「応援」したくなる野菜作りを/ぼくたちは「有機野菜」じゃなくて「おもしろい野菜」を作りたい(最終回)

大反響をいただいた「若手農家対談」の最終回です。記事の要約と、寄せられたコメントをまとめさせていただきました。「農業を経営する」とはどういうことなのか――。雇用にまつわる悩みや、事業の持続性における課題など、興味深い議論が行われております。どうぞご覧ください。
国内 有機農業 農業 WEDGE 震災
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対談から抜粋(要約)
農場を経営するということ
ウェッジ編集部 @WEDGE_Infinity
お客さん一人ひとりの顔が見えることが、クオリティを維持する。とくに雇用するようになってすごくそう思うようになりました。緊張感が質を担保する。ただし、人を探すのは大変です。(久松) http://t.co/cmqiWsdPUN 「応援」したくなる野菜作りを
ウェッジ編集部 @WEDGE_Infinity
出荷作業のパートさんをタウン誌などで募集すると、やっぱり仕事をナメてくる人ばっかりなんです。「野菜の箱詰めなんて誰でもできるだろう」と。(久松) http://t.co/twwnablmvj 「応援」したくなる野菜作りを
ウェッジ編集部 @WEDGE_Infinity
ひとつの野菜を作るためにどれだけ効率よく動かないといけないか、やってみないと理解できないですよね。家庭菜園ではなくて農業を「経営」してみないとわからない。(小川) http://t.co/jdC0uJMhbB 「応援」したくなる野菜作りを
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でも普通のアルバイト感覚の人にも仕事を分担できるようにしていかないと、農業って発展していかないと思うんですよ。(小川) http://t.co/O9mV6fsdiR 「応援」したくなる野菜作りを
ウェッジ編集部 @WEDGE_Infinity
そこはジレンマですよね。とくに小川さんやウチみたいな多品目の農場は難しい。ずっとやってもらう単一の仕事がない。もともと矛盾したことをやろうとしてるけど、でもこのやり方で経営が回せれば、働きたい人は絶対いると思うんです。(久松) http://t.co/PpjB4CJiER
ウェッジ編集部 @WEDGE_Infinity
ぼくは栽培技術も経営もたいしたことないですけど、ぼくの話を聞いて「農業って面白い」と思った人が参入してきたら、絶対に農業が良くなる、という確信はあります。(久松) http://t.co/GI1CjnAnbt 「応援」したくなる野菜作りを
ウェッジ編集部 @WEDGE_Infinity
自分のプライオリティは栽培だけにはなくなってきているんです。良いスタッフが入ってくれて、彼らが喜んでやってくれる「場」を作ることが自分の仕事なんだな、と思えるようになってきました。(久松) http://t.co/HWj6MQJQwv 「応援」したくなる野菜作りを
「好きな仕事」を続けるために
ウェッジ編集部 @WEDGE_Infinity
できるスタッフさんを揃えて、聞かれたら少しアドバイスして、ときどき「ちょっと海外に遊びに行ってくるわ」と留守にできるくらいになったら、会社として素晴らしいと思うんです。(小川) http://t.co/UJYBV20PxB 「応援」したくなる野菜作りを
ウェッジ編集部 @WEDGE_Infinity
飲食店の人はみんなギラギラしていて、料理人もテナントも見つからないうちから2店舗目、3店舗目の展開を考えている。ああいう感覚が新規就農者にはないから、1店舗目の厨房にひたすら入りびたってしまう。それだと展望がないんですよね。(久松) http://t.co/qgZGo58asN
ウェッジ編集部 @WEDGE_Infinity
かつては自分で完璧にコントロールしたいタイプでした。それをやると情報もノウハウも属人にしか貯まらず、長く続けるほど渡せないシステムに。飲食店は特定の人しかできないことがないようオペレーションを作り、逆算してメニューを考える。(久松) http://t.co/uFywr92kNf
ウェッジ編集部 @WEDGE_Infinity
そこまでいくにはカネはかかるけどね(笑)。俺のカネで資材買って、種買って、自分でやればできることを給料払ってやらせて、それで失敗されるわけですから、その先を考えないとできないよね。(久松) http://t.co/fzBRNc9jSl 「応援」したくなる野菜作りを
ウェッジ編集部 @WEDGE_Infinity
周りの農業者からは「農業はそういうものではない」と言われるから悩んでいたんですけど、ファンになってくれる人はもう少し遠い感覚をもっているんだなと思えてきた。近くの人の意見だけ聞いていたのでは絶対ダメだな、と。(久松) http://t.co/ArbgGyW9Ap
応援したくなる野菜と、応援したくなる新しい表現を
ウェッジ編集部 @WEDGE_Infinity
震災と原発事故で、農業の置かれていた状況が可視化されことを嘆いてばかりじゃいけないのかもしれない。離れていったお客さんたちは、事故がなくてもいずれ離れていったんだと考えるようにしています。(久松) http://t.co/tax4GF8X0n 「応援」したくなる野菜作りを
ウェッジ編集部 @WEDGE_Infinity
当時よく言われた「農家を守ろう」「応援しよう」って、ありがたいけど本当は言われたくない言葉なんです。大変な仕事ですね、とも言われたくない。「いいなあ」と言われたいんですよ。収入でも自由さでも、あらゆる面で羨ましいと思われたい。(小川) http://t.co/T0Bo4HolCt
ウェッジ編集部 @WEDGE_Infinity
ぼくも小川さんと一緒で、「応援しよう」と言われたくはない。でも「ちゃんとした野菜」を作りたいという気持ちを支えてくれるのはありがたいと思います。スーパーでつまらない野菜を見るとガッカリする。もっとちゃんとやろうぜ、と。(久松) http://t.co/bWTYYOjX6P
久松達央さん
対談の全文はこちら
リンク WEDGE Infinity(ウェッジ) 「応援」したくなる野菜作りを 若手農家二人による「ぼくたちの農業」対談の最終回。農業を「経営」していくために必要なこと、そして、生産者と消費者との新しい関係とは&

1972年伊豆大島生まれ。企画・編集をした本に飯田泰之・雨宮処凛『脱貧困の経済学』、五野井郁夫『「デモ」とは何か―変貌する直接民主主義』、若田部昌澄『もうダマされないための経済学講義』、五十嵐泰正・他『みんなで決めた「安心」のかたち―ポスト3.11の「地産地消」をさがした柏の一年』、片岡剛士『アベノミクスのゆくえ』など。

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