2013.8.7 第2回(実質4回)放射性廃棄物ワーキンググループ
- Sucha_Para
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◇2013.8.7(15:00~) 総合資源エネルギー調査会 電力・ガス事業分科会 原子力小委員会 放射性廃棄物ワーキンググループ(第2回)‐配布資料 http://t.co/gdnh1pQhmo
2013-08-07 14:43:21資料1 「地層処分の安全性を支える自然の基本的性質」(杤山委員提出資料) http://t.co/UDQfL0rrrr ガラス固化体 1本=約2 x 1016 Bq (福島第1事故で環境に放出された放射性セシウム の放射能に匹敵)
2013-08-07 15:14:53資料2 「地質環境の安定性に影響を与える地殻変動」(山崎委員提出資料) http://t.co/mf5603zkP9 1.地質環境の長期安定性と地殻変動 2.活断層の説明 3.原子力施設をめぐる、活断層の問題 4.理学と工学の狭間で
2013-08-07 15:23:57原子力小委員会 放射性廃棄物ワーキンググループ(第2回) 資料3-1 「地下環境とその働き -バリア機能に関する理解(現状と課題)-」(吉田委員提出資料)http://t.co/Z2InqbyBSx
2013-08-09 00:26:43・地下環境というのは、 「岩石(鉱物)」と「地下水」で出来ている。岩石は、基本3種類。 ・地下環境中の水みちは、断層・割れ目・岩石マトリクス。
2013-08-09 00:26:54資料4 「高レベル放射性廃棄物地層処分における地下水挙動に関する考え方」(德永委員提出資料)http://t.co/Mco9BSGWJc
2013-08-09 00:54:13〈地下水の流れを変える重要な事象〉 ・地球の温度変化-約10万年周期の温・寒のサイクル。海面の高さが100m位上下する=地下水の出口の位置が100m位上下する。降雨・地表の変化。これらの事象は、過去のことなら読み解くことはできるが、将来の見通しは、【一部の特殊な人以外はできない】
2013-08-09 01:05:53・地震-地震活動は、「流れやすさ」と「流す力」どちらにも影響を与える。「流れやすさ」変化の大きさと時間的変化を予測することはそれほど簡単ではない。「流す力」時間とともに解消されていく。
2013-08-09 01:16:25・地層処分に向けて穴を掘る-掘ったことによる坑道周りへの影響。開けた穴への地下水の湧出や空気の浸入。調査のためのボーリングの埋め戻し技術など。
2013-08-09 01:22:13- 質疑
小林:日本の地質特性に見合った技術開発が大事だと言うことであると思うが、現場で細かく調査をやっていく以外に処分地は決められないという理解で良いか。日本全国で処分地を探す際に一般化可能な形で条件を設定できるのか、それとも、固有性の強いものと考えた方が良いのか。
2013-08-10 23:10:28小林:政治的判断と、工学的・理学的判断。ほぼ工学的な判断に任せて構わないと思うが、工学の専門家が判断の責任をすべて負われるのか、それとも、その判断に当たっては、工学者の専門家のみならずもっと多様な政治的判断の観点がそこには入るべきなのか。
2013-08-10 23:15:26崎田:杤山委員へ。日本として今の処分方法を選んだ理由について教えていただきたい。 山崎委員へ。(資料2-P19)被害を最小限にする様々な対応が必要とのことであったが、断層が動くことを想定してどういう防護ができるのか教えて欲しい。
2013-08-10 23:17:45崎田:吉田委員へ。(資料3-1-P23)日本の地下環境に合致した技術の整備が必要とのことだが、日本では、それぞれ性格の違う岩質に応じてどのような技術的な対処ができれば処分地の候補地となり得るのか。 徳永委員へ。(資料4-P12)調査用ボーリングの埋め戻し技術について。
2013-08-10 23:20:33伴:第2次とりまとめレポートでは、500mと1,000mで評価しているが、どういう経緯でこの深度で評価を行ったのか。法律上300m以深に処分するとされている中で、わざわざ500mや1,000mまで掘ることをせず、300m付近で工学的な対策を取ってよしとされるのではないか。
2013-08-10 23:24:32山崎:小林委員へ。科学を詰めていってもわからないところはわからない。その場合どこかで決めなければならず、政治的判断をしなければならない。誰が責任を持つかというのは、難しいので今日は勘弁していただきたい。
2013-08-11 04:00:26山崎:崎田委員へ。科学では、いくら頑張っても小さい断層が将来ずれるかどうかはわからない。12万5千年がずれていなければ良いというのは、ある意味で政治判断として基準を作っている。工学的なシミュレーションを行って、ここまでは大丈夫という数字を出していくしか無いと思う。
2013-08-11 04:01:31吉田:伴委員へ。ウランは天然の岩石の中にあるもので酸化している状態。ただ、天然な状態で厳密な元素状態を同定することはほとんど不可能であり、たぶん色々な形を取っていると思う。セシウムについても、ナトリウム等と混ざった状態で化合物を作っている状態で、一義的に元素形態を決められない。
2013-08-11 04:10:38吉田:崎田委員へ。日本独自の花崗岩、堆積岩の特徴があり、地下の状態をもう少し具体的に調べる必要があるが、どういう工学で割れ目等に対処すべきかについてはこれまでにも蓄積がある。ある程度の場所・岩種が見えてくれば、それに適応した工学技術を整備して対応することができると思う。
2013-08-11 04:11:17