の特性(例えば農村地帯)にあった情報提供を考える必要がある。また図書館協議会の果たす役割も大きい。もっと活性化する必要がある。日本では諮問機関だが、例えばマレーシアでは、協議会が図書館の経営責任を負っている
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(9)片山氏曰く、2つめのポイントは、市町村立図書館の役割と可能性である。例えば学童保育との連携、学童保育所を図書館に作り、本の好きな子は本をどんどん読める。そうでない子も司書が指導することでやがて好きになるだろう。小学校区毎に図書館が必要だが。 続く
黒田充@マイナンバーこのままで良いの? @mitsuru_kuroda
(10)片山氏曰く、デンマークでは歯磨き指導を図書館でやっている。歯の専門家が子どもたちを指導し、司書は関係する本を子どもたちに提供する。高齢者などへの生涯学習の講座も図書館でやれば良い。楽しいから図書館に行こうとなる。 続く
黒田充@マイナンバーこのままで良いの? @mitsuru_kuroda
(11)デンマーク(?)ではマイノリティ(イスラム系など)に対する施策も図書館で担っている。図書館に行けば母国の新聞が読めるので集まってくる。新しい国に馴染んでもらうとともに、自分たちの文化を守るための結節点としての役割を果たしている。図書館は、公文書館としての役割もある。
黒田充@マイナンバーこのままで良いの? @mitsuru_kuroda
(12)片山氏曰く、3つめのポイントは、図書館のことだけを考えてはいけない。図書館だけではなく、家庭での読書関係を整える。地域の読書環境も大切、書店の果たす役割は大きい。図書館と共存共栄は可能だ。魅力ある書店を作って欲しい。鳥取県立図書館は地域の書店から本を買っている。 続く
黒田充@マイナンバーこのままで良いの? @mitsuru_kuroda
(13)片山氏曰く、鳥取県立図書館では、選書の眼力を、司書と書店員さんが、また書店どうしが競い合い、お互いに高め合っている。価格の競争ではなく質の競争である。以上が、公立図書館を考える上での3つのポイント。 続く
黒田充@マイナンバーこのままで良いの? @mitsuru_kuroda
(14)片山氏曰く、図書館の指定管理には問題がある。1つは市民のニーズを図書館の経営に反映させるのが困難。2つには地元(書店等)との連携が困難。3つには地域の歴史(公文書収集を含む)や特性を蓄えるための人的継続が困難。 続く
黒田充@マイナンバーこのままで良いの? @mitsuru_kuroda
(15)片山氏曰く、課題は地域の読書環境をどう作っていくか。まだ図書館としての機能を一部しか発揮していない。行政とも連絡し、色んな可能性を広げていきましょう。 以上、自分のノートを元に黒田が黒田の責任でまとめました。多少、片山氏の主旨と違うところがあるかも知れませんがご容赦を

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