130809 福島第一原発汚染水流出問題

岩上安身 @iwakamiyasumi

以下、連投。【汚染水①】福島第一原発で深刻化している汚染水問題。これまでも継続的に海洋流出していたことが明らかになり、後手後手に回った対策を今になって急いでいる。東電だけで対応するには限界がきているのが明確だが、政府の動きは鈍いと言わざるを得ない。

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連投2 RT @IWJ_sokuhou: 【汚染水②】今回の流出を受け、対策に迫られた東電は、2年前に見送りとなった案を今になって採用し、取り掛かろうとしている。この間、国は何をやっていたのだろうか。海洋汚染は他国へも影響を与える懸念があり、決して国内問題では済まない。

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連投3 【汚染水③】しかし、昨日、環境NGO団体らが行った資源エネ庁、原子力規制庁、外務省との汚染水問題に関する対政府交渉で、国側の危機感のなさが浮き彫りとなった。「今回の汚染水流出問題の国側の責任者は誰か、エネ庁長官か、経産大臣か、規制委員長」か。

岩上安身 @iwakamiyasumi

連投4 RT @IWJ_sokuhou: 【汚染水④】市民のこの質問に対し、エネ庁は「取りえるアクション（対策）にも様々な方法があるため、責任の取り方にもしっかりした定義はない」とし、「責任が誰かということは、今、明確に言えない」と回答を避けた。

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連投5 RT @IWJ_sokuhou: 【汚染水⑤】また、東電から地下水モニタリング結果などの報告を逐一受けているはずの規制庁は、東電が地下水モニタリングを、2012年12月から今年5月までの期間行なっていなかったことを認知していなかったことが明らかになった。

岩上安身 @iwakamiyasumi

連投6 RT @IWJ_sokuhou: 【汚染水⑥】海洋を汚染し続ける福島第一原発。国として「国連海洋法条約」、「ロンドン条約」などの国際条約に違反しているのではないか。例えば海洋法条約は194条で、「海洋環境の汚染を防止し、軽減し及び規制するため…

岩上安身 @iwakamiyasumi

連投7 RT @IWJ_sokuhou: 【汚染水⑦】続き…利用することができる【実行可能な最善の手段を用い】、かつ、自国の能力に応じ、単独で又は適当な時は共同して、この条約に適合するすべての必要措置をとるものとする」と定められている。

岩上安身 @iwakamiyasumi

連投8 RT @IWJ_sokuhou: 【汚染水⑧】これについて外務省は「何が実行可能な最善策は締約国自身が判断する。外務省は最善策かどうかを判断するものではない。政府としては最善の措置をとってきたものと理解している」と、まるで部外者かのような回答をみせた。

岩上安身 @iwakamiyasumi

連投9 【汚染水⑨】また、ロンドン条約は、あらゆる放射性廃棄物の海洋投棄を禁止している。これについては、「ロンドン条約は、船からのゴミの海洋投棄を防ぐものである。汚染水流出は船からの投機ではない」と、驚くべき解釈で「違反はない」との認識を示した。

岩上安身 @iwakamiyasumi

連投10 RT @IWJ_sokuhou: 【汚染水⑩】本日、東電は流出防止の対策の一環として海付近の地下水の組み上げを開始した。しかし、未だに一日300トンの汚染水が海に流出し、日々、タンクにも汚染水は溜まり続けている。

岩上安身 @iwakamiyasumi

連投11 【汚染水⑪】汚染水問題は喫緊の課題だ。対策遅れが招いた結果ではあるが、東電だけで対応している以上、いずれ必ず手詰まりになった問題でもある。国はまるで第三者かのような無責任な対応を続けているが、当事者として、事故収束作業への積極的参加が求められる。